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菊川あすかさん『大奥の御幽筆』第2弾「永遠に願う恋桜」が刊行

マイクロマガジン社は、「ことのは文庫×魔法のiらんど 泣ける文芸小説コンテスト」の入賞作品で、「ことのは文庫」初の時代小説『大奥の御幽筆~あなたの想い届けます~』の続編、菊川あすかさん著『大奥の御幽筆~永遠に願う恋桜~』(イラスト:春野薫久さん)をことのは文庫より10月20日に刊行しました。

 

霊視の力が認められ、大奥で亡霊騒ぎを調査する「御幽筆」となった里沙の次なる騒動は?

舞台は江戸時代、大奥――霊視の力を持つと奥女中と侍の亡霊が織りなす、感動のお江戸小説の第2弾が発売されました。

 
【あらすじ】

侍の亡霊、佐之介とともに御火の番の亡霊騒ぎを解決し、霊視の力が認められた里沙。
その功績により、大奥で亡霊による怪事を解決し、記録に残す「御幽筆」という特別なお役目を与えられるが、その傍らにはいつも佐之介の姿があった。

男子禁制の大奥で、幽霊とはいえ佐之介とともに行動することに戸惑いを覚える里沙。
しかし、彼女の中で佐之介の存在はどんどん大きくなっていくようで――。

大奥に現れた新たな亡霊は菓子職人!? 亡霊の抱く悲恋の行方に里沙はある行動に出る――。

★「大奥の御幽筆」特設サイト:https://kotonohabunko.jp/special/ohoku/

 
<ひと足先に作品のゲラを読んだ方たちの感想を紹介>

◎今作も里沙の特別な瞳と優しい気持ちが亡霊も生きている人間も温かく導いていく!
里沙と佐之介の絆も一層深まり、だからこそ生者と死者である2人の恋の行方が気になります。
美味しそうな和菓子もたくさん登場して、味や見た目を想像するのも楽しかったです!
(書店関係者)

◎続編楽しみにしていました。
前作を読んだことがなくても楽しめますが、前作もとても泣けて心が救われる物語なのでぜひ読んでほしいです。
(レビュアー)

◎命を扱う作品に不可欠な「儚さ」がこれでもかと詰まった続編。
閉鎖された「大奥」という空間と亡霊という一筋縄ではいかない設定でも、自然と感情移入できてとても良かった。
(書店関係者)

 

著者プロフィール

 
■菊川あすか(きくかわ・あすか)さん

東京都在住。2017年スターツ出版から『君が涙を忘れる日まで。』でデビュー。
その後の著作に『はじまりと終わりをつなぐ週末』『たとえ明日、君だけを忘れても』(スターツ出版文庫)、『この声が、きみに届くなら』(集英社オレンジ文庫)、『君がくれた最後のピース』(実業之日本社)などがある。
江戸時代好きがきっかけで大奥の物語を書き、「泣ける文芸小説コンテスト」に応募。本作はその受賞作の書籍化、第2弾となる。

★X(Twitter):https://twitter.com/h0707_k

 
■装画:春野薫久(はるの・たく)さん

2019年よりフリーランスのイラストレーターとして活動。
主な仕事は書籍の装画やゲームのキャラクターの制作、モチーフは人物が中心。和風と着物が大好き。

★X(Twitter):https://twitter.com/taku_haruno

 

オトナ女子向け文芸レーベル【ことのは文庫】について

「心に響く物語に、きっと出会える」

ことのは文庫は、マイクロマガジン社より発行しているオトナ女子向け文芸レーベルです。
2019年6月に創刊後、『わが家は幽世の貸本屋さん』や『神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル』『極彩色の食卓』『陰陽師と天狗眼』など様々な作品が登場しています。新作は毎月20日に発売。

 
★ことのは文庫公式サイト:https://kotonohabunko.jp/
★Twitter:https://twitter.com/kotonoha_mm
★Facebook:https://www.facebook.com/kotonohaMM2
★Instagram:https://www.instagram.com/kotonohabunko/
★TikTok:https://www.tiktok.com/@kotonoha_mm

 

大奥の御幽筆~永遠に願う恋桜~ (ことのは文庫)
菊川あすか (著), 春野薫久 (イラスト)

<既刊>

大奥の御幽筆~あなたの想い届けます~ (ことのは文庫)
菊川あすか (著), 春野薫久 (イラスト)

その特別は、きっと誰かを救う――。
霊視の力を持つ奥女中・里沙の、切なくて温かい大奥物語。

亡霊が見えるせいで呪われた子だと家族から罵られてきた里沙。
自分の力を忌避し、生きる意味を見失いかけていた彼女を繋ぎ止めたのは、奥勤めをしている叔母・お豊からの一通の手紙だった。
『そなた、大奥へ来ぬか――』
そこは男子禁制で全てのお役目を女が勤め、皆いきいきと働いているという。
こんな私でも誰かの役に立てるのならばと、お豊の力添えで奥女中となる決意をする里だったが、そこでは、とある亡霊騒ぎが起きていて――。

霊視の力持つ奥女中・里沙と記憶を失った侍の亡霊・佐之介が、大奥に現れる亡霊たちの心残りを解き明かす、感動のお江戸小説。

 
【関連】
大奥の御幽筆 ~あなたの想い届けます~ | ことのは文庫

 


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