「小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。」著者・清繭子さんエッセイ集『夢みるかかとにご飯つぶ』が刊行
「好書好日」での連載「小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。」が話題のライター、清繭子さんのエッセイ集『夢みるかかとにご飯つぶ』が幻冬舎より刊行されました。
二児の母、会社をやめ、小説家を目指す
【本書の内容】
母になっても、四十になっても、
まだ「何者か」になりたいんだ
私に期待していたいんだ
二児の母、会社をやめ、小説家を目指す。無謀かつ明るい生活。
朝日新聞ブックサイト「好書好日」の連載「小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。」が話題のライターが、エッセイストになるまでのお話。
最初の夢は、「黒柳徹子になる」だった。それがまあ、いろいろあって(歌手目指したり、劇団に入ったり、NHKに落ちたり、失恋したり、婚活したり、子ども産んだり)、のち、会社を辞めて小説家を目指すことに。しかし、何度新人賞に応募しても、結果は……。
キヨシ、なんでそんなに夢見がちなの?
<目次より(一部抜粋)>
柔く握る
子どもを陽にあてただけの今日
ははははるもの
父は中島
元カレが坂口健太郎に似ていてね、
プーさんと滞納
小説家になれない完全なるアリバイ
ここじゃないどこか、ってずっと言ってる
清、会社辞めるってよ
私が小説家になれないのには、101の理由があってだな
ドキュメント落選
あの日、土下座をしなかった
私たちはいつも同じところに立って
著者プロフィール
清繭子(きよし・まゆこ)さんは、1982年生まれ、大阪府出身。早稲田大学政治経済学部卒業。出版社で雑誌、まんが、絵本等の編集に携わったのち、小説家を目指して、フリーのエディター、ライターに。
ブックサイト「好書好日」にて「小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。」(https://book.asahi.com/series/11035057)を連載。「第6回深大寺恋物語」特別審査員賞を受賞。
夢みるかかとにご飯つぶ 清 繭子 (著) |
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