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クリープハイプ・尾崎世界観さん×千早茜さん共作小説『犬も食わない』が著者の新規対談を収録して文庫化 カバー装画は漫画家・魚喃キリコさん

尾崎世界観さん&千早茜さん著『犬も食わない』

尾崎世界観さん&千早茜さん著『犬も食わない』

ロックバンド「クリープハイプ」のヴォーカル・ギターで、小説『母影(おもかげ)』が芥川賞候補になった尾崎世界観さんと、小説『男ともだち』やエッセイ『わるい食べもの』も人気の作家・千早茜さんによる共作小説『犬も食わない』が文庫され、新潮文庫より刊行されました。

 

喧嘩が絶えない同棲中の恋人同士の本音を男女それぞれの視点で描く共作小説『犬も食わない』

周りには「なんで付き合ってるの?」と言われてしまう、喧嘩ばかりの同棲中カップルの日常を、男性視点を尾崎世界観さん、女性視点を千早茜さんが担当して描いた共作小説『犬も食わない』。

男女の視点別の章が交互に続き、恋愛中のかっこわるい本音をさらけ出す本作は、2018年10月の単行本刊行当時、全国書店で続々第1位を獲得&大重版を果たしました。

 
新たな装いとなる文庫カバー装画は、代表作『Strawberry shortcakes』『blue』をはじめ、美しい線と切ない心理描写で絶大な支持を集める漫画家・魚喃(なななん)キリコさんの『魚喃キリコ 未収録作品集』[上](東京ニュース通信社)所収作品を使用。また中扉には、『Strawberry shortcakes』(同)からの一枚を使用しています。

 
カバーと中扉共に、長らく魚喃作品ファンである尾崎・千早両著者が選び抜いた一枚。魚喃さんからの快諾を得て、この最強コラボが実現しました。

 
さらに文庫特典として、両著者による約30ページの新規対談を収録。共作の思い出や、書き手としての自分の変化、「恋愛」を書くことについてなど、たっぷり語り合っています。

 
<あらすじ>

派遣秘書の福は雇い主と出かけた先のビルで、廃棄物処理業者の大輔とぶつかった。ろくな謝罪もない舐めた態度に激高した福は罵詈雑言の限りを尽くし、大輔は一言でやり返す……そんな最悪な出会いから始まった。脱ぎっぱなしの靴下、流しに放置された食器、風邪の日のお節介。ベッドの半分を占める体は邪魔だし、同じシャンプーが香る頭は寝癖だらけ。他人の「いいね」からは程遠い、喧嘩ばかりで格好つかない恋愛の本音を、男女の視点別に描く共作小説。

 

著者コメント

 
◆尾崎世界観さん
あれから4年が経って、こうして文庫化されることが嬉しいです。
「成長」よりも「相変わらず」が似合う二人を愛しく思います。
ぜひ手に取っていただきたいです。

 
◆千早茜さん
4年ぶりに読み返すと、大輔と福は変わらずダメなままでした。
でも、その変わらなさがなんだか愛おしく、4年の間に変わった自分にも気づけました。
既読の方も、未読の方も、都会の片隅に必ずいるであろうダメなふたりの日々を、
苦笑しながら覗いてくれたら嬉しいです。

 

本書の目次

第一回
いちごミルク 千早茜
フライドポテト 尾崎世界観

第二回
大縄跳び 尾崎世界観
煙草コーヒー 千早茜

間奏 尾崎世界観

第三回
家弁当 千早茜
体温計 尾崎世界観

間奏 千早茜

第四回
テトリスJr. 尾崎世界観
古い鍋 千早茜

第五回
ラジカセ 千早茜
江ノ島 尾崎世界観

第六回
サヨナラ負け 尾崎世界観
ひとり相撲 千早茜

『犬も食わない』文庫化記念ロング著者対談

 

著者プロフィール

 
■尾崎世界観(おざき・せかいかん)さん

1984(昭和59)年生まれ、東京都出身。2001(平成13)年結成のロックバンド「クリープハイプ」のヴォーカル・ギター。2012年、アルバム「死ぬまで一生愛されてると思ってたよ」でメジャーデビュー。

2016年、初小説『祐介』を上梓し話題となり、2020(令和2)年には初の純文学作品『母影(おもかげ)』で芥川賞候補となる。エッセイに『苦汁100%』『苦汁200%』『泣きたくなるほど嬉しい日々に』。千早茜さんとの共著に『犬も食わない』。対談集に『身のある話と、歯に詰まるワタシ』。歌詞集に『私語と』などがある。

 
■千早茜(ちはや・あかね)さん

1979(昭和54)年生まれ、北海道出身。立命館大学卒業。幼少期をザンビアで過ごす。2008(平成20)年、小説すばる新人賞を受賞した『魚神(いおがみ)』でデビュー。2009年、同作にて泉鏡花文学賞、2013年、『あとかた』で島清恋愛文学賞、2021(令和3)年『透明な夜の香り』で渡辺淳一文学賞を受賞した。『あとかた』と2014年の『男ともだち』はそれぞれ直木賞候補となる。

他の小説作品に『西洋菓子店プティ・フール』『クローゼット』『神様の暇つぶし』『さんかく』『ひきなみ』『しろがねの葉』や、食にまつわるエッセイも好評で「わるい食べもの」シリーズ、新井見枝香さんとの共著『胃が合うふたり』がある。

 

犬も食わない
尾崎 世界観 (著), 千早 茜 (著)

人の恋愛で「いいな」と思うものなんて嘘っぽい。
――尾崎世界観
付き合っていたって、二十四時間好きなわけじゃない。
――千早 茜

豪華約30P! 尾崎世界観×千早茜、両著者による新規対談を収録。

 


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