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久坂部羊さん〈高級クリニックの黒い疑惑に迫る〉医療経済サスペンス『砂の宮殿』が刊行

久坂部羊さんの最新小説『砂の宮殿』がKADOKAWAより刊行されました。本書は、セレブ医師4人が経営する高級クリニックで起きた不審死事件をきっかけに、彼らが疑惑に囚われ揺らいでいく医療サスペンス小説です。

なお、発売を記念して、KADOKAWA文芸WEBマガジン「カドブン」で本書の冒頭試し読みを特別公開中です。

 

がんの手術費、6200万円――高級クリニックの黒い疑惑に迫る医療経済サスペンス 殺害の動機はセレブ医師4人全員にあった!

 
【あらすじ】

「6,000万円ぐらい、命の値段としては高くもないだろう」

外科医の才所准一は、大阪で海外富裕層向けの自由診療クリニックを運営している。
抗がん剤・免疫療法の趙鳳在、放射線科の有本以知子、予防医学の小坂田卓という優秀な三人の理事とともに最先端のがん治療を提供し、順調に実績を重ねていたところ、久しぶりに訪ねてきた顧問が不審死を遂げる。

これは病死か事故か、それとも――。
高額な治療費への批判も止まず、クリニックに吹き荒れる逆風に、才所はどう立ち向かうのか。

 

『砂の宮殿』冒頭40ページ分を大公開!

<試し読み(全4回)>

★【1】がんの手術費、日本円にして約六千二百万円。高級クリニックの疑惑に迫る医療経済サスペンス!
https://kadobun.jp/trial/sunanokyuuden/entry-48029.html

★【2】「やつら、健康のためなら湯水のように金を注ぎ込んでくれますからね」
https://kadobun.jp/trial/sunanokyuuden/entry-48030.html

★【3】顧問の福地が、厄介な依頼をもってきた。
https://kadobun.jp/trial/sunanokyuuden/entry-48031.html

★【4】無理難題を押しつけて顧問が帰っていった、その直後――。
https://kadobun.jp/trial/sunanokyuuden/entry-48032.html

 

著者プロフィール

著者の久坂部羊(くさかべ・よう)さんは、大阪府出身。大阪大学医学部卒業。作家・医師。2003年、小説『廃用身』でデビュー。

小説に『破裂』『無痛』『悪意』『芥川症』『いつか、あなたも』『介護士K』、エッセイに『大学病院のウラは墓場』『日本人の死に時』など、医療分野を中心に執筆。

 

砂の宮殿
久坂部 羊 (著)

装幀:岡孝治
装画:井筒啓之

 
【関連】
がんの手術費、日本円にして約六千二百万円。高級クリニックの疑惑に迫る医療経済サスペンス! 久坂部羊『砂の宮殿』試し読み#1 | カドブン
「やつら、健康のためなら湯水のように金を注ぎ込んでくれますからね」 久坂部羊『砂の宮殿』試し読み#2 | カドブン
顧問の福地が、厄介な依頼をもってきた。 久坂部羊『砂の宮殿』試し読み#3 | カドブン
無理難題を押しつけて顧問が帰っていった、その直後――。 久坂部羊『砂の宮殿』試し読み#4 | カドブン

 


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