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元「乃木坂46」心理カウンセラー・中元日芽香さんがカウンセリング本を今冬に刊行&掲載するお悩みを事前募集

現在は心理カウンセラーとして活動する中元日芽香さん

現在は心理カウンセラーとして活動する中元日芽香さん

文藝春秋は、元乃木坂46の心理カウンセラー・中元日芽香さんの2冊目の著書で、悩み相談に答える“カウンセリング本”を、2023年冬に刊行します。

 

元乃木坂46の心理カウンセラー・中元日芽香さんが、皆さんの相談にお答えします!

前作『ありがとう、わたし 乃木坂46を卒業して、心理カウンセラーになるまで』は、アイドルとして活躍する裏で適応障害に苦しみ、カウンセリングに出会うまでの日々を綴った一冊です。

そして次の作品では、カウンセラーとして一歩を踏み出した中元さんが、かつての自分のように悩みを抱える方々と向き合い、相談に答えます。

悩みを打ち明け、気軽なおしゃべりをしているうちに、気づけば心が少し軽くなっている――そんな体験が味わえる書籍となる予定です。

 
CREA WEBでは、このカウンセリング本に掲載するお悩みを募集しています。締め切りは4月21(金)まで。詳しくは、https://crea.bunshun.jp/articles/-/40782 をご参照ください。

 

中元日芽香さんコメント

前作を読んだクライアント(相談者)さんから「中元さんの経験を共有させてもらい、自分と重なる考え方に励まされました」「お守りのように手元へ置いていて辛いことがあった時、本を読み返しています」というお言葉をいただきました。葛藤を書いた箇所もあったので、出版前は読んだ方々の反応が気になっていましたが、実体験を通して強い共感を呼ぶことができていたなら嬉しいです。

アイドルを経験した方は少ないかもしれませんが、進路や転職・自身のコンプレックスなど、読者さんそれぞれの境遇と悩みを重ねて読んでいただいたようです。カウンセラーとしてお悩みを聞く機会が増えた中で、「このようなことで悩んでいる方が多いのか」という蓄積ができました。 

もちろん、環境や解決方法は一人一人違うのでひとまとめにしてしまうことはできません。それでも、カウンセリングに行くことを躊躇してしまう方や、誰かに話すほどではないかな、という方へ向けて書籍を通して「一緒に考える」姿勢を示せたらいいなと思い、2冊目も執筆したいという気持ちになりました。

誰かに話をしているような感覚になって、気持ちの整理ができれば。皆さんのお守りになるような書籍にしたいと考えています。

 

著者プロフィール

2021年に刊行された『ありがとう、わたし』

2021年に刊行された『ありがとう、わたし』

中元日芽香(なかもと・ひめか)さんは、1996年4月13日生まれ、広島県出身。2011年から6年間、アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーとして活動したのち、2017年にグループを卒業。自身の経験から、心理カウンセラーになることを決意。

グループ卒業後、認知行動療法やカウンセリング学などを学び、2018年にカウンセリングサロン「モニカと私」を開設、心理カウンセラーとして活動を始め、現在に至る。

2021年6月、初の書き下ろし作品『ありがとう、わたし乃木坂46を卒業して、心理カウンセラーになるまで』を刊行。

 

<既刊>

ありがとう、わたし 乃木坂46を卒業して、心理カウンセラーになるまで
中元 日芽香 (著)

乃木坂46に1期生として加入した中元日芽香さんは、「ひめたん」の愛称で多くのファンに愛された人気絶頂の中、2017年にアイドルとしての活動を停止しました。
実はこの5年ほど前、アンダーメンバーの頃から、彼女には異変が起きていました。摂食障害(過食症)を経験したのです。選抜入りどころか、なかなかアンダーの最後列から前に行けないストレスが、彼女を食べ物に向かわせたのです。そのせいで太ってしまい、メンバーの中で悪目立ちするようになりました。
それでもアンダーのセンターをつとめる頃には、過食症はいったんは収まります。しかし、なかなか選抜メンバーには選ばれず、握手会でファンから「次こそは絶対選抜だよ」と言われたとき、「もう期待しないで」応えてしまいました。彼女は期待されることに疲れてしまったのです。
ようやく選抜メンバーに上がり、今度は1列目を目指す、という時期に彼女は、仕事を楽しめていないボロボロの自分に気づきます。家から出られない、涙が止まらない、リハーサルに行けない、笑えない、喋れない、伏し目がち……。ついには休業を余儀なくされました。医師の診断は「適応障害」でした。
それからの彼女の大きな支えとなったのは、カウンセラーの言葉でした。
「(カウンセリングで)あなたは秀でたものが何もないと言ったけれど、五年間も頑張り続けてきたことがすごいことだと思うよ。誰もができることじゃないんじゃないかな」
「今まで自分が泣けなかったから、代わりに身体が泣いてくれていたんだね。辛かったでしょう。頑張ったね」……
日芽香さんは心身が回復していくにつれ、カウンセリングに魅力を感じはじめます。そしてカウンセラー養成スクールに入り、カウンセラーとして、自分の辛かった経験を生かす道を歩みはじめました。
アイドルとして何を感じ、いかにして適応障害を乗り越え、人の悩みを受け止める立場になったのか――。日芽香さんのこれまでの思いを余すところなく綴る、初の書下ろし作品です。

乃木坂46樋口日奈さん推薦!

 
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