安壇美緒さん〈スパイ×音楽〉小説『ラブカは静かに弓を持つ』のスペシャルコンテンツを公開 声優・斉藤壮馬さんと著者の対談、スピンオフ短編など掲載
2022年5月の刊行にされた安壇美緒さんの小説第3作『ラブカは静かに弓を持つ』(集英社)は、発売以降、度々重版となっています(11月1日現在5刷)。
ある事件をきっかけに心を閉ざしてしまった青年が、勤務先である著作権管理団体の上司の命令で音楽教室に「チェロを習う」という名目で潜入調査に入ったものの、教師や仲間とのふれあいの中で次第に変化を見せる、しかし、裁判の日が近づき…という、かつてない切なさに心震える「スパイ×音楽」小説です。
その『ラブカは静かに弓を持つ』の公式ページで、以下のコンテンツが配信開始となりました。
著者・安壇美緒さん×声優・斉藤壮馬さん スペシャル対談
『ラブカは静かに弓を持つ』の帯に推薦コメントを寄せた斉藤壮馬さんは、TVアニメ「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」主役の緋村剣心役など多くの作品で活躍中の人気声優。それ以外にも、初めての小説「いさな」を発表するなど、作家としても活動しています。そのため、安壇さんの「物語を編み出す背景」に興味津々の様子で……。
その「創作意欲」にあふれた対談がWebで配信開始となりました。
★URL:https://www.bungei.shueisha.co.jp/interview/rabukataidan2/
本編に登場するチェロ講師・浅葉をメインキャラクターにしたスピンオフ短編、掲載!
主人公・橘樹にチェロを教える浅葉桜太郎は、「あの先生、いいよね!」と読者の中にファンの多い存在。その浅葉の視点で、橘とのかけがえのない師弟関係のはじまりを描き出した、安壇美緒さん書き下ろしのスペシャルショートストーリー「音色と素性」を、作品の特設サイト内で掲載中です。
★URL:https://www.bungei.shueisha.co.jp/shinkan/rabuka/
なお、上記サイトでは安壇さんと作家・篠田節子さんの刊行記念対談、安壇さん×書店員さん×担当編集者のスペシャル座談会なども楽しめます。
著者プロフィール
著者の安壇美緒(あだん・みお)さんは、1986年生まれ、北海道出身。早稲田大学第二文学部卒業。2017年『天龍院亜希子の日記』で第30回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。
2020年、北海道の中高一貫の女子校を舞台にした青春長編『金木犀とメテオラ』を刊行、書店員からの熱い支持を受けロングセラーとなる。
ラブカは静かに弓を持つ 安壇 美緒 (著) 深く潜れば潜るほど、主人公と自分を重ね、浅葉先生に救われ、突き刺される。 その人は尊敬すべき師であると同時に、得がたい友人になった。 優れた演奏を聴き終えたかのような感動が胸に満ちてくる。 武器はチェロ。 少年時代、チェロ教室の帰りにある事件に遭遇し、以来、深海の悪夢に苛まれながら生きてきた橘。 |
【関連】
▼ラブカは静かに弓を持つ | 集英社 文芸ステーション
▼斉藤壮馬さん×安壇美緒さんスペシャル対談 | 集英社 文芸ステーション
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