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大濱普美子さん「第50回泉鏡花文学賞」受賞記念!大濱普美子さん✕東雅夫さんトークショーを開催

大濱普美子さん著『陽だまりの果て』

大濱普美子さん著『陽だまりの果て』

大濱普美子さんが『陽だまりの果て』(国書刊行会)で第50回泉鏡花文学賞を受賞したことを記念して、大濱さんと文芸評論家・東雅夫さんによるトークショーが2023年1月12(木)にジュンク堂書店 池袋本店で開催されます。

 

「『陽だまりの果て』 第50回泉鏡花文学賞受賞記念トークショー」開催概要

今回のトークイベントでは、第50回泉鏡花文学賞の受賞を記念して、ドイツから来日中の大濱普美子さんと文芸評論家の東雅夫さんが対談し、受賞に際してのエピソードや、創作をめぐっての知られざる逸話などについて語ります。
また、トークイベント終了後には大濱普美子さんのサイン会も予定されています。

 
■日時:2023年1月12(木)19:30~(開場19:00)

■場所:ジュンク堂書店 池袋本店(4F MJブックカフェ)
※イベント終了後、サイン会が予定されています。

■出演者:大濱普美子(作家)、東雅夫さん(文芸評論家)

■入場料:2000円

■申込み方法:事前の予約が必要です。ジュンク堂書店池袋本店1階サービスコーナーまたは電話(TEL 03-5956-6111)にて予約してください。

★詳細:https://honto.jp/store/news/detail_041000074365.html

 

出演者プロフィール

 
■大濱普美子(おおはま・ふみこ)さん

1958年生まれ、東京都出身。1980年、慶応義塾大学文学部文学科フランス文学専攻卒業。 1987年、パリ第七大学《外国語としてのフランス語》修士課程修了。1995年よりドイツ在住。2009年「猫の木のある庭」を発表(三田文学)。2022年『陽だまりの果て』で第50回泉鏡花文学賞を受賞。

著書に『たけこのぞう』『十四番線上のハレルヤ』(いずれも国書刊行会)がある。

 
■東雅夫(ひがし・まさお)さん

1958年生まれ、神奈川県出身。アンソロジスト、文芸評論家。早稲田大学卒業。1982年から『幻想文学』、2004年から『幽』の編集長を歴任。

2011年『遠野物語と怪談の時代』で第64回日本推理作家協会賞を受賞。著書に『百物語の怪談史』など、編纂書に『文豪怪談傑作選』『文豪ノ怪談ジュニア・セレクション』など、監修書に「怪談えほん」「妖怪えほん」シリーズや『絵本 化鳥』など。

 

※以下はAmazonへのリンクです。

陽だまりの果て
大濱普美子 (著)

〈ないことないこと〉が書き連ねられた物語、この世の裏側に窪んだどこにもない場所。魅惑に溢れた異世界へ――

時空や他己の隔たりを超えて紡がれる、懐古と眩惑に彩られた幻想譚6篇を収録。

〈傾聴ボランティア〉の派遣先で出会った老婦人の作り話とも真実ともつかない昔語りと、主人公の過去現在が絡み合う交感の物語。(「ツメタガイの記憶」)
行きつ戻りつ繰り返される、老人の記憶の窓に映る追想。(「陽だまりの果て」)
老いを意識し始めた主人公が姉御肌の老女と出会い、かけがえのないものを託される。(「骨の行方」)

◆皆川博子さん 推薦!
「表現は静謐でかろやかでさえあるのに、内在するのは深く重い生と衰と死と哀と慈である。
個が認識するものが細やかに巧緻に描かれるとき、一見ありふれた日常が、貌を変える。
現象のうわべに馴染んだ目には異様と映る、それこそが、真実の相であろう。
満ち足りた思いで読了した。」

【目 次】
ツメタガイの記憶
鼎ヶ淵
陽だまりの果て
骨の行方
連れ合い徒然
バイオ・ロボ犬

 
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