本のページ

SINCE 1991

土日祝日で5連休と言っている場合じゃない! 髙崎順子さん『休暇のマネジメント』が刊行

『フランスはどう少子化を克服したか』(新潮新書)著者の髙崎順子さんの著書『休暇のマネジメント 28連休を実現するための仕組みと働き方』がKADOKAWAより刊行されました。

 

フランス並みの年次休暇制度「休むための働き方」の意外な経済効果とは?

1982年より年5週間(年間30日間)の有給休暇を法制化し、高い取得率を誇るフランス。
対して日本の年次有給休暇は、勤続年数によって幅がありつつ、年間付与日数は10日~20日。その取得率は長年低く、2019年からは付与日数の一部の義務取得制度が始まりました。しかし働く現場はなかなか変化せず、「休むには忙しすぎる」実態が続いています。未だ、制度はあるのに運用が追いついていない状況です。

 
フランスはいかにして、今のようなバカンス大国になったのか。
日本がもっと休める国になるために、参考になる点はあるのか。

 
本書は『フランスはどう少子化を克服したか』(新潮新書)著者の髙崎順子氏が、フランスのバカンス文化を支える長期休暇制度の設計と運用、それを可能にする「働き方」と「休み方」の具体的なノウハウを伝える一冊。20年以上のフランス生活で著者が築いた幅広い取材ネットワークを駆使し、働き方改革の必要が謳われ続ける日本社会へ、希望とヒントを届けます。

 
【本書の概要】

経営人もサラリーマンも必見! バカンスは仕事の生産性を上げ、人生を彩る。
今の日本に必要な働き方がここにある!

・仕事を効率化したい
・不況対策
・心身の疲労
・モチベーションの低下
・部署内の人間関係

バカンスが解決するかも!?
日本と同じようにかつては「休めない国」だったフランス。
今では仕事も経済も回しながらガッツリ休むようになったフランスのやり方をヒントに「休むための働き方」を考える!

 

本書の構成

第1章 休みベタな国から、休むために働く国へ

第2章 実録! 年5週間休む人々の働き方 ~ サラリーマン編

第3章 経営者&管理職が語る、休暇マネジメントの思想と実践

第4章 年休5週間が社会に与える影響は? データで見るバカンスの効能

第5章 今からできる! 法制度と実例から考える日本のバカンス

 

著者プロフィール

著者の髙崎順子(たかさき・じゅんこ)さんは、1974年生まれ、東京都出身。東京大学文学部卒業後、都内の出版社勤務を経て渡仏。
書籍や新聞雑誌、ウェブなど幅広い日本語メディアで、フランスの文化・社会を題材に寄稿している。

著書に『フランスはどう少子化を克服したか』(新潮新書)、『パリのごちそう』(主婦と生活社)などがある。

 

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です