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チェアリングで自分の人生が変わる!?森沢明夫さん〈青春起業小説〉『ロールキャベツ』が刊行

森沢明夫さん著『ロールキャベツ』

森沢明夫さん著『ロールキャベツ』

『虹の岬の喫茶店』『夏美のホタル』の著者・森沢明夫さんの新作長篇小説『ロールキャベツ』が徳間書店より刊行されました。

 

チェアリングで自分の人生が変わる!? 悩める学生の青春起業小説『ロールキャベツ』

 
【あらすじ】

自分の人生の脚本は自分の手で書き換える!

自分には、やりたいことも、得意なことも、何もない……。そんな悩める大学2年生の夏川誠を変えたのは、ただ椅子に座るだけの野遊び「チェアリング」の仲間たちだった。

『虹の岬の喫茶店』『夏美のホタル』の著者が贈る青春起業小説!

 
<チェアリングって何?>

持ち運びできる椅子を、自分の気に入った場所に置く。座った瞬間、目に見るすべてが自分のものになる!
誰かと一緒に同じ景色を眺めながら会話していると、普段言えないようなことも言えたりするという。

 
公園へ向かう途中、パンクで困っていた大学生(風香と玲奈)を助けた誠は、二人から「チェアリングしよう!」と誘われる。椅子に座るだけの野遊び「チェアリング」が、夏川誠を変えていく……。

 
〔主な登場人物――チェアリングのメンバー〕

◆夏川誠
夢も、特技も、やりたいことも特になし。就活に迷う大学生には思わぬ才能が!

◆王丸玲奈
ミュージシャンになってステージで飛び跳ねたい! だけど、できない事情が……。

◆上村風香 
夢は農家レストランの経営。場所は絶対に「あの場所」と決めていたけれど……。

◆長沢智也
大学生にして投資家。ミリオネアを目指すようになった悲しい理由とは。

◆奈良京太郎
喫茶店のオーナーを目指して修業中。実家の病院はどうしても継ぎたくない──。

 

著者コメント

たとえ「いい人たち」に囲まれていても、苦難に押し潰されそうな時はある。奇跡だって簡単には起こらない。それが人生ですよね。でも、仲間たちと支え合い、あがいているうちに人はちょっぴり成長します。読めばきっと仲間に入りたくなる五人の大学生の物語です。

 

本書の目次

プロローグ
第一章 青の世界
第二章 若草色のテーブルクロス
第三章 葡萄色の朝
第四章 鉛色の波
第五章 パイナップル色の夕空
第六章 ピンク色のTシャツ
第七章 金色の文字
第八章 ブルートパーズ色の海
エピローグ
あとがき

 

著者プロフィール

著者の森沢明夫(もりさわ・あきお)さんは、1969年生まれ、千葉県出身、早稲田大学卒業。2007年『海を抱いたビー玉』で小説家デビュー。

『虹の岬の喫茶店』『夏美のホタル』『癒し屋キリコの約束』『きらきら眼鏡』『大事なことほど小声でささやく』等、映像化された作品多数。他の著書に『ヒカルの卵』『エミリの小さな包丁』『おいしくて泣くとき』『ぷくぷく』『本が紡いだ五つの奇跡』等がある。

 

ロールキャベツ
森沢明夫 (著)

 


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