宮島未奈さん『成瀬は天下を取りにいく』が「中高生におすすめする司書のイチオシ本2023年版」で第1位を獲得
中高生にとって最も身近な本のプロである「学校司書」の方々が今年最も推したい本を選ぶ「中高生におすすめする司書のイチオシ本2023年版」が発表され、宮島未奈さん著『成瀬は天下を取りにいく』が1位に輝きました。
中高生にこそ読んでほしい! 宮島未奈さん『成瀬は天下を取りにいく』が学校司書さん達の“推しの一冊”に輝きました!
「中高生におすすめする司書のイチオシ本2023年版」は、京都府私立学校図書館協議会司書部会が企画するおすすめ本ランキングです。京都に数多くある私立中学校・高等学校の司書、図書館スタッフ、教員の皆さまが、2023年度に発行された本の中から、中高生におすすめしたい「司書のイチオシ本」を選ぶもの。
来年には、京都府下の私立中学校図書館をはじめ、京都府下の書店並びに大阪・兵庫の書店でも企画展示が行われる予定です。
『成瀬は天下を取りにいく』は、「第11回 静岡書店大賞」小説部門で大賞を受賞、雑誌「ダ・ヴィンチ」の「BOOK OF THE YEAR 2023」で小説ランキングで1位、全国の小説好きが選ぶ「読書メーター OF THE YEAR 2023-2024」でも1位を獲得するなど、立て続けにアワード受賞を果たしました。大人から子供まで、世代を超えて愛される読み応え抜群の一冊。続編の『成瀬は信じた道をいく』も来年1月24日(水)に刊行予定です。
<著者・宮島未奈さんからのコメント>
『成瀬は天下を取りにいく』のテーマのひとつは「未来のことはわからない」ということです。
3年前のわたしは小説家になれるかどうかすらわかりませんでした。
デビュー作にもかかわらずたくさんの人から好評をいただき、とてもうれしいです。
読者の皆さまにも素晴らしい未来が訪れますように。
『成瀬は天下を取りにいく』について
【『成瀬は天下を取りにいく』あらすじ】
「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。
M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。日々全力で我が道を突き進む成瀬から、きっと誰もが目を離せない。
発売前から超話題沸騰! 圧巻のデビュー作にして、いまだかつてない青春小説。
なお、印象的なカバーイラストを描いたのは、福岡を拠点に活動している人気イラストレーター・ざしきわらしさんです。
<宮島未奈(みやじま・みな)さん プロフィール>
1983年生まれ、静岡県富士市出身。滋賀県大津市在住。京都大学文学部卒業。2018年「二位の君」で第196回コバルト短編小説新人賞を受賞(宮島ムー名義)。2021年「ありがとう西武大津店」で第20回「女による女のためのR-18文学賞」大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞。同作を含む『成瀬は天下を取りにいく』がデビュー作。
成瀬は天下を取りにいく 宮島 未奈 (著) |
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