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「資格エッセイコンテスト」受賞作を発表 パートナーを亡くしたシングルマザー、引きこもりだった青年の作品などが受賞

「資格エッセイコンテスト」受賞作を発表

「資格エッセイコンテスト」受賞作を発表

行政書士や社労士などの難関資格対策および大学受験対策のオンライン講座を運営する株式会社フォーサイトは、2018年6月27日から8月31日まで、「資格を取ることで、人生が豊かになった経験」についてのエッセイを募集する「資格エッセイコンテスト」を開催しましたが、その受賞作が決定しました。

 

力作揃いの応募作 受賞枠を5作品から9作品に拡大

フォーサイトによると、応募総数282作品から、当初は5作品が選定される予定でしたが、作品一つ一つに「資格取得を通じた豊かな人生」が描かれていて、絞ることができなかったとのことです。

そこで、受賞枠を拡大し、特別賞を加えた全9作品を入賞作となりました。

 
【金賞】
「人生の勲章」 40代・女性 (一部抜粋)

私は、娘二人を持つシングルマザーです。平成25年の夏、夫が48歳という若さで他界しました。突然の出来事でした。仕事を終え、夕飯、晩酌を楽しみ、「少し疲れたから寝るわ」と就寝。それが夫との最後の会話。突然夜中大きないびき、これは変だとすぐ救急車……病院で死亡が確認されました。司法解剖の結果も死因は不明。「突然死」というものでした。(中略)

不安な気持ちをどこへぶつけたらいいかもわからない日々を送ることになり二年近く、床に臥せる日々が続き、「私が強くならなきゃ」って思えば思うほど「自分の力の無さを痛感する」日々でした。

家族、友人に支えられ、ハローワークの扉を叩けるようにまでなった時に、私を助けてくれたのが、「資格」でした。簿記二級、建設業経理事務士二級の資格。この資格で税理士事務所へ内定が決まりました。(後略)

 
【銀賞】
「お守り」 30代・女性 (一部抜粋)

私の最終学歴は「高等学校卒業」だ。特別進学クラスにいながら、家庭の事情で大学進学を諦めざるを得なかった。同じクラスの生徒は勿論、全員が大学に進学した。そうした環境で卒業式を迎えた私の胸の中は、悔しさでいっぱいだった。自分だけが、たったひとり、別の道に進まなくてはならない……。

これといった資格も持っていなかったし、何よりも「高卒」というのが私にとっては、大きなコンプレックスとなった。だが、私はその怒りにも近い悔しさをバネに、ある資格を取得することに決めた。「行政書士」だ。(後略)

 
【佳作】
「回り道」 20代・男性 (一部抜粋)

中一のとき、突然ぼくは学校へ行けなくなった。体が震えて登校できない。こんなぼくを誰も理解してくれない。まるで犯罪者扱いされ、毎日のように両親に叱られる。先生は無視。ぼくの存在はどこにもない。部屋から出ることなく、完全に引きこもりとなってしまった。時間だけが経過し、ぼくは17歳になっていた。完全に昼夜逆転の生活で、なんとかしたくても、どうすることもできない。外に出る第一歩として、とりあえず毎朝7時、コンビニにスポーツ新聞を買いに行くことにした。(後略)

 
※受賞9作品の全文は、https://www.foresight.jp/lp/event/2018/10_essay/ に掲載されています。

 

フォーサイトとは

株式会社フォーサイトは、資格試験対策の教材を中心に制作・販売している、通信教育の企業です。

受講生の合格率が全国平均と比べて4.25倍も高い宅建講座を始めとした高い合格率が支持されいています。

2017年に年間受講者数が3万人を超え、2018年9月には累計受講者数が21万人を突破。
「学びで人生を豊かに」を企業理念とし、良質な学びを提供しサポートしていくことで、豊かな人生を送る人を増やしていきます。

★URL:https://www.foresight.jp/

 
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