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東直子さん『現代短歌版百人一首 花々は色あせるのね』『ひとっこひとり』刊行&山崎ナオコーラさん『ミライの源氏物語』重版記念トークイベントを開催

東直子さん著『現代短歌版百人一首 花々は色あせるのね』(春陽堂書店)、『ひとっこひとり』(双葉社)の刊行と、山崎ナオコーラさん著『ミライの源氏物語』(淡交社)の重版を記念して、本屋B&Bにて、東直子さんと山崎ナオコーラさんによるトークイベント「時を越えて読書を楽しむために」が8月30日(水)にオンライン&リアル開催されます。

 

トークイベント「時を越えて読書を楽しむために」開催概要

今回のイベントでは、百人一首を今の言葉で詠み直した『現代短歌版百人一首 花々は色あせるのね』と短編集『ひとっこひとり』を7月に上梓した東直子さんと、「源氏物語」エッセイ『ミライの源氏物語』が7月に重版(3刷)となった山崎ナオコーラさんが、「“言葉”や“感覚”の違い」「現代とは全く異なる倫理観や社会規範を持つ作品を、どう読み解いていくべきか」などについて語り合います。

※来店参加者限定で、イベント終了後サイン会も行われます。

 
■開催日時:2023年8月30日(水)19:30~21:30 (19:00 オンライン開場)

■場所:本屋B&B(東京都世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F) + オンライン(Zoom)

■参加方法:以下のいずれかのチケットを購入してください。
◎来店参加(数量限定・1ドリンク付き):2,750円(税込)
◎配信参加:1,650円(税込)
◎サイン入り書籍つき配信参加:1,650円+書籍『現代短歌版百人一首 花々は色あせるのね』1,870円(いずれも税込)
◎サイン入り書籍つき配信参加:1,650円+書籍『ひとっこひとり』1,650円(いずれも税込)
◎サイン入り書籍つき配信参加:1,650円+書籍『ミライの源氏物語』1,760円(いずれも税込)
◎サイン入り書籍つき配信参加:1,650円+書籍『現代短歌版百人一首 花々は色あせるのね』1,870円+書籍『ひとっこひとり』1,650円(いずれも税込)+書籍『ミライの源氏物語』+配送手数料520円
※「書籍つき配信参加」の場合、書籍はイベント後の発送となります。

★詳細&申込み:https://bookandbeer.com/event/bb230830a_dokusho/

 

登壇者プロフィール

 
■東直子(ひがし・なおこ)さん

1963年生まれ、広島県出身。歌人、作家。

1996年「草かんむりの訪問者」で第7回歌壇賞、2016年『いとの森の家』で第31回坪田譲治文学賞を受賞。

歌集に『春原さんのリコーダー』『青卵』『十階』など、小説に『長崎くんの指』『とりつくしま』『さようなら窓』『薬屋のタバサ』『晴れ女の耳』『階段にパレット』など、エッセイ集に『愛のうた』『千年ごはん』『一緒に生きる』『レモン石鹸泡立てる』、歌書に『短歌の詰め合わせ』『短歌の時間』、穂村弘さんとの共著『短歌遠足帖』、絵本に『あめ ぽぽぽ』(絵:木内達朗さん)、『わたしのマントはぼうしつき』(絵:町田尚子さん)、児童書に『くまのこのるうくんとおばけのこ』(絵:吉田尚令さん)など。

 
■山崎ナオコーラ(やまざき・なおこーら)さん

作家。1978年生まれ。福岡県出身、埼玉県育ち。國學院大學文学部日本文学科卒業。性別非公表。好きなコーラはダイエットコーラ。3歳6歳と暮らす。2004年『人のセックスを笑うな』でデビュー。

著書に、「時短」「考えない」を止め、逆の意味で革命を起こすエッセイ『むしろ、考える家事』、性別とかいうもので体をくくる時代が変わっていくんじゃないかという小説『肉体のジェンダーを笑うな』、容姿差別に立ち向かう社会派エッセイ『ブスの自信の持ち方』、無職を礼賛する小説『趣味で腹いっぱい』、時給マイナス千円、新感覚の経済小説『リボンの男』、がんと共に生きる、病院小説『美しい距離』、結婚エッセイ『かわいい夫』、育児エッセイ『母ではなくて、親になる』など。

 

※以下はAmazonへのリンクです。

現代短歌版百人一首 花々は色あせるのね
東直子 (著)

百人一首を一気読みすると、そこに確かな時代の流れがあり、人間関係のうねりがあることに気づく。のどかな景色から始まり、恋のかけひきなどで生じた恨み辛み悲しみが蠢く一方、愛を喜び、動植物を愛で、景色の美しさに感嘆 する。遠い遠い昔の和歌の中の人の心が、生々しく胸に浮かび上がってくる。交響曲のようにそれらが響き合う醍醐味に、深く感動した。小倉百人一首を編纂したとされる藤原定家の手腕にしみじみと感じ入る。 (あとがきより)

ひとっこひとり
東 直子 (著)

私たちが日常で交わす何気ない言葉、「大丈夫」「ごめん」「もういいよ」「なんで?」「ありがとうね」などのひとことをテーマに綴った短編を収録。
孤独や寂しさを抱える現代人の心を掬い取りながら、ラストにはほのかな希望をそっと提示してくれる物語。
歌人としても活躍する著者の、言葉のセンスがきらめく12編。
装画を手がけた人気イラストレーター、三好愛氏の挿絵が彩りを添える。

ミライの源氏物語
山崎ナオコーラ (著)

〈ルッキズム、ロリコン、不倫。現代を生きる私たちは名作古典「源氏物語」をどう読めるか〉 〈人気作家・山崎ナオコーラによる現代人のための「源氏物語」エッセイ〉 現代人が「源氏物語」を読むときのハードルとなるのは、ひとつは言葉の違い(古文の読解)、そしてもうひとつは倫理観や 社会規範の違いです。本書は、社会の在り方に長く向き合ってきた作家・山崎ナオコーラさんが、深く愛する古典「源氏物語」 について、現代人ならではの読み方を考えます。より現代的な訳を目指した「ナオコーラ訳」も読みどころのひとつ。 【ルッキズム、ロリコン、不倫。拭えない違和感を人気作家・山崎ナオコーラがときほぐす、現代人のための「源氏物語」エッセイ。】

 
【関連】
東直子×山崎ナオコーラ「時を越えて読書を楽しむために」『現代短歌版百人一首 花々は色あせるのね』(春陽堂書店)『ひとっこひとり』(双葉社)W刊行記念『ミライの源氏物語』(淡交社)重版記念 – 本屋 B&B

 


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