アンガールズ・田中卓志さん初のエッセイ集『ちょっと不運なほうが生活は楽しい』が刊行

2023年8月31日 6:17 AM 本の紹介

お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志さんが、初のエッセイ集『ちょっと不運なほうが生活は楽しい』を8月31日に新潮社より刊行します。

「どこかの優しい誰かが読んでくれたら……」　アンガールズ田中さんの初エッセイ集！

お笑いコンビ・アンガールズとして多数のレギュラー番組を抱えつつ、MC、トーク、ロケ、リアクション芸、Podcastのパーソナリティーなど、多ジャンルで活躍中の田中卓志さん。今年初めには結婚も発表し、公私ともに絶好調ですが、この度、初めてのエッセイ集『ちょっと不運なほうが生活は楽しい』を2023年8月31日に発売します。

本書には、日本文藝家協会が傑作エッセイを選ぶ『ベスト・エッセイ2022』にも選出された「最高の食事」ほか、文芸誌「小説新潮」の人気連載エッセイ20本と、相方・山根さんとの約20年の付き合いを綴る「相方か友達か」（第一印象はお互い「キモい」だったとか）と、長年の女性不信から脱し、春を迎えた心境を綴る「結婚相手の条件」という書き下ろし2本を収録した、全22編が掲載されています。

なお、カバーは本書のために特別に撮りおろした田中さんの写真と、人気イラストレーター小幡彩貴さんのイラストを組み合わせたデザイン。Podcast「アンガールズのジャンピン」でもお馴染み、“おもんなボーイ”（ヤンキーのこと）に焦る田中さんがとてもキュートです。　　　　　　

【内容紹介】

真面目すぎる性格なのにふざける仕事を志し、第一印象が「キモい」だった山根さんとコンビを組み、港区女子合コンの悔しさをバネにめでたく結婚。人気芸人の悲喜こもごも（悲、強め）の日常は、クスリと笑えて妙に共感。「ベスト・エッセイ2022」にも選出され280万人が涙した、母のお弁当の思い出を綴った「最高の食事」も収録！

＜田中卓志さんからのコメント＞

「小説新潮」で連載していたエッセイが本になりました。

学生時代にいじめにあっていたエピソードや、「ベスト・エッセイ」にも選んでいただいた母との番組収録の話、芸人としてご飯を食べられるまでの地獄の日々等、様々なエッセイを書かせていただきました。是非手にとっていただけると嬉しいです。エッセイスト田中からのお願いです。

本書の目次

まえがき
停電したなか卯で通じ合った
いじめっ子とお笑いと
18歳、なんでもない人間
人生で一番の修羅場
休み時間の変態ごっこ
ブレイクはしたものの
最高の食事
朝のパチンコ屋で
「待て！そこの新選組!!」
初めてのテレビ収録
空手と嘘
ヤンキーにからまれたら
無防備な魅力
山から降りてくる鳥使い少年
18年目のジャンガジャンガ
幻のパスワード
港区女子と紅茶と僕と
リミッターが外れた
ランキングの信憑性
薄毛の僕だから
相方か友達か（書き下ろし）
結婚相手の条件（書き下ろし）
あとがき