「マンガ大賞2023」ノミネート作品が決定! 『あかね噺』『女の園の星』『タコピーの原罪』『天幕のジャードゥーガル』『光が死んだ夏』など11作品

マンガ大賞2023
マンガ大賞実行委員会は1月24日、「マンガ大賞2023」のノミネート作品を発表しました。
今回の一次選考では、102人の選考員が参加し、242タイトルが挙がりました。その中から、上位11作品(得票同数を含む)がノミネート作品となりました。
なお、二次選考の結果は3月中~下旬の授賞式をもって発表となります。
「マンガ大賞2023」ノミネート作品〔敬称略〕
<ノミネート作品>
◎馬上鷹将・末永裕樹『あかね噺』
◎和山やま『女の園の星』
◎山口貴由『劇光仮面』
◎とよ田みのる『これ描いて死ね』
◎藤本タツキ『さよなら絵梨』
◎地主『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』
◎阿賀沢紅茶『正反対な君と僕』
◎タイザン5『タコピーの原罪』
◎トマトスープ『天幕のジャードゥーガル』
◎松木いっか『日本三國』
◎モクモクれん『光が死んだ夏』
マンガ大賞について
マンガ大賞は、2008年に創設された、有志によるマンガ賞です。
運営は、マンガ大賞実行委員会が行っており、選考員は、実行委員が直接声をかけたマンガ好きの有志たちで、書店員をはじめとするさまざまな職業の方がメンバーとして参加しています。
その年の1月1日から12月31日に出版された単行本の内、最大巻数が8巻までの作品を対象とし、一次選考では、各選考員が「人にぜひ薦めたいと思う作品を5作品」を選出。二次選考では、一次選考の結果から得票数10位までの作品がノミネートされます。選考員はその全てを読み、トップ3を選びます。その結果を集計し、「マンガ大賞」が決定されます。
あかね噺 1 (ジャンプコミックス) 馬上 鷹将 (著), 末永 裕樹 (原著) 幼い頃、父の魔法の様な落語に魅せられた朱音は、父のある一席を機に自身も噺家としての道を歩み始める。17歳になった朱音が目指すのは落語界の最高位「真打」になること──。一流の技量を習得するため、様々な試練が朱音を待ち受け…!? 新生落語ヒロイン、ここに誕生!! |
女の園の星 1 (フィールコミックス) 和山やま (著) ある女子校、2年4組担任・星先生。 生徒たちが学級日誌で繰り広げる絵しりとりに翻弄され、教室で犬のお世話をし、漫画家志望の生徒にアドバイス。 |
劇光仮面 (1) (ビッグコミックス) 山口 貴由 (著) これは星をつなぐ者たちの物語である。 『シグルイ』『覚悟のススメ』の鬼才、完全新境地の最新作! 【編集担当からのおすすめ情報】 |
これ描いて死ね (1) (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル) とよ田 みのる (著) ◎とよ田みのる最新作は、漫画家漫画! 漫画の可能性をひたすらに探究した前作『金剛寺さんは面倒臭い』完結から1年8か月。 東京の島しょ・伊豆王島に住む安海 相は、漫画が大好きな高校1年生。 漫画家にはどうやったらなれるのか? 漫画家を目指している人にも、かつて目指していた人にも、漫画が好きな人にはもちろん、漫画を毛嫌いしている人にも、漫画を読んだことがない人にだって ゲッサン本誌掲載時のカラーページを単行本でもカラーで再現! 巻末には本作に実は深く関わる作品だった「週刊ビッグコミックスピリッツ」に掲載された読切、『デビュー』タイトル改めの『ロストワールド』を収録! |
さよなら絵梨 (ジャンプコミックス) 藤本 タツキ (著) 私が死ぬまでを撮ってほしい──病の母の願いで始まった優太の映画制作。母の死後、自殺しようとした優太は謎の美少女・絵梨と出会う。2人は共同で映画を作り始めるが、絵梨はある秘密を抱えていた…。現実と創作が交錯しエクスプローションする、映画に懸けた青春物語!! |
スーパーの裏でヤニ吸うふたり(1) (ビッグガンガンコミックス) 地主 (著) 今夜もあなたとこの場所で。 |
正反対な君と僕 1 (ジャンプコミックス) 阿賀沢 紅茶 (著) 元気いっぱいだけど周りの目を気にしてしまう鈴木は、自分の意見を言える物静か男子・谷くんに絶賛片思い中。だが周りの目が気になって普通に接せず、いつも谷くんにダル絡みばかり…。しかしある日勇気を出して、一緒に帰ろうと誘ってみたところ…!? |
タコピーの原罪 上 (ジャンプコミックス) タイザン5 (著) 地球にハッピーを広めるため降り立ったハッピー星人・タコピー。助けてくれた少女・しずかの笑顔を取り戻すため奔走するが、少女を取り巻く環境は壮絶。無垢なタコピーには想像がつかないものだった。ただ笑って欲しかったタコピーが犯す罪とは…!? |
天幕のジャードゥーガル 1 (1) (ボニータコミックス) トマトスープ (著) 後宮では賢さこそが美しさ。13世紀、地上最強の大帝国「モンゴル帝国」の捕虜となり、後宮に仕えることになった女・ファーティマは、当時世界最高レベルの医療技術や科学知識を誇るイランの出身。その知識と知恵を持ち、自分の才能を発揮できる世界を求めていたファーティマは、第2代皇帝・オゴタイの第6夫人でモンゴル帝国に複雑な思いを抱く女・ドレゲネと出会う──。 |
日本三國 (1) (裏少年サンデーコミックス) 松木 いっか (著) この国を、再統一する―― 文明崩壊後の近未来、再び戦国時代と化した日本を再統一すべく一人の青年が立ち上がった。 |
光が死んだ夏 1 (角川コミックス・エース) モクモク れん (著) 光はもうおらんのや…それやったら――。 ある集落で暮らす少年、よしきと光。同い年の2人はずっと一緒に育ってきた。 巻末には在りし日の2人を描いた、描き下ろし短編も収録。 |
【関連】
▼マンガ大賞2023、二次選考ノミネート作品が決定!|マンガ大賞
◆「僕街」三部けいさん最新コミック『13回目の足跡』第1巻が刊行 | 本のページ
◆【第2回みんなの推し恋愛マンガ大賞】青春恋愛部門はやまもり三香さん『うるわしの宵の月』、大人の恋愛部門はma2さん『私たちが恋する理由』が受賞 | 本のページ
◆「第47回講談社漫画賞」最終候補作が決定 『あかね噺』『うるわしの宵の月』『ダーウィン事変』など15作品 | 本のページ
◆【マンガ大賞2023】とよ田みのるさん『これ描いて死ね』が受賞 | 本のページ