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「まんがで読破」が新創刊!『蟹工船』『銀河鉄道の夜』など5作品を一挙刊行 池上彰さん、佐藤優さん他による解説つき

古今東西の名作名著を漫画化し、累計400万部突破した人気シリーズ「まんがで読破」がGakkenから新創刊され、第1弾として『蟹工船』『戦争と平和』『銀河鉄道の夜』『西遊記』『源氏物語』の5作品が発売されました。各作品の時代背景、文豪たちをより深く理解できる解説つき。

★公式サイト:https://mangadedokuha.jp/mandoku-book01/

 

古今東西の名作名著を漫画化した伝説のシリーズ「まんがで読破」 、待望の新装版で新創刊!

「まんがで読破」シリーズは、2007年の創刊以降、139タイトル、累計400万部をたたき上げた名著の漫画化シリーズです。まんがで名著を解説する「先駆け」となったシリーズとしてロングセラーを記録しました。

2020年に書籍版の販売が終了し、電子書籍のみの発売が続いていましたが、この度、Gakkenから書籍版が新装版として発売されることとなり、7月に『蟹工船』『戦争と平和』『銀河鉄道の夜』『西遊記』『源氏物語』の5作品が刊行されました。
なお、電子書籍版は引き続きTeamバンミカスより発売されます。

▲表紙デザインもリニューアル 各書籍に豪華著名人の解説付き

▲表紙デザインもリニューアル 各書籍に豪華著名人の解説付き

▲『銀河鉄道の夜』

▲『銀河鉄道の夜』

▲『源氏物語』

▲『源氏物語』

 

各作品を愛する、豪華著名人の解説つき。ただ読破するだけじゃなく、作品をさらに深く知ることができる。

Gakkenでの新創刊にあたり、各作品を愛する著名人による書き下ろしの解説が新たに追加されました。各書籍が記された時代背景、歴史、文化、そして文豪たちについてより深く知ることができます。

▲『蟹工船』の解説はジャーナリストの池上彰さん 各書籍それぞれをさらに深く理解できる解説つき

▲『蟹工船』の解説はジャーナリストの池上彰さん 各書籍それぞれをさらに深く理解できる解説つき

【7月刊行作品・解説者一覧】

『蟹工船』解説:池上彰さん(ジャーナリスト)
『戦争と平和』解説:佐藤優さん(作家・元外務省主任分析官)
『銀河鉄道の夜』解説:平田オリザさん(劇作家・演出家)
『西遊記』解説:アグネス・チャンさん(歌手・教育学博士)
『源氏物語』解説:大石静さん(脚本家)

 
※2023年8月には、本シリーズを子ども向けにサイズアップし、読みやすくわかりやすいカラー解説を加えた「まんがで読破 ジュニア」シリーズも発売されます。『蟹工船』『銀河鉄道の夜』の2点を発売予定。

 

2023年9月刊行予定作品・解説者一覧

『人間失格』解説:倉田真由美さん(漫画家)
『レ・ミゼラブル』解説:島田歌穂さん(俳優・歌手)
『武士道』解説:ロバート・キャンベルさん(日本文学研究者)
『こころ』解説:茂木健一郎さん(脳科学者)
『資本論』解説:山崎元さん(経済評論家)

 

創刊者:「Teamバンミカス」兼久政彦さん「まんがで読破」新創刊に寄せて

「まんがで読破」は、2007年から2020年にかけて発行された漫画文庫シリーズです。その後は既刊を改筆・再編集しながら、電子版の配信を続けておりましたが、「紙の本はもう手に入らないのですか」「書籍でも読んでみたい」と紙版の復活を望む声も多くいただいておりました。そんな折、紙書籍の復刊をGakken社にお引き受けいただく運びとなりました。
この度の復刊では、株式会社Gakken大人の学び事業部ならではの見識が活かされた増補・校閲がなされており、新装版にふさわしい充実した内容でご提供できると確信しております。
今後も古今東西の名著のなかから、読者様がお気に入りを発見し、豊かな読書のきっかけになることを目指してラインアップを拡充いたします。
「まんがで読破」の新たなシリーズ展開にご期待ください。
――Teamバンミカス 執筆代表 兼久政彦

 

蟹工船 (まんがで読破 001)
Teamバンミカス (著, イラスト), 小林多喜二 (原著)

