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手塚治虫さん「ミッドナイト」単行本未収録11話を含む『ミッドナイト ロストエピソード』が刊行

手塚治虫さんの人気作『ミッドナイト』の単行本未収録作11話を中心に編んだ『ミッドナイト ロストエピソード』が立東舎より刊行されました。

 

初単行本化11作品を含む〈幻の作品集〉が登場!

1986年から1987年にかけて『週刊少年チャンピオン』に連載された「ミッドナイト」には、実は単行本未収録の11話が存在します。

 
本書はこの幻の11話を中心に、最終回に重要な役柄で登場するブラック・ジャック出演回3話分も収録。さらには最終3話も雑誌掲載時のオリジナルに忠実な形で収録されており、全18回のエピソードで「ミッドナイト」の新たな側面を堪能できる一冊となっています。

 
さらに巻末にはプロトタイプである「ドライブラー」の未発表原稿や、「ミッドナイト」の扉絵、単行本の表紙絵、予告カットなども掲載。解題では濱田髙志さんが「ドライブラー」と「ミッドナイト」の関係を紐解くなど、資料性にも優れているのが特徴です。カバーデザインは米川裕也さんが担当。

 

著者プロフィール

手塚治虫(てづか・おさむ)さんは、1928年生まれ、大阪府豊中市出身。兵庫県宝塚市で少年時代を過ごす。1946年マンガ家としてデビュー。翌年発表した「新寶島」等のストーリーマンガにより、戦後マンガ界に新生面を拓く。

1962年アニメーション作家としてデビュー。翌年から放映したテレビアニメ「鉄腕アトム」により、テレビアニメブームをまきおこす。1989年2月9日没。

 

ミッドナイト ロストエピソード (立東舎)
手塚 治虫 (著)

ブラック・ジャック最後の登場エピソードも収録
初単行本化11作品を含む『ミッドナイト』、幻の作品集が登場!

本書には、1986年から1987年にかけて『週刊少年チャンピオン』に連載された『ミッドナイト』全67話の中から、単行本未収録の11話分と、最終回に重要な役柄で登場するブラック・ジャック出演回3話分を収録。当時の判型のままの大きなB5サイズ、高精細な印刷、そして貴重な巻末資料を掲載と、これまでの立東舎の手塚本同様のフォーマットでお贈りします。
『ミッドナイト』は晩年の代表作のひとつでありながら、発表以来35年間知られざるエピソードとして多くのファンから単行本化を熱望されていた未収録エピソードが存在しました。本書は、それら14話を含む幻の作品集、しかも手塚治虫がブラック・ジャックを描いた最後の作品でもあります。さらに、巻末資料として全67話分の扉絵原画、単行本の表紙絵、予告カット、そして『ミッドナイト』のプロトタイプ『ドライブラー』の現存する原稿など資料・解題を掲載と、『ミッドナイト』の魅力を存分に楽しめる構成となっています。

 


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