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斜線堂有紀さんらがTwitterが無くなった世界を描く『小説集 Twitter終了』が刊行

中央公論新社は、『小説集 Twitter終了』を11月20日に刊行します。文学フリマ東京36で話題沸騰の小説集を、Twitterの「X」への改名や各種サービスの終了を受け、緊急書籍化したものです。青井タイルさん、足立いまるさん、乙宮月子さん、根谷はやねさん、九科あかさん、斜線堂有紀さんが参加。

 
<『小説集 Twitter終了』概要>

恋も友情もあった。人生があった。ここだけが私たちの居場所だった――。

まだ「X」を「Twitter」と呼んでしまうあなたへ。
青い鳥が飛び回る空間を愛し続けた作家たちが紡ぐ、「Twitterが無くなった世界」をめぐる6つの物語。

 
【【収録作一覧】

■青井タイルさん「オタクどもの聖霊降臨日」
Twitterが終わろうとしている今、オタクたちはどう生きるか。

■足立いまるさん「それじゃあまた、Twitterという天国で会おう」
昔、相互フォローになった女性から、突然DMが送られてきた。

■乙宮月子さん「近くて遠い二人の距離」
学生時代からの友人は、今はインスタグラマーをやっている。

■根谷はやねさん「もう一人のあなたを作る方法」
誰からも愛される同級生が死んだ。私は彼女のアカウントにログインした。

■九科あかさん「結論から言うと、ツイッターが一番性に合いました」
私がやってしまったことを告白する相手は、あなたがいいと思ったんです。

■斜線堂有紀さん「Twitterが終了したので、ここでしか繋がっていなかった助手との関係が切れた。」
探偵と助手として多くの事件を解決したのに、俺はあいつのことを何も知らない。

 

小説集 Twitter終了
青井 タイル (著), 足立 いまる (著), 乙宮 月子 (著), 根谷 はやね (著), 九科 あか (著), 斜線堂 有紀 (著)

2023年夏、突如として「X」と名前を変えられ、姿を消した世界最大のSNSプラットフォーム、Twitter。たったひとりの人間の思惑によって、居場所を奪われた人たちがいた。無邪気に飛び回る青い鳥を、140字でしか気持ちを伝えられない世界を、愛し続けた作家たちが紡ぐ「Twitterなき世界」の物語集。

 


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