★★★累計400万部をたたき上げた名著の漫画化シリーズ「まんがで読破」が待望の復刊!★★★
ちょっと難しかったあの文学も、いまさら知らないとはいえないあの哲学も、親しみやすい「まんが」で一気に読んで、どっぷり没入!Gakken新装版は、作品を愛する豪華著名人の解説つき。各作品の時代背景、文豪たちを知り、もっと深く作品世界に入りこもう。

■作品解説:池上彰(ジャーナリスト)。
「労働者が弱い立場にいる限り、現代にもいたるところに蟹工船があるのかもしれない。」

■あらすじ:【金持ってることがそんなに偉いのか?】
「おい、地獄さ行ぐんだで!」。昭和初期、極寒のオホーツク海上で蟹を獲り、船上の工場で缶詰にする蟹工船で、貧しい労働者たちが働いていた。軍国主義に傾いていく日本で、資本家や政府は、彼ら労働者から搾取した利益によって太っていく。耐えかねた労働者たちはある時、立ち上がるが……。
小林多喜二のプロレタリア文学の傑作を漫画化。

戦争と平和 (まんがで読破 002)
Teamバンミカス (著, イラスト), トルストイ (原著)

■作品解説:佐藤優(作家・元外務省主任分析官)。
「本作はこの長編小説の内容を見事に要約している。原作を読む前にまんがで概要をつかんでおくといい。」

■あらすじ:【しかし それでも人は人として生きる】
19世紀初頭、ナポレオン戦争の渦中にあるモスクワでは、戦う意味を見失う青年士官アンドレイ、莫大な富を持ちながら真の幸福を思い悩むピエール、少女から女性へと成長していくナターシャがそれぞれの思いを持って生きていた。戦火の中で、人々の運命は大国の思惑や覇権争いに翻弄されてゆく。人間にとって真の幸福とは……。世界文学の傑作を漫画化。

銀河鉄道の夜 (まんがで読破 003)
Teamバンミカス (著, イラスト), 宮沢賢治 (原著)

■作品解説:平田オリザ(劇作家・演出家)。
「人生に立ちふさがる不条理さ。その痛み、苦しみのなかで、さまざまな人々との出会いを経て、少年は成長してゆく。」

■あらすじ:【あらゆる人の一番の幸福を探すんだ――!】
貧しく孤独な日々を送る少年ジョバンニは、祭りの夜に一枚の切符を手にし、不思議な列車に乗る。それは宇宙を旅する銀河鉄道だった。気づくとそばには親友・カンパネルラがおり、一緒に不思議な世界をめぐる。奇妙な乗客たちを乗せた汽車はどこへ向かうのか。「ほんとうの幸せ」とは──。
宮沢賢治の不朽の名作童話を詩情豊かに漫画化。

西遊記 (まんがで読破 004)
Teamバンミカス (著, イラスト)

■作品解説:アグネス・チャン(歌手、教育学博士)
「最高におもしろくて、そして奥深い物語です。読み返すたび新しい気づきがあります。」

■あらすじ:【妖怪退治?オイラにまかせてくださいよ!】
三蔵法師の弟子となった孫悟空は、猪八戒、沙悟浄という個性的な仲間とともに、はるか彼方の西天を目指し、大冒険の旅に出る。神や竜、妖怪、仙人などが入り乱れて巻き起こす超絶ファンタジー物語。時代を超え、国を超え愛されてきた物語を生き生きとまんが化。

源氏物語 (まんがで読破 005)
チーム・バンミカス (著, イラスト), 紫式部 (原著)

■作品解説:大石静(脚本家)
「ラブストーリーに絡めて描かれる人生哲学が、時代を超えて人の心に響くのです。」

■あらすじ:【いつの世も変わらぬ栄華と苦悩、巡る因果】
身分の低い女官と帝との悲恋の末に生まれた光源氏は、輝くような美しさから「光る君」と呼ばれ、多くの魅力的な女性たちと出会い、恋愛遍歴を重ねる。初恋の女性の面影を心に残しながら、本当の愛を求める光源氏の人生の果てには――?平安時代に生きた紫式部の手によってつむがれた傑作物語をまんが化。

 
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まんがで読破 紙書籍 – まんがで読破

 


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