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岩田リョウコさん〈英語勉強エッセイ〉『直訳やめたら英語が一気にできるようになった私の話』が刊行

苦手な英語を克服、おまけに渡米後全米1位のベストセラーまで出版した岩田リョウコさん著『直訳やめたら英語が一気にできるようになった私の話』が大和書房より刊行されました。

 

英語が大の苦手…なのにアメリカでベストセラー本を出版する!?

「好き+英語+ちょっとの勇気」があれば、英語はどんどん話せる――。
英語が超苦手だったのに、アメリカでベストセラーまで出した著者による、英語勉強エッセイが誕生しました。

 
「ずっと英語が話したいけど、話せない」そんな多くの日本人にとって、読むだけで英語学習意欲がわいてくる本です。

英語が苦手な著者が、ひょんなことから英語を好きになりアメリカへ行き、大好きなコーヒー情報をブログで発信し大人気に。出版社の目にとまり書籍化され、たちまちAmazon全米で1位のベストセラーに――。

本書は、長い英語学習とアメリカ生活の中で身につけた、ちょっとした「英語のコツ」を総まとめした一冊です。

 

著者より「直訳をやめてみる、そこからどんどん話せるようになる!」

まず、日本語を英語に訳すのをやめてください。
映像を思い浮かべて、それを、「知っている英単語」で言ってみる。
そこから始めましょう!

 
例えば、「趣味は映画鑑賞です」って言いたい場合。「趣味は」から訳そうとして、「My hobby is」が出てきます。いい感じです。
次は「映画鑑賞」の単語。わたしは「鑑賞」っていう英単語、知らないです。訳そうとすると「映画鑑賞」がわかんない~!って、ここで止まってしまうんです。
だから日本語にこだわらなくて大丈夫。

 
わたしたち日本人は中学校で1500個くらい英単語を勉強しています。すごいことです。1500も覚えてなくても、自分が知っている英単語をつなげていけば、いかようにも文章は作れます。むずかしく考える必要はないんです。

訳そうとせずに、言いたいことの映像をイメージして、それを知っている言葉で言おうとしてみてください。
だってひとつのことを説明したいとき、言い方なんて何通りもあるし、必ず日本語の訳をそのまま使う必要なんてないんです。
だから「趣味」「鑑賞」の呪縛から解き放たれて、発想を変えてみましょう。

 
I like movies.
I like watching movies.

でどうでしょう。簡単でしょ?

 
なお、【清水みさとさんに聞いた!「30歳からのイギリス語学留学のリアル」】も掲載されています。

 

本書の構成

LESSON 1 まずは直訳をやめてみる
◎「毎日英語」はやはり効く!
◎「話せる」よりもまずは「リスニング」
◎2語で話せる便利なフレーズ …他

LESSON 2 「好き」と「自信」を英語にくっつける
◎日本人の英語、なにがダメなの?
◎3語で話せる便利なフレーズ10
◎リスニング上達法、わたしの場合
◎まずは「わかる単語」を拾う …他

LESSON 3 学校で教えてくれなかった!? アメリカのリアル英語
◎アメリカの大学院、どうやって入る?
◎恋愛系で使うフレーズ
◎日本人が使い方を間違っている英語

LESSON 4 アメリカに住んでわかったこと
◎動詞は「この5つ」で話せる 1.get 2.have 3.make 4.go 5.do
◎「アメリカで働く」ということ
◎言えたらかっこいいあいづち集 …他

LESSON 5 アメリカで「ベストセラー」出しちゃった
◎ちょっとしたきっかけが「仕事」に転がっていく
◎社会人もたくさんいるアメリカの大学
◎「英語力」をキープするオンライン英会話活用法 …他

■巻末特別 5年ぶりのアメリカ旅日記

 

著者プロフィール

著者の岩田リョウコ(いわた・りょうこ)さんは、兵庫県出身、名古屋育ち。コロラド大学大学院で日本語教育学を学び、2009年から外務省専門調査員として在シアトル総領事館勤務。

2012年にアメリカでコーヒーの基本やトリビアなどを解説するサイト「I LOVE COFFEE」を立ち上げる。わずか2ヵ月でメディアに取り上げられ始め、月間150万ページビューのサイトに成長。2015年にブログが書籍化され、Amazonランキング全米1位のベストセラーに。現在、世界5か国で翻訳出版されている。

著書に『週末フィンランド ちょっと疲れたら一番近いヨーロッパへ』『コーヒーがないと生きていけない!』(大和書房)、『HAVE A GOOD SAUNA!』『ちょっとサウナ行ってきます』(いろは出版)、共著に『エンジョイ!クラフトビール』(KADOKAWA)など。

 

直訳やめたら英語が一気にできるようになった私の話
岩田リョウコ (著)

まず、自分は日本語能力をすべて失った! と思ってみましょう。
手持ちのカードは全部英語、しかも少なめ!
でもこのカードの中からやっていくしかないと思ってみてください。


手持ちのカードが少なくても、短い文章でも、ちゃんと作れば問題なく相手に伝わりますし、単語をつないで短い文章を作り、それまたつなげていけば、立派な長い文章も作れます。

わたしが英語を話すときのイメージは、
英単語が書かれた電車の車両を順に英語の文法に当てはめて連結して並べていくような感じです。
話しながら、どんどん連結して文章を作っていくんです。

本書で、順を追って説明しています。
ぜひ読んで、挑戦してみてください!

 


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