寺山修司さん没後40年――『世界でいちばん孤独な夜に 寺山修司のことば集』が刊行
大和書房は、『世界でいちばん孤独な夜に 寺山修司のことば集』(著:寺山修司さん)をだいわ文庫より刊行しました。
現代に甦る寺山修司の名言集
本書は、今年没後40周年の寺山修司さんの真骨頂といえる、ロマンチックで物語性があり、現代においても私たちの揺れる心に寄り添う言葉のかけらを集めた一冊です。今に生きる私たちの生きづらさ、孤独、悲しみに染み入る、340以上のメッセージを収録。
<本書の目次>
一.ひとりぼっちの夜
孤独、少女、わたし、涙、人形、鏡
二.夢みる肉体
身体、恋、愛、夢、美、猫、花
三.海は終わらない
海、星、月、荒野、水平線・地平線、飛
四.水に書く詩人
質問、ことば、詩、書物、手紙、数
五.かなしい時計番
時、季節、思い出、故郷
六.あしたまた旅立つ
旅、死、喪、悲、嫌、惨、悪
七.さよならをください
幸福、希望、約束、さよなら
著者プロフィール
寺山修司(てらやま・しゅうじ)さんは、青森県弘前市生まれ(1935―1983)。日本の詩人・歌人・劇作家。演劇実験室「天井棧敷」主宰。
青森高校在学中より俳句、詩に才能を発揮。早稲田大学教育学部に入学(後に中退)した1954(昭和29)年、「チェホフ祭」50首で短歌研究新人賞特選を受賞。歌人、脚本家、演出家、映画監督、写真家、エッセイストなど、活動分野は多岐にわたり、世界中で評価された。肝硬変と腹膜炎のため敗血症を併発し、47歳で死去。著書の多くは、現在も変わらずに多くの読者に読み継がれている。
『われに五月を』(日本図書センター)、『書を捨てよ、町へ出よう』(角川文庫)、『ポケットに名言を』『不良少女入門』(ともに大和書房)など著書多数。
世界でいちばん孤独な夜に 寺山修司のことば集 (だいわ文庫) 寺山修司 (著) 今に生きる私たちの生きづらさ、孤独、悲しみに染み入る、三四〇以上のメッセージ。 装画:オートモアイ |
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