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「江口寿史展」開催記念!『江口寿史 扉絵大全集』が刊行

世田谷文学館(東京・世田谷)にて、「江口寿史展 ノット・コンプリーテッド」が9月30日より開催されます。これを記念して、10月4日には『江口寿史 扉絵大全集』が小学館より刊行されます。

 

江口寿史さんの伝説的漫画の扉絵、漫画誌の表紙が集結!『江口寿史 扉絵大全集』が発売に

80年代から現在に至るポップカルチャーの象徴ともされるイラストレーター、江口寿史さんは、幅広い世代に様々な影響を与え続けています。

さらに、彼は『すすめ!!パイレーツ』や『ストップ!!ひばりくん!』ほか、強烈なギャグマンガで人気を博した漫画家でもあります。

 
9月30日(土)より世田谷文学館(東京都世田谷区南烏山1-10-10)にて、「江口寿史展 ノット・コンプリーテッド」という展覧会を開催します。

本展は江口作品の〈漫画〉にスポットを当てた展覧会です。

 
今では当たり前のように親しまれている江口寿史さん独自の「かわいい」「女の子」の表現。ファンが再開を熱望するギャグ漫画の世界。「漫画の中にイラストを描く」という独自の手法を追求する江口さんは、1977年のデビューから45年を経て、その存在感を増していくに違いありません。

※「江口寿史展 ノット・コンプリーテッド」関連イベントの詳細は世田谷文学館WEBサイト(https://www.setabun.or.jp/)をご覧ください。

 
今回の展覧会「江口寿史展 ノット・コンプリーテッド」の開催を記念し、小学館では『江口寿史 扉絵大全集』を発売します。

『すすめ!!パイレーツ』『ストップ!!ひばりくん!』『パパリンコ物語』をはじめとする江口寿史さんの伝説的漫画の扉絵、漫画誌の表紙を収録した画集の決定版。漫画への情熱が充満した、これぞ漫画家、江口寿史さんの集大成という内容になります。

 
10月4日の書店発売に先駆け、上記の世田谷文学館での「江口寿史展 ノット・コンプリーテッド」の会場では本書の先行発売が行われます。世田谷文学館会場限定の購入特典として「江口寿史扉絵大全集特製ショッパー袋」がもらえます。特典は数量限定ですので、なくなり次第終了となります。

▲美少女イラスト扉絵のひとつ (c)Eguchi Hisashi「パパリンコ物語」beat.5 今日でお別れ!?

▲美少女イラスト扉絵のひとつ (c)Eguchi Hisashi「パパリンコ物語」beat.5 今日でお別れ!?

 

「江口寿史展 ノット・コンプリ-テッド」展覧会 開催概要

▲『ストップ!!ひばりくん!』第16話「はいりません!!の巻」(『週刊少年ジャンプ』1982年2月22日号)に使用されたイラストをもとにデザインされた「江口寿史展 ノット・コンプリーテッド」のメインビジュアル

▲『ストップ!!ひばりくん!』第16話「はいりません!!の巻」(『週刊少年ジャンプ』1982年2月22日号)に使用されたイラストをもとにデザインされた「江口寿史展 ノット・コンプリーテッド」のメインビジュアル

■会期:2023年9月30日(土)~2024年2月4日(日)

■会場:世田谷文学館 2階展示室(東京都世田谷区南烏山1-10-10)

■時間:10:00~18:00(展覧会入場/ミュージアムショップの営業は17:30まで)

■休館日:毎週月曜日・年末年始休館(12月29日~1月3日)
※ただし、10月9日(月・祝)、1月8日(月・祝)は開館、翌日休館

■観覧料:( )内は、20名以上の団体と「せたがやアーツカード」の割引料金です
◎当日券及びオンラインチケット:一般 1,000(800)円
◎65歳以上・大学・高校生: 600(480)円
◎小・中学生:300(240)円
◎障害者手帳をお持ちの方:500(400)円(ただし大学生以下は無料)
※混雑時は入場制限あり
※9月30日(土)は60歳以上無料
※10月6日(金)は65歳以上無料
※オンラインチケットの詳細は世田谷文学館WEBサイトをご覧ください

■主催:公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館
■特別協力:寿スタジオ
■協力:河出書房新社、集英社、小学館、フリースタイル
■協賛:東邦ホールディングス株式会社
■後援:世田谷区、世田谷区教育委員会

★世田谷文学館 公式サイト:https://www.setabun.or.jp/
★同サイト内「江口寿史展」紹介ページ:https://www.setabun.or.jp/exhibition/20230930-20240204_hisashieguchi.html

 

江口寿史 扉絵大全集: COVER ART COLLECTION OF EGUCHI HISASHI
江口 寿史 (著)

江口イラストの原点は〈マンガの扉絵〉!

江口寿史のイラストの原点は〈マンガの扉絵〉だった!
鴨川つばめ『マカロニほうれん荘』の扉絵に衝撃を受け、1979年創刊の雑誌「イラストレーション」では湯村輝彦、鈴木英人、永井博、林静一といったイラストレーターたちを知った江口寿史は、毎回マンガの扉絵で、本編とはまったく関係のない絵を描いて、イラストの描き方を試していたという。
カラーを使わずにトーンの差で表現する。トーンを使わずに線だけで描く。筆で木版風に。スクリーントーンで眼鏡の影を表わす、などなどを実験をしていたのだ。マンガで初めてカラートーンを使ったのも江口寿史。ただ、まずは扉絵を描いてテンションを上げてから、ネームを描くという感じになっていったということから、本編が二、三ページで終わってる回もあったそうだが……。
本書は、『すすめ!!パイレーツ』『ストップ!!ひばりくん!』『「エイジ」』をはじめ、『パパリンコ物語』『ラッキーストライク』『イレギュラー』までの、ほぼすべての作品の扉絵を大集成し、江口寿史の「絵の歴史」が一望できるイラストレーション集である。

【編集担当からのおすすめ情報】
いまや人気イラストレーターとして知られる江口寿史は、もちろんマンガ家でした。
『すすめ!!パイレーツ』はベストセラー、『ストップ!!ひばりくん!』も各巻百万部を超える大ベストセラー。『寿五郎ショー』『江口寿史のなんとかなるでショ!』『江口寿史の爆発ディナーショー』では、マンガ好きを唸らせる作品を描き、『爆発ディナーショー』では文藝春秋漫画賞を受賞しています。本書は、9月30日から開催される世田谷文学館での「江口寿史展」に呼応したイラストレーション集で、江口寿史の絵がどう変わってきたかを一望することができる、初のおそらく世界初の〈マンガの扉絵全集〉です。

 
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世田谷文学館|江口寿史展 ノット・コンプリ―テッド

 


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