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「かまいたち」山内健司さんエッセイ『寝苦しい夜の猫』が文庫化

「かまいたち」山内健司さんのエッセイ『寝苦しい夜の猫』文庫化され、扶桑社文庫より刊行されました。帯には、 山内さん自身がコメントを寄せています。

 

かまいたち・山内健司さんの半生を綴ったエッセイが文庫化!

今ではテレビで見ない日はないほどの人気お笑いコンビとなった「かまいたち」。その前夜ともいえる苦悩の日々をネタ作り担当の山内健司さんが綴ったエッセイ集が文庫化されました。

2位に終わった2019年M-1の舞台裏のこと、お笑いのこと、コンビのこと、恋愛のこと、子どもの頃のこと、家族のこと、猫のこと……など、山内さんの半生から、そのお笑いの源が読み取れる一冊です。

 
単行本発売から3年が経ち、仕事もプライベートも山内さんを取り巻く環境はガラリと変わりました。初の武道館単独ライブ、愛猫との別れ、新しい家族。

文庫化特典として加筆された後日譚には、2023年2月2日の日本武道館における単独ライブのエピソードも盛り込んだ「第15.5夜 猫と犬とともに、もの思いにふける夜」が収録されています。

 
<山内健司さん コメント>

扶桑社さんから『寝苦しい夜の猫』の文庫本が発売されることになりました。3年前に出させていただいた『寝苦しい夜の猫』に発売してからの3年間の近況も追加した文庫本になっています。前回(単行本)と比べてすごい持ちやすくなってます。前回(単行本)は大きかったので持ちにくかったんですけどかなり持ちやすいサイズになりましたし、3年前からこんなに売れたんだみたいな話を書きましたのでぜひみなさんお買い求めください。

 

 
なお、今回の文庫化にあたり、帯コメントには山内健司さん自身がコメントを寄せています。

「山内さんのような人になりたかった!」
――お笑い芸人 かまいたち・山内

 

「はじめにゃ」より

2,3年って短い時間のように思うけど、本当にいろいろなことが起きるのに十分すぎる時間だにゃー。山内がどんな人生を歩んできたのか、しっかり読んでくれにゃー。

 

本書の目次

第1夜 波乱含みの予感を胸に、最後のM-1決戦を待つ夜

第2夜 失恋ソングの作詞に明け暮れた、思春期の夜

第3夜 ある夜、とてつもなく変わっていた実家について考えてみた

第4夜 “おもろい山内くん”と決別した高校時代のあの夜

第5夜 モテ期到来!? ワンナイトラブなんかもしちゃった山内くん

第6夜 やっと見つけた相方に、その夜、ソッコー別れを告げた

第7夜 かまいたち結成。“鎌鼬”の漢字を密かに練習した夜

第8夜 その夜、僕は手取り450円を握りしめてパチスロに向かった

第9夜 彼女と突然の別れ。100万円勝ちながらもそっと涙で枕を濡らした夜

第10夜 今宵は、猫愛と妻愛をセットにして語りたい

第11夜 早すぎたデビューの顛末に苦笑いする夜

第12夜 キングオブコント優勝。その晩、こっそり小躍りした

第13夜 今夜は、相方・濱家のことでも語ってみよう

第14夜 ついに東京進出! フルスイング以外はしないと決めた夜

第15夜 これからのかまいたちと、山内の密かな野望を語る夜

第15.5夜 猫と犬と一緒に、もの思いにふける夜

 

著者プロフィール

山内健司(やまうち・けんじ)さんは、1981年1月17日生まれ、島根県出身。2004年5月に濱家隆一さんとお笑いコンビ「鎌鼬」を結成。のちに「かまいたち」に改名、ネタ作りとボケを担当。

NSC26期生。2017年キングオブコント優勝、2019年M-1グランプリ2位。
妻と2人の息子、猫2匹、犬1匹と暮らす。

 

寝苦しい夜の猫 (扶桑社文庫)
山内 健司 (著)

かまいたち・山内の半生を綴った
エッセイが待望の文庫化!

「2、3年って、短い時間のように思うけど、
本当にいろいろなことが起きるのに十分すぎる時間だ」

2020年に単行本が発売され、
3年ほどの間に世界は“大きな出来事”を経験した――。

本書には文庫版特典の後日譚
「第15.5夜 猫と犬とともに、もの思いにふける夜」を収録。

 


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