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「大丈夫ですよ、たいていの悩みは猫で治りますから」石田祥さん『猫を処方いたします』が発売2ヶ月で6刷

2023年3月に刊行された、石田祥さん著『猫を処方いたします』(PHP文庫)が発売後2カ月で6刷重版、4万部突破と売れ行き好調です。

 

愛くるしい猫の書影でジャケ買いする人も! こころの病気に本物の猫が”処方”される京都の病院を舞台にしたもふもふハートフルストーリー

本書は京都市中京区の薄暗い路地にある「中京こころのびょういん」の、妙にノリの軽い医者さんが、お薬として本物の猫を処方するという斬新な設定の小説です。

「よく効きますよ。昔から猫は百薬の長って言いますからね」というお医者さんの言葉通り、戸惑いながらも、決められた日数、猫を「服薬」することで、こころに不調を抱える患者さんに変化が現れます。5匹の猫と患者さんの5つの物語、そして、医者が猫を処方するの「理由」についても深いワケが……。
猫と人のふれあいから生まれる「もふもふハートフルストーリー」です。

 
著者の石田祥さんは兼業作家として活躍し、デビュー9年目。これまでも人と動物が触れ合う物語を書いています。

書影に惹かれて買った読者からは「読んで癒された」「面白くて一気読みした」「思いがけず感動してしまった」などのレビューがSNSなどに投稿されています。

 

PHP文庫担当編集者のコメント

「本作は一生懸命生きているからこそ、心が疲れてしまった登場人物たちが 猫を『処方』され、少しずつ変わっていく様を描いた物語です。

何といっても石田先生の綴る猫たちがとびきり可愛い!三毛猫、スコティッシュフォールド、ラグドール……種類も性格も違う猫たちが、時には人間を振り回しながら大活躍する癒やし度満点の五編、ぜひ楽しんでいただけましたら幸いです」 

 

著者プロフィール

著者の石田祥(いしだ・しょう)さんは、1975年生まれ、京都府出身。高校卒業後、金融会社に入社し、のちに通信会社勤務の傍ら小説の執筆を始める。2014年、第9回日本ラブストーリー大賞へ応募した『トマトの先生』 (宝島社文庫)が大賞を受賞し、デビュー。

他に「ドッグカフェ・ワンノアール」シリーズ、『元カレの猫を、預かりまして。』(双葉文庫)、『夜は不思議などうぶつえん』(双葉文庫)がある。

 

 


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