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【第25回読売・吉野作造賞】恒川惠市さん『新興国は世界を変えるか』が受賞

読売新聞社と中央公論新社が主催する第25回読売・吉野作造賞の受賞作が発表されました。

 

第25回読売・吉野作造賞が決定!

第25回読売・吉野作造賞の受賞作品は次の通りです。

 
◆<第24回読売・吉野作造賞 受賞作品>

恒川惠市(つねかわ・けいいち)さん
『新興国は世界を変えるか 29カ国の経済・民主化・軍事行動』(中央公論新社)

 
受賞者の恒川惠市さんは、1948年生まれ、千葉県出身。東京大学教養学部教養学科卒業、同大学院社会学研究科国際関係論専攻修了、コーネル大学政治学部大学院博士課程修了(Ph.D.取得)。東京大学および政策研究大学院大学名誉教授。専門は比較政治学、国際関係論、ポリティカル・エコノミー。著書に『企業と国家』『比較政治―中南米』『大震災・原発危機下の国際関係』など。

 
選評や受賞のことば『中央公論』7月号(6月10日)に掲載。贈賞式は7月16日に東京会館(東京都千代田区)で開催予定です。

 

読売・吉野作造賞について

読売・吉野作造賞は、読売新聞社の「読売論壇賞」と中央公論新社の「吉野作造賞」を統合する形で2000年に創設された学術賞です。政治・経済・社会・歴史・文化の各分野における優れた論文、および単行本を顕彰します。

前年1月から12月までに発表された単行本、雑誌論文を対象とし、受賞者には、正賞の文箱と副賞300万円が贈られます。

 

新興国は世界を変えるか-29ヵ国の経済・民主化・軍事行動 (中公新書)
恒川 惠市 (著)

21世紀以降、ますます存在感を強めている「新興国」。特にブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ共和国は「BRICS」と呼ばれ、リーマンショック後の世界不況を立て直す牽引役として期待された。一方、中国は海洋進出を進め、ロシアはウクライナに軍事侵攻を行う。力をつけた新興国は世界にどのような影響を与え、どこへ向かうのか? 本書は29ヵ国を新興国と特定し、経済成長、政治体制、軍事行動を分析する。

中央公論 2024年 07 月号
中央公論新社 (編集)

== 第25回 読売・吉野作造賞 発表 ==
受賞作『新興国は世界を変えるか』恒川惠市
選評 北岡伸一/猪木武徳/山内昌之/白石隆/吉川洋/村岡彰敏/安部順一

 


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