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実写映画化『禁じられた遊び』の続編『禁じられた遊び ふたたび』が刊行

シリーズ10万部突破、清水カルマさんによる『禁じられた遊び』の続編『禁じられた遊び ふたたび』がディスカヴァー・トゥエンティワンより刊行されました。

なお、『禁じられた遊び』の実写映画化も決定しており、2023年9月8日公開予定となっています。

 

あの恐怖から20年、怨念は消えない――『禁じられた遊び』続編が登場

2023年9月8日に実写映画化される『禁じられた遊び』の続編が登場しました。
今回の舞台は『禁じられた遊び』から20年後、倉沢比呂子の娘の物語です。

 
【あらすじ】

『禁じられた遊び』から20年後――。
あの惨劇の1年後に倉沢比呂子と柏原亮次は結婚したが、比呂子はすでに亡くなり、ふたりの間に生まれた娘、日菜多は18歳の高校生になっていた。
「カケラ女」の都市伝説に興味を持って調査していた亮次が、くも膜下出血を起こして急死する。それ以降、さまざまな怪奇現象が日菜多を襲う。

一方、6歳の少女・乃愛は両親がいないために養父母に育てられていたが、日々虐待されていた。
ある夜、乃愛はどこからか聞こえる悲しげな声に導かれて干からびた指を見つける。
「私はあなたのママよ。ママを生き返らせて」という言葉を信じ、乃愛は指を庭に埋めて呪文を唱え始めた。
乃愛が蘇らせようとしているものは? そして怨念が向かうのは……?

 

著者プロフィール

著者の清水カルマ(しみず・かるま)さんは、奈良県出身。作家、フリーライター。合気道三段。2018年『禁じられた遊び』で第4回本のサナギ賞大賞を受賞。

著書には『禁じられた遊び』のシリーズとして『カケラ女』『忌少女』(ディスカヴァー文庫)、他に『寄生リピート』(幻冬舎文庫)がある。

 

『禁じられた遊び』が橋本環奈さん×重岡大毅さんのW主演で実写映画化!

2023年9月8日に公開の映画『禁じられた遊び』。
この原作は、第4回本のサナギ賞大賞を受賞した、作家・清水カルマさんのデビュー作でありながら、4万部を突破した人気ホラー小説『禁じられた遊び』です。

 
本のサナギ賞は、〈本の虫〉である現役書店員のみなさんに、「世に出したい」と期待を込める作品〈本のサナギ〉を見出していただき、書店、著者、出版社が一丸となりベストセラーを目指す、エンタメ小説新人賞としてスタート。今回、この『禁じられた遊び』は同賞から初の映画化作品となります。

 
【あらすじ】

主人公・伊原直人は、妻の美雪、息子の春翔と共に幸せな生活を送っていた。
しかし、念願のマイホームを購入した矢先、美雪が交通事故で命を落とす。
絶望する直人のかたわらで、春翔は「ママを生き返らせる」と、美雪の死体の指を庭に埋め、毎日熱心に祈りを捧げ出す。

同じころ、フリーのビデオ記者、倉沢比呂子の周囲では「誰も乗っていないエレベーターが動き出す」「部屋の中にカラスの死骸が突然あらわれる」など奇怪な出来事が次々に起こり始めた。

直人の元同僚である比呂子はかつて、美雪から直人との不倫を疑われていた。
その当時、奇怪な現象に悩まされた比呂子は、その原因を美雪の持つ不思議な力のせいだと確信していた。
今回も再び美雪が自分に対してその力を使っていると考える比呂子だったが、美雪はすでに亡くなっていることを知った。

真相を知るために直人の家を訪ねた比呂子は、そこであまりにも異様な光景を目にする…。
恐怖が身に迫る本格Jホラー。

 
<審査時に寄せられたコメント>

◎とてつもない愛が狂気に変わる瞬間がなんともおぞましい。この物語自体が悪夢である。
(ブックジャーナリスト 内田剛さん)

◎夜中に読み始めたが最後。怖いわ面白いわで寝れなくなりました。
(喜久屋書店北神戸店 松本光平さん)

◎読者である自分もクタクタになるくらいの読後感。思わず「早く解放してくれ~」って言いたくなりました。
(未来屋書店 小坂橋央さん)

◎ミステリ、ホラー、イヤミス要素がバランス良く、最後まで飽くことなく一気読みしました。新人ですよね?
(明文堂書店 富山新庄経堂店 野口陽子さん)

 

 

禁じられた遊び ふたたび
清水カルマ (著)

<既刊>

禁じられた遊び (本のサナギ賞受賞作) (ディスカヴァー文庫)
清水 カルマ (著)

ママはもうすぐ生き返るよ
「第4回 本のサナギ賞」大賞作

主人公・伊原直人は、妻の美雪、息子の春翔と共に幸せな生活を送っていた。
しかし、念願のマイホームを購入した矢先、美雪が交通事故で命を落とす。
絶望する直人に対し、春翔は「ママを生き返らせる」と、美雪の死体の指を庭に埋め、毎日熱心に祈りを捧げ出す。

同じころ、フリーのビデオ記者、倉沢比呂子の周囲では「誰も乗っていないエレベーターが動き出す」「部屋の中にカラスの死骸が突然あらわれる」など奇怪な出来事が次々に起こり始めた。
直人の元同僚である比呂子はかつて、美雪から直人との不倫を疑われていた。

その際も奇怪な現象に悩まされ、精神を病んだ比呂子は、怪奇現象は美雪の持つ不思議な力のせいだ、と確信していた。
過去の経験から、今回も美雪の呪いのせいであると考えた比呂子。しかし、美雪はすでに亡くなっていることを知る。
事態の真相を明かすため、直人の新居を訪ねた比呂子は、そこであまりにも異様な光景を目にする…。
全国の書店員が選ぶ「世に出したい本」最新作は、恐怖が身に迫る本格Jホラー。

カケラ女 (ディスカヴァー文庫)
清水 カルマ (著)

死んでも、殺してやる
「復讐のために、死体が蘇る」
恐怖の都市伝説が現実となるとき、その憎悪からは誰も逃れられない。

「ねえ、ふたりは『カケラ女』の都市伝説って知ってる? 」

麻丘郁美(あさおか いくみ)は華やかな大学生活を送っていた。
ところが、仲間たちが一人の女子学生と諍いになり、屋上から突き落としてしまう。現場にいた郁美は、彼女の死亡を確認する。
しかし翌日になると、遺体は忽然と消えていた。そして後日、仲間の一人が変死体となって発見される。

忌少女 きしょうじょ (ディスカヴァー文庫)
清水 カルマ (著)

禁断の能力を持つ少女が憎悪に駆られた時、惨劇が幕を開ける
「死んじゃえ。死んじゃえ。死んじゃえ。」

1999年10月。
母と二人暮らしの中学3年生・美雪は、ある特殊な能力を持っていた。
彼女はふとしたことからクラスの不良少女3人組に執拗なイジメを受けるようになり、
ついには古い体育倉庫に閉じ込められてしまう。
凄まじい憎悪の感情が美雪を満たし、そして……

映像化プロジェクト進行中のベストセラー『禁じられた遊び』前日譚。

 
【関連】
映画『禁じられた遊び』公式サイト

 


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