短歌のお悩みにお答えします！「木下龍也と東直子の短歌相談室」再び！

2023年9月9日 6:18 AM イベント

NHK文化センターでは、特別講座「木下龍也と東直子の短歌相談室」を10月14日（土）17時より開催します。

発想、表現技法、作風やマンネリ化の悩み、評価や他の歌人と比べての悩み……短歌と出会い、短歌を続けていくなかで生まれるさまざまな悩みに、人気歌人の木下龍也さんと東直子さんが答えます。

NHK文化センター青山教室（地下鉄「青山一丁目駅」直結）での会場受講コースと、全国どこからでも参加できるオンライン受講コースが選べます。

現代短歌ブームを牽引する人気歌人・木下龍也さんと東直子さんが、あなたの短歌のお悩みに答えます！

昨年12月に開催し、会場とオンラインで100名を超える方々が受講した「木下龍也と東直子の短歌相談室」。

「書きたいことがないとき、みんなどうしているのでしょうか。」
「詠むことに慣れるまでは、字余りや字足らずは避け、31音にまとめるようにした方がよいのでしょうか。」
「具体的に描写するために目を鍛えるコツはありますか。」
「推敲をしていてもよくなったかどうかが分かりません。どのようにして判断するのでしょうか。」

など、受講生から実際に寄せられたお悩みに、歌人の木下龍也さんと東直子さんがひとつひとつ丁寧に答え、好評を博しました。

続編開催のリクエストを受け、今年も開催が決定。講師は昨年に引き続き、木下龍也さんと東直子さんです。現代短歌ブームを牽引し、短歌を作っている人にとっては憧れの存在でもある二人が、短歌と出会い、短歌を続けていく中で生まれる様々な悩みに回答していきます。

講座後半では、受講生の自作短歌（テーマ「ひとり」）の中から二人の心に留まった歌を取り上げて紹介、コメントする時間も。短歌ファン・短歌実作者にとっては必見の「短歌づくし」の2時間です。

会場は東京都港区のNHK文化センター青山教室（地下鉄「青山一丁目駅」直結）。Zoomでリアルタイム配信をしますので、全国どこからでもオンラインでの受講もできます。

なお、受講生の皆さんから「短歌にまつわるお悩み」と自作の短歌（テーマ「ひとり」）を募集します（お悩みと短歌の投稿締切：9月23日）。

会場では、講座後に木下龍也さんと東直子さんの著書販売とサイン会も予定しています。
オンライン受講の方は、後日14日間の見逃し（アーカイブ）配信の特典つきです。

講師プロフィール

木下龍也さん／東直子さん

■木下龍也（きのした・たつや）さん

1988年生まれ、山口県出身。歌人。

2013年に第一歌集『つむじ風、ここにあります』、2016年に第二歌集『きみを嫌いな奴はクズだよ』(ともに書肆侃侃房)を刊行。2018年に岡野大嗣さんとの共著歌集『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』、2019年に谷川俊太郎さんと岡野大嗣さんとの詩と短歌の連詩による共著『今日は誰にも愛されたかった』、2020年に短歌入門書『天才による凡人のための短歌教室』、2021年に歌集『あなたのための短歌集』、2022年に第三歌集『オールアラウンドユー』(すべて、ナナロク社)を刊行。最新刊に鈴木晴香さんとの共著『荻窪メリーゴーランド』（太田出版）がある。同じ池に二度落ちたことがある。

■東直子（ひがし・なおこ）さん

1963年生まれ、広島県出身。歌人、作家。

歌集に『春原さんのリコーダー』『青卵』（ともにちくま文庫）、『十階』（ふらんす堂）などがある。1996年「草かんむりの訪問者」で第7回歌壇賞を受賞。2006年に初の小説『長崎くんの指』（マガジンハウス）を出版し、『とりつくしま』（ちくま文庫）、『さようなら窓』（講談社文庫）、『薬屋のタバサ』（新潮文庫）などの小説作品がある。2016年には『いとの森の家』（ポプラ社）で第三一回坪田譲治文学賞を受賞。エッセイ集『愛のうた』（中公文庫）、『一緒に生きる』（福音館書店）、歌書『短歌の詰め合わせ』（アリス館）、『短歌の時間』（春陽堂書店）、穂村弘さんとの共著『短歌遠足帖』（ふらんす堂）、絵本『あめぽぽぽ』(絵：木内達朗さん／くもん出版)、『わたしのマントはぼうしつき』(絵：町田尚子さん／岩崎書店)、書評＆エッセイ集『レモン石鹸泡立てる』（共和国）のなど著書多数。2023年の新刊に『現代短歌版百人一首　花々は色あせるのね』（春陽堂書店）、短編集『ひとっこひとり』（双葉社）がある。