日本におけるポリアモリーの実態に迫る! 荻上チキさん『もう一人、誰かを好きになったとき』が刊行
国内で初めて複数愛を取材・調査した衝撃のノンフィクション、荻上チキさん著『もう一人、誰かを好きになったとき ポリアモリーのリアル』が新潮社より刊行されました。
愛する人は一人だけじゃない、ポリアモリーという生き方
ジェーン・スーさん衝撃!
「安心が得られる他者との関係性の築き方に、これほどバリエーションがあるとは知らなかった」
「不倫」や「浮気」に関して厳しい目を向けられる昨今、複数の恋人やパートナーを持つという「ポリアモリー」は常に物議をかもすテーマですが、決して遠い世界の話ではなく、日本においてもその実践者は多数存在します。本書は、国内におけるポリアモリーの実態を初めて調査した驚きのルポルタージュです。
【本書の概要】
相手の合意を得たうえで、ふたり以上の恋人やパートナーを持つ――そのような関係性をポリアモリーという。不倫や浮気とは何が異なる? 嫉妬の感情は生まれないのか? 子育てはどのように行うのか? 社会のなかで抱える困難とは? 日本に暮らす当事者100人以上に取材・調査してその実態を伝える、国内初の複数愛ルポルタージュ。
<本書に登場するエピソード>
◆ポリーをカミングアウトし離婚を選んだ女性
「ずっとこんな自分に罪悪感を抱えていて、『結婚したら変わる』と思っていたけど違ってました」
◆妻と恋人と三人で暮らした経験を持つ男性
「妻はあまり嫉妬をしない人。でも『その日どちらと寝るか』という問題はありました」
◆夫と子供、そして彼氏と「ポリファミリー」を築く女性
「夫と彼氏と一緒に子育てをしていて、いまは皆で暮らすための家を建てています」
著者プロフィール
荻上チキ(おぎうえ・ちき)さんは、1981年生れ。評論家。社会調査支援機構チキラボ所長。NPO法人ストップいじめ!ナビ代表。
著書に『彼女たちの売春(ワリキリ)』『未来をつくる権利』『災害支援手帖』『いじめを生む教室』など、共著に『社会運動の戸惑い』、編著に『宗教2世』など。
ラジオ番組「荻上チキ・Session」(TBSラジオ)パーソナリティ。同番組で、ギャラクシー賞を受賞(2015年度DJパーソナリティ賞、2016年度ラジオ部門大賞)。
もう一人、誰かを好きになったとき:ポリアモリーのリアル 荻上 チキ (著) 私が愛する人は一人だけじゃない──。 |
【関連】
▼試し読み | 荻上チキ 『もう一人、誰かを好きになったとき―ポリアモリーのリアル―』 | 新潮社
◆旬の商品に群がり稼ぐ「転売ヤー」の現場に密着! 奥窪優木さん『転売ヤー 闇の経済学』が刊行 | 本のページ
◆石田夏穂さん『ミスター・チームリーダー』刊行記念!羽田圭介さんとのトークイベントを開催 | 本のページ
◆性を生きるシニア世代の女性たちの赤裸々なノンフィクションエッセイ! 工藤美代子さん『終の快楽』が刊行 | 本のページ
◆胸の奥底にあった「母であることの苦悩」が溢れ出す――『母親になって後悔してる、といえたなら』が刊行 | 本のページ