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失敗続きの出版社女子×野菜嫌いの青果店男子『キライが好きになる魔法 湘南しあわせコンフィチュール』が刊行

小春りんさん著『キライが好きになる魔法 湘南しあわせコンフィチュール』(装画:烏羽雨さん)

小春りんさん著『キライが好きになる魔法 湘南しあわせコンフィチュール』(装画:烏羽雨さん)

マイクロマガジン社は、オトナ女子向け文芸レーベル「ことのは文庫」より、小春りんさん著『キライが好きになる魔法 湘南しあわせコンフィチュール』(装画:烏羽雨さん)を10月20日に刊行します。

 

営業の仕事に向かう途中、みのりが雨宿りさせてもらった湘南の「フジミ青果」。そこは「野菜嫌いの店主」がいる不思議なお店で……。

本書は、仕事に失敗続きで人生切羽詰まってきた女子が「人生の幸せな味を見つけ出すまで」の物語。働いた経験があるなら共感できる、お仕事成長小説です。

 
【あらすじ】

社会人二年目、丸印出版の企画営業部(雑誌広告担当)に勤める西富(にしとみ)みのりは、ノルマに追われる日々を送っていた。

休日の外回り中、雨宿りのために偶然立ち寄った、湘南にある青果店『フジミ青果』で、みのりは〈野菜嫌い〉の店主・亮二(りょうじ)と出会う。
亮二が店主を務めるフジミ青果は、一見、ごく普通の青果店だが、実は野菜も果物も売っていない「青果のコンフィチュール専門店」だった。

雨が上がるまで試食をさせてもらったみのりは、そのあまりのおいしさに感動すると同時に、このお店をぜひ、自分の担当するグルメ雑誌で紹介したいと強く思う。
そんな話を切り出したみのりに、それまでの優しそうな表情を一変させた亮二は「帰れ!」と一喝するのだが――。

これは、仕事もうまくいかず、人生切羽詰まってきた女子が、極上の「野菜コンフィチュール」と、変わり者の青果店店主との出会いを通して少しずつ成長していく、ちょっとじれキュンありの、「人生の幸せな味を見つけ出すまで」の物語。

 
<「NetGalley」に寄せられた先読みレビューの一部を紹介>

◎仕事が辛くて辞めたくなるときありますよね。
それでも仕事を頑張るのはなぜでしょう?
みのりが言った答えは私が忘れていた気持ちで、はっとしました。
コンフィチュールのひとつの瓶を開けるごとに優しい気持ちや、仕事への心の変化が伝わり、私も頑張ろうという前向きな気持ちになりました。
(レビュアー)

◎雨が降らなければ出会わなかったコンフィチュール。
自分なりにやってきた仕事が思うようにならないもどかしさ。
そんな中、様々な人を通し気づかされる。
「自分は人に寄り添えているか?」「自分が作りたいものは何か?」と。
仕事を通して見えてくる人との繋がりや優しさは、おいしい食べ物が運んでくるんですね!
(図書館関係者)

 

『キライが好きになる魔法 湘南しあわせコンフィチュール』編集部おすすめポイント!

 
◆働いた経験があるなら絶対に共感できる「お仕事成長小説」

どんなに頑張っても仕事がうまくいかない新人社会人が、仕事の失敗から少しずつ学び成長していく。
「そういうことあるある!」という共感必至!王道のお仕事成長小説です。

 
◆じれキュン感満載の「第一印象最悪同士」から始まる恋愛模様

仕事上の行き違いから最悪の出会い方をした二人が、次第に誤解が解ける中、考え方の違いを受け入れ、徐々にかけがえのない間柄になっていく。
そんな二人を優しく見守る周囲の様子も素敵な、くすぐったくて甘酸っぱい「両片想い感」をしっかり味わえます!

 
◆物語を彩る、様々な種類の「コンフィチュール」が魅力的

定番の苺や桃をはじめ、トマトや新玉ねぎなど、ちょっと変わり種のコンフィチュールも登場。
それぞれをよりおいしく食べられる簡単レシピなどもさりげなくちりばめられ、食欲と知識欲を同時に満たしてくれます。

 

著者プロフィール

 
■著者:小春りん(こはる・りん)さん

静岡県出身、藤沢市在住。
既刊にスターツ出版『きみと僕の5日間の余命日記』『熱海温泉 つくも神様のお宿で花嫁修業いたします(スターツ出版キャラクター小説大賞受賞作)』『はちみつ色のキミと秘密の恋をした。(第10回 日本ケータイ小説大賞・TSUTAYA賞・ブックパス賞受賞作)』等がある。
Noicomi「トロイメライは嘘をつく」コミックス原作も。

 
■装画:烏羽雨(からすば・あめ)さん

イラストレーター。書籍装画実績として『いずみ野ガーデンデザイナーズ』(光文社文庫)、『昼寝の神様』(角川書店単行本)、『伊達スタッフサービス』(マイナビ文庫)、『夕刻の町に、僕らだけがいた』(スターツ文庫)等多数。

 

オトナ女子向け文芸レーベル【ことのは文庫】について

「心に響く物語に、きっと出会える」

ことのは文庫は、マイクロマガジン社より発行しているオトナ女子向け文芸レーベルです。
2019年6月に創刊後、『わが家は幽世の貸本屋さん』や『陰陽師と天狗眼』『極彩色の食卓』など様々な作品が登場しています。新作は毎月20日に発売。

 
★ことのは文庫公式サイト:https://kotonohabunko.jp/
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キライが好きになる魔法 湘南しあわせコンフィチュール (ことのは文庫)
小春りん (著), 烏羽雨 (イラスト)

失敗続きの出版社女子と、野菜嫌いの青果店男子。
湘南で彼らが手にしたのは、人生の幸せな味(野菜風味)。

 


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