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吉本ばななさんが「大竹まことゴールデンラジオ」に出演 「5歳で小説家を目指し始める」

左から)大竹まことさん、吉本ばななさん、壇蜜さん

左から)大竹まことさん、吉本ばななさん、壇蜜さん

8月2日に放送された「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)の、大竹メインディッシュのコーナーに小説家の吉本ばななさんが出演しました。番組初登場の吉本さんが、小説を書き始めたきっかけや、6月発売の新刊『はーばーらいと』などについて話しました。

なお、radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
★URL:https://radiko.jp/share/?sid=QRR&t=20230802130000

 

吉本ばななさん、5歳で小説家を目指し始める きっかけをくれたのは「絵のうまい姉」!?

【「大竹まことゴールデンラジオ」8/2放送回より】

 
大竹まこと「吉本さんは5歳から作家志望でした。お父さん(吉本隆明さん)の影響ですか?」

吉本ばなな「いえ、姉がいまして。すごく絵がうまかったんです」

壇蜜「5歳で作家になろうと思ったということは、お姉さんは当時12歳」

吉本「7歳も上なんだから当然でしたけど、本当に才能があったから、いまもうまいんです。当時は『こんなに絵がうまい人がいるなら、私に漫画家は無理。小説家しかない』と決めちゃったんですね。決めたのがよかったみたいです」

大竹「5歳のときに小説家で生きると決めた!」

吉本「朝起きられないというのがわかっていたんです。毎日決まった時間に起きるのは無理だと思ったから、そうじゃない仕事を、って」

大竹「でも5歳でしょう? 中高生ぐらいで思うならわかるけど、ずいぶん早い。小説は何歳から書いたんですか?」

吉本「そのころからコツコツと童話みたいなのは書いていたんですよ。文字が書けるとなると同時に。姉は見てくれました。それで『おもしろいね』とか、『暗いね』とか(笑)」

壇蜜「初めて書いた小説はホラーっぽい冒険ものだったと」

吉本「そうなんです。小さいころからホラーが好きで。それでホラー作家になろうかなと思ったんです。ただ私、人が現実で死ぬシーンとかを上手に書けなくて、10歳未満で断念しました」

大竹「8歳ぐらいで書いた小説が『赤い橋』というホラー小説……」

吉本「そうなんですよ。浅川マキさんの(同名の)曲があって。カラオケで歌うとみんな凍りつく(怖がる)ような曲なんですけど、それがもとというかインスパイアというか」

大竹「渡った人が帰れない……。最後は怖い歌でしたっけ?」

吉本「怖いというかものすごい歌でしたね(笑)」

 
※放送ではその他にも、吉本さんが6月に発売した小説『はーばーらいと』の表紙イラストを手がけた姉についても話しています。

 
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます(https://radiko.jp/share/?sid=QRR&t=20230802130000)。

 

「大竹まこと ゴールデンラジオ!」番組概要 〔敬称略〕

■放送局:文化放送

■放送時間:毎週月~金曜日 午後1時00分~3時30分 生放送

■パーソナリティ:大竹まこと
■アシスタント :【月~木】砂山圭大郎(文化放送アナウンサー)【金】鈴木純子(文化放送アナウンサー)
■曜日別パートナー:【月】阿佐ヶ谷姉妹 【火】小島慶子 【水】壇蜜 【木】はるな愛/大久保佳代子/ヒコロヒー/光浦靖子 【金】室井佑月

★番組URL:https://www.joqr.co.jp/qr/program/golden/
★Podcast(各コーナーコンテンツも配信中):https://podcastqr.joqr.co.jp/episodes?q=%E5%A4%A7%E7%AB%B9%E3%81%BE%E3%81%93%E3%81%A8
★YouTube:https://www.youtube.com/@1134golden

 

はーばーらいと
吉本ばなな (著)

信仰と自由、初恋と友情、訣別と回復。
淡々と歌うように生きるさまが誰かを救う、完全書き下ろし小説。

装画:ハルノ宵子
装丁:大島依提亜

 
【関連】
大竹まこと ゴールデンラジオ! | 文化放送

 


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