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佐伯泰英さん「文庫書下ろし時代小説」300冊突破! 文藝春秋『恋か隠居か』×光文社『陰流苗木』を同月刊行!

「佐伯泰英300冊 カウントダウンプロジェクト」を展開する文藝春秋と光文社は2024年1月、佐伯泰英さんの「文庫書下ろし時代小説」300冊目『恋か隠居か』(文藝春秋)と301冊目『陰流苗木』(光文社)を同月刊行します。

 

佐伯泰英さん時代小説300冊目、「小籐次」が帰ってきた!

◆江戸の人気者が帰ってきた! 記念書き下ろし

300冊の記念作に佐伯泰英さんが選んだのは、中高年の星・赤目小籐次!

小籐次は、もと豊後森藩江戸下屋敷の厩番で、主君の恥辱を注ぐために藩を辞して四藩の大名行列を襲った「御鑓拝借」事件以来、江戸中の人気者となった初老の男。無類の酒好きながら来島水軍流の剣の達人で、殿様から長屋の住人まで皆から頼られる存在。

今作でも、世間ではお蔭まいりが大流行する中、成長した息子の駿太郎とともに町道場の危機を救うべく活躍します!

 
<作者「あとがき」より>

お城の白書院で十一代将軍徳川家斉公らに来島水軍流を披露して備前古一文字則宗を下賜された若武者が娘武者の愛の門弟とは。いかなる物語が展開するか。「隠居」の筆者はひたすら楽しみながら、『恋か隠居か』を執筆した。

 

301冊目はなんと新シリーズ! 迫力の記念書下ろし!

光文社は2024年1月11日(木)、佐伯泰英さんの『陰流苗木 芋洗河岸(1)』を刊行します。佐伯泰英さんの文庫書下ろし時代小説の記念すべき「301冊め」となる作品です。

 
佐伯泰英さんの記念すべき301冊め『陰流苗木』から、なんと新シリーズが開幕します! 

主人公は、美濃の小藩、苗木藩の代官であった小此木(おこのぎ)善次郎。藩からの給金が半分に減らされ困窮し、浪人に。江戸に流れ着き、神田明神下の「一口(いもあらい)長屋」という不思議な名を持つ長屋に住まいすることに。在所者の浪人が大旋風を巻き起こします。

長屋の謎あり、迫力の剣戟あり、人情あり、まさに「これぞ佐伯泰英」というべき読み応えの作品です。

3巻完結の新シリーズを、3月まで3か月連続刊行します。

 
【あらすじ】

神田明神下にある一口長屋に、妻子連れの侍が流れ着く。藩を食いつめ美濃を出てきた、その名は小此木善次郎。職業なし、金もなし、どこかとぼけたこの侍、じつは剣の達人と知れる。親切な住人や大家が揃う一口長屋に溶け込む一家だったが、長屋には隠された秘密があると知れ、善次郎はやがてその秘密の渦に巻き込まれていく――。手に汗握る新シリーズ開幕!

 
<刊行予定>

◎301冊目『陰流苗木』1月11日発売
◎302冊目『長屋の騒ぎ(仮)』2月14日発売
◎303冊目『未だ謎(仮)』3月13日発売

 

新シリーズ開幕&記念プロジェクト開催

 
プロジェクト(1) 佐伯泰英さん特製!感謝のしおりをプレゼント

300冊め『恋か隠居か 新・酔いどれ小籐次(二十六)』(文春文庫)と301冊め『陰流苗木 芋洗河岸(1)』(光文社文庫)に、佐伯さんから全読者へのプレゼントとしてここでしか手に入らない「特製しおり」を封入します(初回出荷分のみ)。

 
プロジェクト(2) スマホで《佐伯泰英作品で江戸めぐり》スタンプラリー

江戸末期の古地図と現代図を重ねて表示可能な古地図アプリ「大江戸今昔めぐり」内で、佐伯作品にちなんだスポットをめぐって楽しめます。

実施期間は1月15日~4月15日を予定しています。
ラリーの完走者には特製の「完走証明書」をプレゼント!

※光文社文庫、文春文庫の合同企画です。詳細は近日公開予定。

 

〈電子書籍〉シリーズ1巻1日無料&最大30%ポイント還元フェア開催!

