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SINCE 1991

創刊100年!月刊誌『文藝春秋』が定期購読サービス「文藝春秋 電子版」をスタート

株式会社文藝春秋は「文藝春秋 電子版」をスタートします。月刊誌『文藝春秋』の特集記事を中心に、一流の作家や知識人による記事・論考を配信し、執筆陣のオンライン番組が見放題になる定期購読サービスです。

 

「文藝春秋 電子版」概要

「文藝春秋 電子版」では、最新記事が雑誌発売前日に読めるほか、電子版オリジナル記事や過去10年3000本以上のアーカイブ記事も読み放題になります。好評のオンライン番組を毎月10本配信、過去に配信された70以上の番組も視聴できます。編集長による読みどころ解説や、スクープ速報、話題書の書評情報をお届けするニュースレターも充実しています。

 
購読プランは、1カ月プラン、6カ月プラン、1年プラン、雑誌セットプラン、法人プランをラインナップ。いま申し込みをすると、もれなく「特製トートバッグ(デザイン:佐藤可士和さん)」を特典として贈呈されます(1年プラン、雑誌セットプランが対象)。

トップページのイメージ(左:PC 右:スマートフォン)

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◇雑誌発売より「1日早く」読める
最新の『文藝春秋』(毎月10日発売)の特集・連載記事が発売日より1日早く読めます。

◇「月10本のオンライン番組」が見放題
ビジネスの現場でも役立つ時事問題について一流識者が議論するオンライン番組(生配信)が見放題になります(月10本配信、過去配信の70番組以上も見放題)。

◇「3000本以上のアーカイブ記事」が読み放題
『文藝春秋』の過去10年3000本以上のアーカイブ記事が読み放題になります。

◇特製トートバッグ(デザイン:佐藤可士和さん)をプレゼント
1年プラン、もしくは、雑誌セットプランには、特製トートバッグが無料でついてきます。

 
<サービス概要>

■サービス内容:『文藝春秋』の記事を雑誌発売日前日に配信するほか、オンライン番組やアーカイブ記事が読み放題。

■料金:1カ月プラン=1,200円(税込)/月、6カ月プラン=6,000円(税込)/6カ月、1年プラン=10,800円(税込)/1年、雑誌セットプラン12,000円(税込) /1年
※1カ月プラン、6カ月プラン、1年プランは初回半額。
法人プラン=2名プラン21,600円(税込)/1年、5名プラン48,600円(税込)/1年、10名プラン86,400円(税込)/1年
※各法人プラン初期費用:10,000円(税込)

■運営:株式会社文藝春秋

★URL:https://bunshun.jp/bungeishunju

 

「文藝春秋」新谷学編集長のコメント

「文藝春秋」は今からちょうど100年前、作家・菊池寛によって創刊されました。
「私は頼まれて物を云うことに飽いた。自分で、考えていることを、読者や編集者に気兼ねなしに、自由な心持で云って見たい」

菊池寛の「創刊の辞」はこう続きます。
「友人にも私と同感の人々が多いだろう。又、私が知っている若い人達には、物が云いたくて、ウズウズしている人が多い。一には、自分のため、一には他のため、この小雑誌を出すことにした」

ここに出てくる「友人」は芥川龍之介や直木三十五で、いずれも「芥川賞」「直木賞」にその名を残しています。「若い人達」は例えば小林秀雄や川端康成です。

そうした菊池寛の周囲に集まる文士たちのお陰で、28ページの「小雑誌」は順調に育ち、最新の2023年新年特大号では600ページを遥かに超えます。

そして創刊100周年を契機に、「文藝春秋」は本格的にデジタルに挑戦します。

12月1日にスタートする「文藝春秋 電子版」では毎月の雑誌記事はもちろん、10年3000本以上のアーカイブ記事が読み放題となります。

編集部がとりわけ力を入れているのが、月10本の配信を予定しているオンライン番組です。これまでにも東浩紀さんと小泉悠さんとの対談などは、大きな反響を呼びましたが、こうした過去の番組も含めて見放題です。会員の皆さまはライブで番組を視聴していただけるだけでなく、登壇者に質問することもできます。

私は創刊100周年に際して、「目覚めよ! 日本」というモットーを掲げました。

外交安全保障、国家財政、エネルギー、少子化、象徴天皇制など、この国の根幹にかかわる大切な問題を、もうこれ以上見て見ぬふりをせずに真正面から議論する。

2021年11月号では財務事務次官だった矢野康治さんの「このままでは国家財政は破綻する」が大きな波紋を呼びました。今後はそうした刺激的な論考が誌面を飛び出して立体的に展開されるわけです。

ポリティカルコレクトネスが声高に叫ばれ、メディアの自主規制が常態化している時代ですが、本誌の周りには今も「物が云いたくて、ウズウズしている」人がたくさんいます。

実は菊池寛は創刊号の編集後記にこんなことも書いています。
「いろいろな人々から悪口を云われても、大抵は黙っていた。が今年からは、自分に対する非難攻撃には、せいぜい、この雑誌で答えたいと思う」

菊池寛の創刊の精神をオンライン上でも引き継ぎ、今後も自由な心持で発信を続けていく――。「文藝春秋 電子版」は編集部にとって、第二の創刊でもあるのです。

皆さまの議論への参加を心待ちにしています。

―ー「文藝春秋」編集長 新谷 学

 

『文藝春秋』とは

『文藝春秋』は、大正12年に菊池寛が創刊。政治、経済、社会、文化、芸能、スポーツ…… 世の中で起きている様々な事柄について、「当事者」の声に耳を傾け、記事として読者へと届ける、「人間」を「面白がる」総合月刊誌です。

 
年2回(3月号、9月号)、芥川龍之介賞受賞作を発表し、全文掲載。渦中の人物の独占手記や知られざる事実を明らかにする調査報道により、大正、昭和、平成、令和の100年間を駆け抜けてきました。毎月10日発売。

 
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