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世田谷文学館「江口寿史展 ノット・コンプリーテッド」を”生解説” ニコニコ美術館に江口寿史さんが出演

ドワンゴが提供するライブ配信サービス「ニコニコ生放送」で提供している、学芸員や専門家の解説とともに展覧会の魅力を届けるオンライン・ギャラリートーク企画番組「ニコニコ美術館」にて、2023年11月28日(火)19時より、漫画家・イラストレーターの江口寿史さんをゲストに迎え、世田谷文学館で開催中の展覧会「江口寿史展 ノット・コンプリーテッド」を本人が生解説しながら紹介する特別企画番組をライブ配信します。

 

江口寿史の”生解説”で展覧会を巡る!世田谷文学館「江口寿史展 ノット・コンプリーテッド」

「江口寿史展」は、漫画作品の生原稿や10代の頃に描きためた創作ノートなど貴重な約600点の資料が展示された、江口寿史さんの漫画家・イラストレーター人生のこれまでとこれからが詰まった展覧会です。

 
今回「ニコニコ美術館」では、展覧会開幕から1か月で約100枚もの原画が追加されるなど日々変化しつづけている展示を、会期のど真ん中で、江口さんと会場を練り歩きながら本人の直接解説とともにお届けします。

聞き手を務めるのは、江口さんが「仲良し」と公言している友人でもあるガールズバンド・Gacharic Spinのアンジェリーナ1/3さん。エンディングでは、江口さんがアンジェリーナ1/3さんをライブスケッチするコーナーも実施します。

 
〈世田谷文学館「江口寿史展 ノット・コンプリーテッド」を本人の生解説付きで巡ろう〉番組概要

■放送日時:2023年11月28日(火)19時00分~21時00分終了予定

■出演者:江口寿史さん(漫画家・イラストレーター)、アンジェリーナ1/3さん(Gacharic Spin(ガチャリックスピン))

★視聴URL:https://live.nicovideo.jp/watch/lv343058589

 

「江口寿史展 ノット・コンプリ-テッド」展覧会 開催概要

▲『ストップ!!ひばりくん!』第16話「はいりません!!の巻」(『週刊少年ジャンプ』1982年2月22日号)に使用されたイラストをもとにデザインされた「江口寿史展 ノット・コンプリーテッド」のメインビジュアル

▲『ストップ!!ひばりくん!』第16話「はいりません!!の巻」(『週刊少年ジャンプ』1982年2月22日号)に使用されたイラストをもとにデザインされた「江口寿史展 ノット・コンプリーテッド」のメインビジュアル

■会期:2023年9月30日(土)~2024年2月4日(日)

■会場:世田谷文学館 2階展示室(東京都世田谷区南烏山1-10-10)

■時間:10:00~18:00(展覧会入場/ミュージアムショップの営業は17:30まで)

■休館日:毎週月曜日・年末年始休館(12月29日~1月3日)
※ただし、10月9日(月・祝)、1月8日(月・祝)は開館、翌日休館

★公式サイト:https://www.setabun.or.jp/exhibition/20230930-20240204_hisashieguchi.html

 

江口寿史さん プロフィール

1956年生まれ、熊本県出身。漫画家・イラストレーター。

1977年「週刊少年ジャンプ」にて漫画家デビュー。斬新なポップセンスと独自の絵柄で漫画界に多大な影響を与える。代表作に『すすめ!!パイレーツ』『ストップ!!ひばりくん!』『エイジ』『キャラ者』など。1992年、短篇集『江口寿史の爆発ディナーショー』で第38回文藝春秋漫画賞を受賞。80年代からはイラストレーターとしても多方面で活躍。企業とのタイアップ広告、CDジャケットのアートワークなどを数多く手掛け、同年代のファッションやカルチャーを取り入れた作品群は圧倒的な評価を受け続けている。

 

ニコニコ美術館について

「ニコニコ美術館」(通称:ニコ美(び))は、ニコニコを通して各地の美術館・博物館・展覧会・寺社の魅力を伝えたいという意図のもと、2012 年の放送開始以来、これまで200 回以上の配信をお届けしています。歴史的展示物をオンラインで気軽に観賞できるだけでなく、造詣の深い出演者による熱のこもった丁寧な解説を通して展示を深く知ることができるのが特徴です。また、ニコニコのコメント・アンケート機能を通して、全世界の視聴者とリアルタイムに感動や驚きを分かち合いながらコミュニケーションを楽しめます。

※ニコニコ美術館は、ニコニコの会員登録不要、無料で視聴できます。ニコニコのコメント機能を使用する際は、無料の会員登録が必要です。

★URL:https://ch.nicovideo.jp/niconicomuseum

 

江口寿史 扉絵大全集: COVER ART COLLECTION OF EGUCHI HISASHI
江口 寿史 (著)

江口イラストの原点は〈マンガの扉絵〉!

江口寿史のイラストの原点は〈マンガの扉絵〉だった!
鴨川つばめ『マカロニほうれん荘』の扉絵に衝撃を受け、1979年創刊の雑誌「イラストレーション」では湯村輝彦、鈴木英人、永井博、林静一といったイラストレーターたちを知った江口寿史は、毎回マンガの扉絵で、本編とはまったく関係のない絵を描いて、イラストの描き方を試していたという。
カラーを使わずにトーンの差で表現する。トーンを使わずに線だけで描く。筆で木版風に。スクリーントーンで眼鏡の影を表わす、などなどを実験をしていたのだ。マンガで初めてカラートーンを使ったのも江口寿史。ただ、まずは扉絵を描いてテンションを上げてから、ネームを描くという感じになっていったということから、本編が二、三ページで終わってる回もあったそうだが……。
本書は、『すすめ!!パイレーツ』『ストップ!!ひばりくん!』『「エイジ」』をはじめ、『パパリンコ物語』『ラッキーストライク』『イレギュラー』までの、ほぼすべての作品の扉絵を大集成し、江口寿史の「絵の歴史」が一望できるイラストレーション集である。

【編集担当からのおすすめ情報】
いまや人気イラストレーターとして知られる江口寿史は、もちろんマンガ家でした。
『すすめ!!パイレーツ』はベストセラー、『ストップ!!ひばりくん!』も各巻百万部を超える大ベストセラー。『寿五郎ショー』『江口寿史のなんとかなるでショ!』『江口寿史の爆発ディナーショー』では、マンガ好きを唸らせる作品を描き、『爆発ディナーショー』では文藝春秋漫画賞を受賞しています。本書は、9月30日から開催される世田谷文学館での「江口寿史展」に呼応したイラストレーション集で、江口寿史の絵がどう変わってきたかを一望することができる、初のおそらく世界初の〈マンガの扉絵全集〉です。

 
【関連】
世田谷文学館|江口寿史展 ノット・コンプリーテッド
世田谷文学館「江口寿史展 ノット・コンプリーテッド」を本人の生解説つきで巡ろう(出演:アンジェリーナ1/3)【ニコニコ美術館】 – 2023/11/28(火) 19:00開始 – ニコニコ生放送

 


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