「妖琦庵夜話」シリーズ最終巻刊行記念!著者・榎田ユウリさん×漫画家・中村明日美子さんトークイベントを開催
KADOKAWAは、榎田ユウリさんの人気ホラーエンタテインメント「妖琦庵夜話」シリーズ最終巻『妖琦庵夜話 千の波 万の波』を2023年7月21日(金)に刊行します。
また、これを記念して2023年8月18日(金)に、著者の榎田ユウリさんとイラストを担当する漫画家の中村明日美子さんによる、オリジナル特典グッズ付きトークイベントを開催します。
『妖琦庵夜話 千の波 万の波』は「妖琦庵夜話」シリーズ待望の完結巻!
「妖琦庵夜話」シリーズは、妖怪のDNAを持つ妖人である茶道家・洗足伊織が妖人にまつわる謎を解く、榎田ユウリさんによる人気小説シリーズです。
2009年12月に1作品目が刊行され、10作品目の『妖奇庵夜話 千の波 万の波』をもって約14年間続いた物語に幕を下ろします。
【『妖琦庵夜話 千の波 万の波』あらすじ】
東京下町にひっそり立つ妖琦庵。
そこは妖人茶道家・洗足伊織の茶室だ。
《管狐》の夷、《小豆とぎ》のマメとともに、穏やかな日々を過ごす伊織のもとへ、久しぶりに刑事の脇坂がやってきた。元水泳選手であり、トラブルを抱えた妖人《河童》を連れて……。
ほか、青目と二人きりで密やかに過ごした時間が、伊織視点、青目視点それぞれで綴られた物語も収録。
中村明日美子さんのコミックも収録した、真の完結巻!
榎田ユウリさん×中村明日美子さんトークイベントについて
14年にわたるシリーズの完結を記念して、「妖琦庵夜話」の世界にどっぷり浸る対談イベントが実現しました。お二人にしか話せない10巻分の作品への思い出を語り合う一夜かぎりのイベントです。
榎田ユウリさんと中村明日美子さん、お二人のサインが入ったシリーズ最新刊『妖琦庵夜話 千の波 万の波』をはじめ、榎田ユウリさん完全書き下ろし短編付き「妖琦庵夜話制作秘話ノート」(小冊子)付チケット、遠方からも参加可能なオンラインチケットも用意されています。
<イベント概要>
■開催日時:2023年8月18日(金)19:00~21:00
■参加方法:会場参加/オンライン参加の2種類
■会場:角川第1本社ビル2階ホール(東京都)/オンライン同時開催
★詳細&申込み:https://t.livepocket.jp/e/youkianyawa
榎田ユウリさんからのメッセージ
ずいぶん長い間、私の中には妖琦庵の人々が住んでいました。
物語は穏やかな日常と深刻な事件を行き来するので、なかなか手強いシリーズであり、
だからこそキャラクターたちが身近に感じられたのだと思います。
おかげさまで完結を迎え、彼らは私の手を離れ、あとは読者様に委ねられます。
伊織が、マメが、脇坂が……あるいは青目が、皆様の中で生き続けてくれるよう、作者として祈るばかりです。
読み続けてくださり、本当にありがとうございました。
皆様のおかげで辿り付けた場所にて、深く感謝を申しあげます。
そしてこの度、完結記念イベントが開催されることになりました!
「妖琦庵夜話」を支えてくださった盟友、中村明日美子先生と一緒に、皆様と楽しいひとときをすごしたいと思っています。
オンラインチケットもありますので、遠方の読者様もぜひご参加くださいね。
特別なグッズや、なんと自分で自分の作品のパロディを書いてみたりした(楽しかった……)小冊子などもご用意する予定ですよー。
皆様とお会いできるのを楽しみにしております!
榎田ユウリ(えだ・ゆうり)さん プロフィール
東京都出身。2000年「魚住くん」シリーズ第1作となる『夏の塩』でデビュー。
「宮廷神官物語」「カブキブ!」「妖琦庵夜話」「死神」各シリーズ、『武士とジェントルマン』『猫とメガネ』など多彩なテーマを執筆。「榎田尤利」名義では「交渉人」シリーズ、『賢者とマドレーヌ』などのBL小説を多数刊行している。2022年に『先生のおとりよせ』(中村明日美子さんと共著)、2023年に『永遠の昨日』が、それぞれドラマ化され話題となった。
★榎田ユウリさん作品紹介・特設ページ:https://kadobun.jp/special/yuurieda20th/
中村明日美子さんからのメッセージ
妖琦庵夜話、無事に完結の運びとなりましたね。
榎田先生長い間お疲れ様でした!
そしてシリーズを読んでくださった皆様に厚く御礼と感謝を申し上げますとともに、
最後だからみんなで楽しく夜話しましょう!ということで。
裏話らしい裏話もあるか分かりませんが…
榎田先生はご自身のペンネームを、
「読みづらい、もっと読みやすい漢字を宛てたら良かった」
と常々おっしゃっているわりには、
「妖琦庵夜話」(の「琦」)とか常用漢字から遥か遠くにある漢字を選ばれたりして、
「漢字変換で出てこない、もっと普通の漢字を宛てたら良かった」
とかデジャブ感のあることをおっしゃっていて、
難読の道を選んでしまうのは作家の性なのでしょう。
…程度の裏話が出てくるとか来ないとか。
みんなで楽しい時間を過ごせたらいいなと考えております。
お時間と心のゆとりのおありの方は是非にご参加くださいませ。
中村明日美子(なかむら・あすみこ)さん プロフィール
神奈川県出身。2000年「マンガF」にて『コーヒー砂糖いり恋する窓辺』でデビュー。
2016年『同級生』がアニメ化し、劇場上映。2017年『ダブルミンツ』が実写映画化。
2020年『王国物語』が第23回文化庁メディア芸術祭・マンガ部門審査委員会推薦作品に選出。官能的なストーリーから爽やかな青春もの、ドラマチックなボーイズラブまで、魅力あふれる作品を数多く生み出し、女性を中心に熱い支持を集める。
妖奇庵夜話 千の波 万の波 (角川ホラー文庫) 榎田 ユウリ (著), 中村 明日美子 (イラスト) 伊織と青目の「あの日々」と、妖奇庵のみんながここに。待望の完結巻! |
<既刊>
妖奇庵夜話 その探偵、人にあらず (角川ホラー文庫) 榎田 ユウリ (著), 中村 明日美子 (イラスト) 突如発見された「妖怪」のDNA。それを持つ存在は「妖人」と呼ばれる。お茶室「妖〓(き)庵」の主、洗足伊織は、明晰な頭脳を持つ隻眼の美青年。口が悪くヒネクレ気味だが、人間と妖人を見分けることができる。その力を頼られ、警察から捜査協力の要請が。今日のお客は、警視庁妖人対策本部、略して“Y対”の新人刑事、脇坂。彼に「アブラトリ」という妖怪が絡む、女子大生殺人事件について相談され…。 |
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