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「今そこにある危機」と向き合う『さすがに日本は、戦争なんてしないですよね!?』が刊行

東京外国語大学名誉教授・西谷修さん監修、「今そこにある危機」と向き合う、会話形式の入門書『さすがに日本は、戦争なんてしないですよね!? そもそも戦争ってなんですか?』が東京新聞出版より刊行されました。

 

私たちはどーすれば!? ニッポンはどーなる!?

ウクライナやガザなど、世界中で戦争が絶えません。
日本も決して他人事でなく、周辺地域に台湾海峡や北朝鮮など火種を抱えています。

 
しかしながら、終戦から約80年。
私たち戦後世代は戦争のリアルを知りません。

そこで、本書は「そもそも戦争ってなんですか」という問題意識から出発し、平易なわかりやすい文章とイラストで、戦争の本質や歴史、現実の危機を多角的に解説して、現代の世界と日本を考える新たな視点を提供します。

 

本書の構成

【第1章】スバリ、日本が戦争に突入する可能性はありますか?

【第2章】そもそも戦争って何ですか?

【第3章】 戦争はどうして起きてきたの?

【第4章】 戦争は防げますか?

【第5章】日本が戦争に突入する可能性

 

監修者プロフィール

西谷修(にしたに・おさむ)さんは、1950年生まれ、愛知県生出身。東京大学法学部、東京都立大学大学院、パリ第8大学などで学ぶ。フランス思想、とくにバタイユ、ブランショ、レヴィナス、ルジャンドルらを研究。明治学院大学教授、東京外国語大学大学院教授等を経て現在立教大学大学院特任教授。

著書に『不死のワンダーランド』(増補新版、青土社)、『戦争論』(講談社学術文庫)、『世界史の臨界』(岩波書店)、『理性の探求』(同)など、訳書にブランショ『明かしえぬ共同体』(ちくま学芸文庫)、レヴィナス『実存から実存者へ』(同)、バタイユ『非‐知』(平凡社ライブラリー)などがある。

 

 


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