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フランス発の美味しいコージー・ミステリ『ブルターニュ料理は死への誘い』が刊行

フランス発のコージー・ミステリ『ブルターニュ料理は死への誘い』(著:マルゴ・ル・モアルさん&ジャン・ル・モアルさん、訳:浦崎直樹さん)が二見書房より刊行されました。

 

犯人探しと新たな恋に奮闘するヒロインを応援したくなる! フランス発の美味しいコージー・ミステリが登場!

ミルクティーとスコーンはありません…でも、ガレットとシュークルート(ザワークラウト)があります!
――BookNodeレビュー

 
フランス、ブルターニュ地方のリゾート地ロクマリア村。51歳、バツイチのカトリーヌは心機一転、この地で元公爵邸を購入し、レストランを開くことにする。社交的な彼女は早速村民とも仲良くなって新鮮な食材も手に入れ、地元の女性の憧れの的であるイギリス人チャールズとも親しくなる。

そんなある夜、レストランの料理を食べた元村長が体調を崩し、翌日死亡した。毒を盛られたという噂が飛び交い、レストランは閉鎖を余儀なくされるが……犯人探しと新たな恋に奮闘するカトリーヌを応援したくなるコージー・ミステリ!

 
【レビュー紹介】

◆ 本作を読んで、数年前に素晴らしい休暇を過ごしたブルターニュに戻ってきた気がしました。本作の雰囲気と風景の描写が、私に太陽と真夏の夢を抱かせました。ミステリとしてとてもよくできた本作には、アルザスとブルターニュの文化の融合というおまけもあり!
――BookNodeレビュー

◆アガサ・クリスティー、エリス・ピーターズなどのとてもイギリス的なコージー・ミステリを貪るように読んできましたが、すべて女性が主人公でした。本作はスリラーの名手ジャック・ヴァンドローが別名義で発表した作品で、女性が主人公のコージー・ミステリとなれば、読まない手はありませんでした!
――Amazonレビュー

 

著者プロフィール

マルゴ・ル・モアル&ジャン・ル・モアル(Margot Le Moal et Jean Le Moal)、夫婦である二人はジャック・ヴァンドロー名義で多くのスリラー小説を発表してきたが、もう少し軽い小説を書きたいというマルゴの提案で、コージー・ミステリという新たなジャンルに挑戦してみることにした。

夫のジャンはブルターニュ出身、妻のマルゴは生粋のアルザス人だったことから作品の背景が決まり、何度もブルターニュを訪れて構想を練った。ペンネームは、彼らのミドルネームと祖母の出生名から取られており、夫妻はこの新たな試みをこれからも楽しんで続けていくつもりだという。

 

ブルターニュ料理は死への誘い (ザ・ミステリ・コレクション)
マルゴ・ル・モアル&ジャン・ル・モアル (著), 浦崎直樹 (翻訳)

バツイチ、51歳の女性レストラン・オーナーが、ブルターニュ地方の小さな村で起きた殺人事件に挑むコージー・ミステリ

 


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