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高橋和久さん『別の地図』刊行記念!高橋和久さん×河野真太郎さんトークイベントを開催

高橋和久さん著『別の地図──英文学的小旅行のために』が松柏社より刊行されました。これを記念して、本屋B&Bにて著者・高橋和久さんと英文学者・河野真太郎さんによるトークイベント「小説のこと、批評のこと、大学と人文学のこと」が6月23日(金)にオンライン&リアル開催されます。

 

トークイベント〈高橋和久×河野真太郎「小説のこと、批評のこと、大学と人文学のこと」〉開催概要

今回のイベントでは、ジョージ・オーウェル『一九八四年』などの翻訳で知られる高橋和久さんが主にイギリス・アイルランドの小説・政治社会をめぐるスリリングな批評を展開する『別の地図』の刊行を記念して、高橋さんと英文学者の河野真太郎さんが、「スコットランド文学」「ウェールズ文学」「大学と人文学」「批評と研究」などについて語り合います。

 
 
■開催日時:2023年6月23日(金)19:30~21:30(19:00オンライン開場)

■場所:本屋B&B(東京都世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F) + オンライン(Zoom)

■参加方法:以下のいずれかのチケットを購入してください。
◎来店参加(数量限定・1ドリンク付き):2,750円(税込)
◎配信参加1,650円(税込)
◎サイン入り書籍つき配信参加:1,650円+書籍『別の地図:英文学的小旅行のために』2,200円(いずれも税込)
◎サインなし書籍つき配信参加:1,650円+書籍『別の地図:英文学的小旅行のために』2,200円(いずれも税込)※イベント後発送
※「書籍つき配信参加」の場合、書籍はイベント後の発送となります。

★詳細&申込み:https://bookandbeer.com/event/20230623_bcu/

 

登壇者プロフィール

 
■高橋和久(たかはし・かずひさ)さん

1950年生まれ。京都大学卒業、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。東京大学名誉教授。

著書に『エトリックの羊飼い、或いは、羊飼いのレトリック』(研究社)、訳書にジェイムズ・ホッグ『悪の誘惑』(国書刊行会)、ジョージ・オーウェル『一九八四年[新訳版]』(ハヤカワepi文庫)、ジョゼフ・コンラッド『シークレット・エージェント』(光文社古典新訳文庫)、ピーター・バリー『文学理論講義──新しいスタンダード』(監訳、ミネルヴァ書房)など。

 
■河野真太郎(こうの・しんたろう)さん

1974年生まれ、山口県出身。一橋大学法学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。専修大学国際コミュニケーション学部教授。専門はイギリス文学・文化および新自由主義の文化と社会。

著書に『〈田舎と都会〉の系譜学』『戦う姫、働く少女』『新しい声を聞くぼくたち』、共著に『文化と社会を読む 批評キーワード辞典』、共編著に『終わらないフェミニズム――「働く」女たちの言葉と欲望』、訳書にピーター・バーク『文化のハイブリディティ』、ウェンディ・ブラウン『新自由主義の廃墟で』、共訳書にレイモンド・ウィリアムズ『共通文化に向けて―文化研究1』、アンジェラ・マクロビー『フェミニズムとレジリエンスの政治』など。

 

※以下はAmazonへのリンクです。

別の地図──英文学的小旅行のために
高橋和久 (著)

「大きな流れを見てすべてを視野のうちに取り込んでいると考える錯覚は、滑稽だけれどもつねに愛敬とは限らない。
大きな流れの背後には大抵それに逆行するいくつかの小さな流れが隠されている。」

訳者によるジョージ・オーウェル『一九八四年』論、絵解きが紡ぐ18世紀英文学史、E・M・フォースター再評価、ヴァージニア・ウルフの描出話法、ジョン・バンヴィルの特異性と現代性、20世紀末読書案内、スコットランド人頭税……主にイギリス・アイルランドの小説・政治社会をめぐるスリリングな批評の世界。

 
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