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「本の学校」NPO法人化10周年記念!〈本の学校文化祭〉を開催 言語学者・金田一秀穂さんの講演会&本に関する“10の分科会”で読書の秋を楽しもう!

「本の学校」NPO法人化10周年記念!〈本の学校文化祭〉を開催

「本の学校」NPO法人化10周年記念!〈本の学校文化祭〉を開催

NPO法人「本の学校」(鳥取県米子市)は、NPO法人化10周年を記念して、言語学者・金田一秀穂さんの記念講演をはじめとした「本の学校文化祭」を、11月6日(日)に開催します。

 

「本の学校文化祭」について

NPO法人本の学校は、2022年3月1日に10周年を迎えました。

1995年に鳥取県米子市でスタートした本の学校大山緑陰シンポジウムは、業界や立場を超えて、本に関心をもつすべての人々をつなぐ〈場〉を提供しました。
そこに集った人々が各地でさまざまに活動をひろげ、いつしかゆるやかな輪が形づくられてきました。
これらの活動を絶やさないために誕生したのが、NPO法人本の学校です。

 
この度7月にオープンした鳥取県境港市・みなとテラスを会場に、本にまつわる各イベントを開催します。本が人々を繋ぐ新たな〈場〉のひとつとして「本の学校文化祭」をお楽しみください。

 
<本の学校 文化祭 開催概要>

■日時:2022年11月6日(日)10:00~16:45

■会場:境港市民交流センターみなとテラス(鳥取県境港市上道町3000)

■入場料:無料

■内容
◎記念講演:金田一秀穂さん「金田一先生の日本一受けたい授業 図書館は屋根のある広場」
◎10の分科会

■主催:認定NPO法人本の学校設立10周年記念本の学校実行委員会
■共催:鳥取県立図書館、境港市民図書館
■後援:鳥取県図書館協会、鳥取県公共図書館協議会、鳥取県学校図書館協議会、鳥取県大学等連絡協議会、鳥取県書店商業組合、今井書店グループ

★詳細&申込み:https://www.honnogakko.or.jp/archives/1704

 

【記念講演】「金田一先生の日本一受けたい授業 図書館は屋根のある広場」概要

金田一秀穂さん(言語学者・山梨県立図書館館長)

金田一秀穂さん(言語学者・山梨県立図書館館長)

■時間・会場:10:10~11:45 大ホール

■定員:400名

■講師:金田一秀穂さん(言語学者・山梨県立図書館館長)
〔聞き手〕柴野京子さん(NPO本の学校理事長・上智大学教授)

祖父(京助氏)、父(春彦氏)に続く日本語研究の第一人者で、テレビ出演も多数の金田一秀穂さん。
大学では、学生が受けて楽しい授業を実践され、図書館は誰にでもやさしい居場所でありたいという思いをお持ちの金田一さんにお話をうかがいます。

 

10の分科会

■時間・会場:13:00~16:45 (2部構成)  2F各会場

 
(1)(2)<トークイベント>本に関わる仕事をしたい皆さんへ(前・後編)~「夢」をかなえた業界の人が語るトークセッション~

鳥取県内で様々な立場から『本』に関わる仕事をしている方々にその仕事に就いた(目指した)理由、仕事のやりがいや難しさなどを赤裸々に語っていただきます。
※前編+後編の一体企画です。この分科会に参加される方は前編・後編続けての参加となります。

◎定員:40名
◎パネリスト:岸本佳那さん(琴浦町図書館)・佛坂美香子さん(鳥取県立境港高校)・山田裕果さん(鳥取大学附属図書館医学図書館)・阿部義弘さん(書店「一月と六月」店主)・島秀佳さん(今井出版(今井印刷)代表)・齋木小太郎さん(ポプラ社こどもの学び研究所 主席研究員)

 
(3)工作教室「どんぐりころちゃん人形を作ろう」&世界を旅するおはなし会

◇わらべうたや童謡を楽しむ時のグッズを身近な材料で作りましょう。実演や絵本の紹介もあります。
◎定員:20名
◎講師:山田節子さん(家庭文庫きんたろう文庫)

◇ストーリーテリング、絵本の読み聞かせでさまざまな国のお話を取り上げます。おはなしの世界旅行パスポートを作ってみましょう。◎語り手:大西明美さん(おはなしポケットの会)
◎講師:佐伯真由佳さん

 
(4)境港の偉人探し

インターネット上で貴重なデジタル化資料を閲覧できるシステム「とっとりデジタルコレクション」や郷土資料などを紹介しながら、境港市出身の人物「足立儀代松」さん(カナダ移住の先駆者)の事績について紹介します。 これから地元の人を調べてみたい人向けの講座です。学芸員と一緒に学んでみませんか?

◎定員:30名
◎講師:佐藤紘一さん(鳥取県立図書館)

 
(5)見えない見えにくい人の読書環境に触れてみよう!

点字体験、声の図書、マルチメディアデイジーの機器を操作してみませんか?体験を通じて、見えない・見えにくい人に関する知識や理解を深めてみましょう。

◎定員:15名
◎点字体験、声の図書、マルチメディアデイジー体験 担当:鳥取県ライトハウス
◎点字ユーザーのお話 講師:大道進一さん

 
(6)ポプラディアとMottoSokka!で考える~紙とデジタルはどこが違う?

令和4年度の鳥取県図書館大会で好評だった分科会です。新版ポプラディアの編集者・齋木小太郎さんと紙版のポプラディアと電子版のポプラディアMottoSokka!を比較しながら、調べ学習で使用する際の特徴や注意点を学んでみましょう。

◎定員:15名
◎講師:齋木小太郎さん(ポプラ社こどもの学び研究所 主席研究員)

 
(7)大好きな本をすすめよう!本屋さんの手書きPOP講座

POPとは本の楽しさや魅力を分かりやすく伝えるメッセージカードです。あなたのおすすめの本をPOPにして伝えてみましょう。POPの書き方講座のあとに、実際にPOPを作成するワークショップです。本屋さんと一緒にPOPを作ってみませんか?

◎定員:12名
◎対象:小学生・中学生・高校生
◎講師:今井書店スタッフ

 
(8)作家・皆藤黒助さんを囲んde読書会講座

境港市出身の作家・皆藤黒助さんを招き、著書である『ようするに、怪異ではない』に込めた思いを語っていただきます。後半に、皆藤さんと 4人の高校生・大学生による読書会を行います。皆藤さんと過ごす読書会を観覧しませんか?

◎定員:20名

 
(9)本の魅力を伝えよう!「上映ブックトレーラー受賞作品」&「決戦!ビブリオバトル」

ブックトレーラーとは、「映画の予告編」のように本の内容や魅力を映像で伝える「本の予告編」のことです。ブックフィルムフェスティバルでの鳥取県の受賞者作品を一緒に楽しみましょう!
事前エントリーした出場者(バトラー)たちによる ビブリオバトルを開催します! バトラーが5分間でおすすめの本を紹介しますので、あなたが一番読みたいと思った本に投票してみましょう!

◎定員:30名

 
(10)本でおしゃべりしよう!~ブックワールドカフェ@みなとテラス~

「ブックワールドカフェ」とは、ワールドカフェ方式を取り入れ、本を中心にした交流を表す造語です。ワールドカフェ方式は、カフェのようにオープンでリラックスした空間で行う意見交換の方法で、認識を深めたり新たな気付きを得たり、参加者同士の理解を深めることを主な目的としています。今回は、これを本の紹介に取り入れ、ブックワールドカフェという活動にしました。テーマに沿った本を持ち寄って、みんなでわいわいおしゃべりしましょう!

◎定員:20名

 
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