本のページ

SINCE 1991

森見登美彦さん『シャーロック・ホームズの凱旋』刊行記念トークイベント&宮島未奈さんとのスペシャル対談を開催

森見登美彦さんの2020年以来となる新刊『シャーロック・ホームズの凱旋』が中央公論新社より1月22日に刊行されます。これを記念して、森見登美彦さんによるトークイベント&スペシャル対談が2月3日(土)に京都にて開催されます。

 

トークイベントの後は、森見登美彦さん『シャーロック・ホームズの凱旋』(京都)×宮島未奈さん『成瀬は信じた道をいく』(滋賀)の対談も

ヴィクトリア朝京都、寺町通221Bに住む、名探偵シャーロック・ホームズはまさかの泥沼のスランプ中!?
『シャーロック・ホームズの凱旋』は、誰も見たことがないホームズの物語です。

 
刊行にあわせ2月3日(土)にトークイベントの実施が決定しました。

第1部は森見さんのトークイベント。新刊の舞台は京都を丸写しにした、ヴィクトリア朝京都。かのシャーロック・ホームズを、あえて京都でスランプに陥らせたそのわけとは!? じっくりお話いただきます。

第2部は、宮島未奈さんとのスペシャル対談を実施します。宮島さんは1月24日に『成瀬は信じた道をいく』(新潮社)を刊行予定。『成瀬は天下を取りにいく』の続編で、お隣の滋賀県が舞台です。話題のお二人は京都大学のご出身。学生時代を過ごした京都での対談が実現します。

 
【イベント概要】

■日時:2024年2月3日(土) 17:00~(16:45開場)

■場所:キャンパスプラザ京都(京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939)

■スケジュール
◎第1部 17:00~:『シャーロック・ホームズの凱旋』刊行記念 森見登美彦トークイベント
◎第2部 18:15~:森見登美彦さん×宮島未奈さん スペシャル対談

■イベント参加方法
京都府書店商業組合または滋賀県書店商業組合の加盟書店にて『シャーロック・ホームズの凱旋』『成瀬は信じた道をいく』どちらか1冊購入+イベント参加料1,000円(税込)をお支払いいただくと、「イベント参加券」をお渡しします。もちろん2冊購入も大歓迎です。
「イベント参加券」の事前予約は1月12日(金)より開始します。人数は200名、先着順となります。詳細は加盟書店店頭にてご確認ください。

■イベント特典(当日お渡し)
◎『シャーロック・ホームズの凱旋』サイン入りブックカバー
◎『成瀬は信じた道をいく』サイン入りしおり

■主催:京都府・滋賀県書店商業組合

 

登壇者プロフィール

 
■森見登美彦(もりみ・とみひこ)さん

1979年生まれ、奈良県出身。作家。京都大学在学中に執筆した『太陽の塔』で2003年に第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー。

2006年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞、第137回直木賞の候補となり、翌年の第4回本屋大賞の2位を獲得した。その後、2010年『ペンギン・ハイウェイ』で第31回日本SF大賞、2014年『聖なる怠け者の冒険』で第2回京都本大賞、2017年『夜行』で第7回広島本大賞、2019年『熱帯』で第6回高校生直木賞を受賞。映像化・舞台化された著書も多数。

 
■宮島未奈(みやじま・みな)さん

1983年生まれ、静岡県富士市出身。滋賀県大津市在住。京都大学文学部卒業。2021年「ありがとう西武大津店」で第20回「女による女のためのR-18文学賞」大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞。同作を含む『成瀬は天下を取りにいく』でデビュー、10万部を突破し話題になる。昨年12月には、「第11回 静岡書店大賞」小説部門で大賞を受賞雑誌「ダ・ヴィンチ」の「BOOK OF THE YEAR 2023」で小説ランキング、全国の小説好きが選ぶ「読書メーター OF THE YEAR 2023-2024」紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30を選出する「キノベス!2024」などで1位を獲得するなど、立て続けにアワード受賞を果たしました。続編の『成瀬は信じた道をいく』も今年1月24日(水)に刊行予定です。

 

シャーロック・ホームズの凱旋
森見 登美彦 (著)

「天から与えられた才能はどこへ消えた?」

舞台はヴィクトリア朝京都。
洛中洛外に名を轟かせた名探偵ホームズが……まさかの大スランプ!?

—–
この手記は脱出不可能の迷宮と化した舞台裏からの報告書である。
いつの間にか迷いこんだその舞台裏において、私たちはかつて経験したことのない「非探偵小説的な冒険」を強いられることになったわけだが、世の人々がその冒険について知ることはなかった。スランプに陥ってからというもの、シャーロック・ホームズは世間的には死んだも同然であり、それはこの私、ジョン・H・ワトソンにしても同様だったからである。
シャーロック・ホームズの沈黙は、ジョン・H・ワトソンの沈黙でもあった。
—–(本文より)

謎が謎を呼ぶ痛快無比な森見劇場、ついに開幕!

成瀬は信じた道をいく
宮島 未奈 (著)

成瀬の人生は、今日も誰かと交差する。「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の受験を見守る父、近所のクレーマー主婦、観光大使になるべく育った女子大生……。個性豊かな面々が新たに成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎が故郷へ帰ると、成瀬が書置きを残して失踪しており……!? 読み応え、ますますパワーアップの全5篇!

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です