平谷美樹さん「貸し物屋お庸謎解き帖」シリーズ第3弾『五本の蛇目』が刊行
江戸のレンタルショップ・貸し物屋の娘店主が借り手の秘密や困り事、企みを見抜いて収める人情たっぷりの痛快時代小説「貸し物屋お庸謎解き帖」シリーズ第3弾、平谷美樹さん著『貸し物屋お庸謎解き帖 五本の蛇目』が大和書房より刊行されました。
口は悪いが気性は真っ直ぐの江戸娘が大活躍!痛快ホロリ、読み心地満点の大人気時代小説!
【あらすじ】
厄介事も無理難題も持ち前の好奇心と人情で一件落着!
お客が求める貸し物の陰に隠れた事情を見抜いて収めるお庸の謎捌きが痛快な、人気書き下ろし時代小説、待望の第三弾!
「無い物はない」江戸のレンタルショップ湊屋両国出店の娘店主は、物だけでなく知恵も貸してくれるという評判を聞きつけて、今日も悩みと秘密を抱えた胡乱なお客がやってくる──。
湊屋本店と江戸市中に十二ある出店のすべてを訪れた謎の翁の正体は?慌てて借り出された五本の蛇目傘はいったい何に使われるのか?毎夜馬小屋を訪れる怪しい影は河童?それとも亡魂?
〔目次〕
・能管の翁
・魚屋指南
・五本の蛇目(じゃのめ)
・野分(のわき)の後
・湯屋の客
著者プロフィール
著者の平谷美樹(ひらや・よしき)さんは、1960年生まれ、岩手県出身。大阪芸術大学卒業。中学校の美術教師を務める傍ら創作活動に入る。
2000年『エンデュミリオンエンデュミリオン』で作家デビュー。同年、『エリ・エリ』で小松左京賞を受賞。2014年「風の王国」シリーズで歴史作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞。
著書に「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末」「貸し物屋お庸謎解き帖」(だいわ文庫)シリーズのほか、「修法師百夜まじない帖」(小学館文庫)シリーズ、「貸し物屋お庸」(招き猫文庫)シリーズ、「採薬使佐平次」「江戸城 御掃除之者!」「よこやり清左衛門仕置帳」(角川文庫)シリーズ、『でんでら国 上・下』『鍬ヶ崎心中 幕末宮古湾海戦異聞』(小学館文庫)、『柳は萌ゆる』(実業之日本社文庫)、『国萌ゆる 小説 原敬』(実業之日本社)、『大一揆』(角川文庫)等、多数がある。
貸し物屋お庸謎解き帖~五本の蛇目 (だいわ文庫) 平谷美樹 (著) |
<既刊>
貸し物屋お庸謎解き帖 桜と長持 (だいわ文庫) 平谷 美樹 (著) 「無いものはない」の看板を掲げる貸し物屋・湊屋両国出店の主は、美形だが口の悪さで知られる江戸娘、お庸。 |
貸し物屋お庸謎解き帖 百鬼夜行の宵 (だいわ文庫) 平谷 美樹 (著) 「ちょいと手を貸してやったら人がもっと幸せになるんなら、進んでやるのがいいと思わねぇか?」 |
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