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「ぺス山ポピー」改めスタニング沢村さん『佐々田は友達』第1巻刊行記念!スタニング沢村さん×山田玲司さんトークイベントを開催

漫画家・スタニング沢村さん作『佐々田は友達』第1巻が文藝春秋より刊行されました。これを記念して、青山ブックセンター本店にて、スタニング沢村さんと漫画家・山田玲司さんによるトークイベント「この時代に心を守りながら愉快に創造し続ける方法」が12月11日(月)に開催されます。

 

ひとりの高校生の、ひとりの友達の、変身の物語

『佐々田は友達』は、これまで『実録 泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました。』『女(じぶん)の体をゆるすまで』などの作品のある漫画家・ぺス山ポピーさんが、スタニング沢村とペンネームを改めて描く、初の長編ストーリー作品です。

 
【あらすじ】

埼玉県の高校に通う佐々田絵美。
虫や植物が好きで、ひとりの時間が大切で、まだ自分の形がはっきりしていない16歳。

同じクラスの中心人物・高橋優希。
みんなと過ごす時間と、騒ぐことが大好きで、家での時間はちょっとしんどい。

そんなふたりは、ある日の放課後、学校の近くの雑木林で出会って…。

 
★文春オンライン「佐々田は友達」連載ページ:https://bunshun.jp/category/sasada

 
<熱い声援続々!>

◆コナリミサトさん(『凪のお暇』著者)
「くさくさしていた高校時代の思い出が、もしかしたらそんなに悪いものではなかったのかも。と思い直せるような、そんなマンガ」

◆田村書店吹田さんくす店・村上望美さん
「さほど起伏の無い物語なのに、台詞のひとつひとつが、コマの端の情景が、私の胸を掴んで離してくれませんでした。高橋と佐々田のやりとりを中心に、「別に嫌ったり見下してはいないけれど苦手な人たち」の雰囲気が、私が今まで通り過ぎてきた数々の記憶と重なり、知らず泣きそうになりました。そして最後に明かされる佐々田の秘めた願い。作者さんが書いてらしたとおり、「佐々田は友達」のタイトルで行きつく先は決まっている、のがさらに胸を炙られるような、鮮烈な痛みと優しさを感じます。ぜひともたくさんの人に読んで頂いて、その人なりの読み方をしてほしい」

◆丸善 日吉東急アベニュー店・館石さん
「クラスのグループの雰囲気、カースト上位の空気感、人に怒られてしまった佐々田の気持の抱え方、なんて描写がうまいのだろう…と、しばらくボーっとしてしまいました。
心に秘めたモヤモヤや、悪口気味のセリフなどが嫌に感じない(絵柄がほんわかしてるので)だけどものすごくリアルでした。ぜひ続きを読みたい作品?」

 
<スタニング沢村さんコメント>

 

トークイベント「この時代に心を守りながら愉快に創造し続ける方法」開催概要

今回のイベントでは、文春オンラインで連載中の『佐々田は友達』の作者・スタニング沢村さんと、『B-バージン』『絶望に効くクスリ』『アリエネ』などで知られる漫画家・山田玲司さんが「この時代に心を守りながら愉快に創造し続ける方法」をテーマに語り合います。

 
■開催日時:2023年12月11日(月)19:00~20:30(開場 18:30~)

■料金:1,540円(税込)

■定員:90名

■会場:青山ブックセンター本店 大教室

★詳細&申込み:https://aoyamabc.jp/collections/event/products/12-11-sutaningusawamuraevent

 

登壇者プロフィール

 
■スタニング沢村(すたにんぐ・さわむら)さん

漫画家。ぺス山ポピー名義で発表した、自身の性的嗜好を赤裸々に描いたエッセイ『実録 泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました。』(新潮社)でデビュー。ほかに『女(じぶん)の体をゆるすまで』(小学館)がある。

性別欄に“どちらでもない”があると安心するトランスジェンダー(Xジェンダー、ノンバイナリー)。

★X(旧Twitter)アカウント:https://twitter.com/poppypesu

 
■山田玲司(やまだ・れいじ)さん

漫画家。1966年生まれ、東京都出身。多摩美術大学美術学部絵画科卒業。

作品に『絶望に効く薬』『ゼブラーマン』『Bバージン』『美大受験戦記 アリエネ』『CICADA』など。

★公式サイト:https://yamada-reiji.com/
★X(Twitter):https://twitter.com/yamadareiji

 

※以下はAmazonへのリンクです。

佐々田は友達 1
スタニング沢村 (著)

茶畑高校に通う高橋優希。人生はパーティーチャンスの連続で、楽しむことが大好き。
同じく茶畑高校に通う佐々田絵美。カナヘビとカマキリが大好きで、自分自身の形がまだはっきりしない16歳。
クラスの一番遠くにいた二人が、ある日の放課後、偶然出会って?

「くさくさしていた高校時代の思い出が、もしかしたらそんなに悪いものではなかったのかも。と思い直せるような、そんなマンガ」コナリミサト(「凪のお暇」)も絶賛の第1巻!

 
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