文藝春秋と光文社は、佐伯泰英さんの文庫書き下ろしの時代小説300冊突破を記念し、合同で電子書籍フェアを主要電子書店で開催します。

 
■フェア内容:1月13日(土)の1日限定で、主要電子書店にて佐伯泰英さんの7シリーズの冒頭1巻を無料配信します。

■開催日時:2024年1月13日(土)【1日限定】

■対象作品:文藝春秋5タイトル、光文社2タイトルの計7タイトル
1)『陽炎ノ辻 居眠り磐音(一)決定版』
2)『御鑓拝借 酔いどれ小籐次(一)決定版』
3)『完本 密命 巻之一 見参! 寒月霞斬り』
4)『声なき蝉 上 空也十番勝負(一)決定版』
5)『橘花の仇 鎌倉河岸捕物控〈一の巻〉』
6)『八州狩り 夏目影二郎始末旅(一)―決定版―』
7)『流離吉 原裏同心(1) 決定版』

■実施書店:Kindle、楽天Kobo、hontoなどの主要電子書店

 
<対象作品最大30%ポイント還元キャンペーンも実施!>

■内容:30%ポイント還元など

■開催日時:2024年1月15日(月)~1月28日(日)

■対象作品:文藝春秋168タイトル、光文社62タイトル

■実施書店:Kindle、楽天Kobo、hontoなどの主要電子書店

※電子書店により内容が異なる場合があります。各書店の販売サイトにてご確認ください。

 

著者プロフィール

佐伯泰英(さえき・やすひで)さんは、1942年生まれ、北九州市出身。日本大学芸術学部卒業。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。

1999年、時代小説に転向。「密命」シリーズを皮切りに次々と作品を発表して高い評価を受け、〈文庫書き下ろし時代小説〉という新たなジャンルを確立、文庫書下ろし作品のみで累計6500万部突破の快挙を成し遂げる。2024年1月、文庫書下ろし作品のみで累計300冊突破の快挙を成し遂げることに。

おもな著書に、2019年に映画化された「居眠り磐音」、「空也十番勝負」「新・酔いどれ小籐次」「照降町四季」「密命」「吉原裏同心」「夏目影二郎始末旅」「鎌倉河岸捕物控」「交代寄合伊那衆異聞」「古着屋総兵衛影始末」「新・古着屋総兵衛」各シリーズ、『新酒番船』『出絞と花かんざし』など多数。2018年、「〈文庫書き下ろし時代小説〉という新たなジャンルを確立。平成の読者からの圧倒的支持を得て、累計発行部数は6300万部を突破(当時)、出版界を大いに活性化させた」ことを評価され、第66回菊池寛賞を受賞

 

恋か隠居か 新・酔いどれ小籐次(二十六) (文春文庫)
佐伯 泰英 (著)

文庫書き下ろし時代小説、めでたく300冊に到達した
記念の一作として、人気者の「酔いどれ小籐次」が帰ってきました!

お伊勢参りが流行する中、江戸は三十間堀の小さな町道場がのっとりの危機にあっている。道場主とその孫娘の窮地を救うため、18歳の駿太郎は名を秘して入門する。
たくましく賢く成長した息子を見守り、隠居を考える小籐次だったが-―

あの「鼠小僧」も再び登場!?
恋と勝負と涙の感動作。

陰流苗木 芋洗河岸(1) (光文社文庫)
佐伯泰英 (著)

3か月連続刊行 新シリーズ、第1弾
職業なし、住むあてなし。しかしその侍、剣の達人。
美濃を食いつめた浪人・小此木善次郎が、江戸に大旋風を巻き起こす!
この読み応えが、佐伯泰英。

【内容紹介】
神田明神下にある一口長屋に、妻子連れの侍が流れ着く。
藩を食いつめ美濃を出てきた、その名は小此木善次郎。
職業なし、金もなし、どこかとぼけたこの侍、じつは剣の達人と知れる。
親切な住人や大家が揃う一口長屋に溶け込む一家だったが、長屋には隠された秘密があると知れ、
善次郎はやがてその秘密の渦に巻き込まれていく――。
3か月連続刊行、手に汗握る新シリーズ(全3巻)開幕!

 
【関連】
佐伯泰英 特設サイト 2024年1月4日『恋か隠居か 新・酔いどれ小籐次(二十六)』発売決定! | 特設サイト – 文藝春秋BOOKS
佐伯泰英 特設サイト | 光文社文庫 | 光文社

 


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