本のページ

SINCE 1991

『ガーンズバック変換』『円 劉慈欣短編集』刊行記念!陸秋槎さん×大森望さん「SF対談・サイン会」を開催

※『円』の書影は単行本のものです。

※『円』の書影は単行本のものです。

日本在住の華文ミステリ作家・陸秋槎さんの日本オリジナルSF短編集『ガーンズバック変換』が2月21日、劉慈欣さんの短編集『円』文庫版が3月7日、ともに早川書房より刊行されます。

刊行を記念して、八重洲ブックセンター本店にて、『ガーンズバック変換』著者の陸秋槎さんと『円』翻訳者の大森望さんによるSF対談・サイン会が3月11日(土)に開催されます。

 

陸秋槎さん×大森望さん「SF対談・サイン会」開催概要

■開催日時:2023年3月11日(土)14:00~16:00(開場13:30)

■場所:八重洲ブックセンター本店 8階ギャラリー

■参加条件
◎『ガーンズバック変換』または『円 劉慈欣短編集』いずれか1冊を八重洲ブックセンター本店で購入のうえ(※他店での購入では参加できません)、下記の申込みサイトより参加予約を行ってください。

★詳細&申込み:https://www.yaesu-book.co.jp/events/talk/23887/

 
なお、来場者特典として、抽選で2名に素敵なプレゼントを進呈します。
また、当日は早川書房による動画の撮影を予定しており、後日にPR動画として配信を行う可能性もありますのでご留意下さい。

 

登壇者プロフィール

 
■陸秋槎(りく・しゅうさ)さん

1988年生まれ、北京出身。復旦大学古籍研究所古典文学専攻修士課程修了。在学中は復旦大学推理協会に所属。2014年、雑誌『歳月・推理』の主催する第二回華文推理大奨賽(華文ミステリ大賞)で短篇「前奏曲」が最優秀新人賞を受賞。2018年に“読者への挑戦”が二度挟まれた本格ミステリ『元年春之祭』が早川書房より邦訳刊行され、“本屋大賞”翻訳小説部門第2位、“本格ミステリ・ベスト10”第3位、“このミステリーがすごい!”第4位ほか年末ベストテン企画上位を席捲し、高い評価を得る。

ほかの著作に『雪が白いとき、かつそのときに限り』『文学少女対数学少女』『盟約の少女騎士』などがある。

 
■大森望(おおもり・のぞみ)さん

1961年生まれ、高知県出身。京都大学文学部文学研究科卒業。SF翻訳家、書評家、アンソロジスト。

訳書にコニー・ウィリスさん『クロストーク』、劉慈欣さん『三体』三部作(共訳)、カート・ヴォネガット『はい、チーズ』、フィリップ・K・ディック『銀河の壺なおし〔新訳版〕』など。著書に『21世紀 SF1000』『同 PART2』『新編SF翻訳講座』『現代SF観光局』など。

訳書に、劉慈欣『三体』三部作(共訳)、コニー・ウィリス『クロストーク』、カート・ヴォネガット『はい、チーズ』『人みな眠りて』、フィリップ・K・ディック『銀河の壺なおし〔新訳版〕』

★YouTube「文学賞メッタ斬り!」チャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCjZJxIcZLhcfZpWlVtaUuAA

 

※以下はAmazonへのリンクです。

ガーンズバック変換
陸 秋槎 (著), 大久保 洋子 (翻訳), 稲村 文吾 (翻訳), 阿井 幸作 (翻訳)

『元年春之祭』『文学少女対数学少女』
華文ミステリ作家・陸秋槎、初のSF作品集!

ネット・スマホ依存症対策条例が施行された近未来の香川県。全未成年者たちは例外なく、液晶画面を通じたネットへの視覚的なアクセスを遮断する特殊眼鏡「ガーンズバックⅤ」を着用することを義務付けられていた。そんな香川から、女子高生の美優が大阪へやってきた目的とは――?

大阪観光サイバーパンクの表題作をはじめ、創作と道徳をめぐる脳科学SF「サンクチュアリ」、中世の南仏で貴族少女と吟遊詩人の出逢いを描くボルヘスやカルヴィーノ風味のファンタジー「物語の歌い手」、スマホゲーム開発をめぐる知的遊戯「開かれた世界(オープンワールド)から有限宇宙へ」、さらに百合SFアンソロジーや『異常論文』といった日本の書籍のために書き下ろされた傑作など、全8篇を収録。

※以下は3月刊行の文庫本ではなく単行本へのリンクとなっています。

円 劉慈欣短篇集
劉 慈欣 (著), 富安 健一郎 (イラスト), 大森 望 (翻訳), 泊 功 (翻訳), 齊藤 正高 (翻訳)

円周率の中に不老不死の秘密がある――10万桁まで円周率を求めよという秦の始皇帝の命を受け、荊軻(けいか)は300万の兵を借りて前代未聞の人列計算機を起動した! 第50回星雲賞に輝く「円」。麻薬密輸のために驚愕の秘密兵器を投入するデビュー短篇「鯨歌」。貧しい村で子どもたちの教育に人生を捧げてきた教師の“最後の授業”が信じられない結果をもたらす「郷村教師」。漢詩に魅せられた超高度な異星種属が、李白を超えるべく、あまりにも壮大なプロジェクトを立ち上げる「詩雲」。その他、もうひとつの五輪を描く「栄光と夢」、少女の夢が世界を変える「円円のシャボン玉」など、全13篇。中国SF界の至宝・劉慈欣の精髄を集める、日本初の短篇集。

 
【関連】
陸秋槎さん×大森望さん SF対談・サイン会 | 八重洲ブックセンター

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です