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本屋を愛する著名人が“本屋での本との出会い”について語る「#木曜日は本曜日」プロジェクトが始動! 第1弾は上白石萌音さんが本と本屋を紹介

本屋を愛する著名人が“本屋での本との出会い”について語る「#木曜日は本曜日」プロジェクトが始動!

本屋を愛する著名人が“本屋での本との出会い”について語る「#木曜日は本曜日」プロジェクトが始動!

東京都書店商業組合は、本屋へ足を運ぶ習慣づくりを目指した新プロジェクト「#木曜日は本曜日」を始動しました。特設サイトをオープンし、プロジェクト第1弾として俳優・歌手の上白石萌音さんが出演するインタビュー動画を公開中です。

また、今後も毎週木曜日に、本屋と本を愛する著名人、インフルエンサー、作家十数名が「人生を変えた本」について、本屋でのエピソードを語るインタビュー動画を順次公開します。また、著名人、インフルエンサー、作家の方たちが選書した本を都内約180店舗で販売します。

 

8割が消えてしまった東京の本屋が一念発起! 「#木曜日は本曜日」プロジェクトが始動

近年、電子書籍の台頭・書籍のネット購入率の増加などを受け全国の本屋の数が激減しています。2000年には21495店舗存在した本屋が2020年には11024店舗(※出典:出版科学研究所)と約半数にまで落ち込み、東京都にある中小書店(街の本屋)を中心に組織する東京都書店商業組合の加盟店舗数もまた、2022年1月時点で287店と1984年の1426店のピークから8割程度減少しています。

こうした苦境を受け同組合では、お客さんの忙しい日々の中でゆっくり本と向き合う時間として、週の真ん中に位置する“木曜日”に目を向け、週に一回本屋へ足を運ぶ習慣づくりを目指して「#木曜日は本曜日」プロジェクトを10月6日より始動しました。

 
「#木曜日は本曜日」プロジェクトでは、「本屋のピンチを救いたい!」との思いに共感した、本屋と本を愛する著名人・インフルエンサー・作家十数名に「人生を変えた本」を選書してもらい、本屋での本との出会い・エピソードを語ってもらうインタビュー動画を順次公開します。さらに、東京都書店商業組合加盟約180の書店にて各著名人の選書を販売していきます。

その他SNSキャンペーンの実施や、購入特典として本棚をイメージした「#木曜日は本曜日 限定しおり」の店頭配布など、様々な取り組みを通じて本屋を盛り上げていきます。

 
プロジェクト第一弾では、俳優・歌手の上白石萌音さんの協力により、上白石さんが本屋を訪れるスペシャルムービーを作成。本ムービーは特設サイトおよび東京書店商業組合公式YouTubeチャンネル「東京の本屋さん~街に本屋があるということ~」にて公開中です。

また、上白石さんは「#木曜日は本曜日」プロジェクトに参加する書店の店内にて流れる店内放送も担当しています。毎週木曜日、上白石さんの声で「#木曜日は本曜日」プロジェクトについてお知らせが流れますので、ぜひ本屋へ足をお運びください。

★特設ページURL:https://honyoubi.com/

 

上白石萌音さん出演スペシャルムービー「世の中が嫌になった人にオススメの本」

【概要】

本屋を愛する著名人や作家、インフルエンサーの皆さまが「人生を変えた本」を紹介する動画シリーズ。
第1弾では、俳優・歌手の上白石萌音さんが登場。人生に影響を与えた本とは?自分にとって本屋はどんな場所か?について語っています。

動画前半は、上白石さんが選んだ絵本と小説の2冊を紹介。それぞれの本を読んだ時のエピソードについて聞きました。動画後半は、上白石さんが南麻布の小川書店に来店。本屋さんを自由に回り、お気に入りの本に出会いました。

 
★動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=XROfJ5O8Ghg

 

 
<上白石萌音さんコメント>

この度は東京の本屋さんにとって意義のあるプロジェクトに参加できることをとても嬉しく思っています。私は日ごろから本屋さんに”偶然の出会い”を探しに行くことが多いのですが、普段本を読まない方にもスルスルと読める本があるはずだ、と感じています。そんな1冊に出会うきっかけとして「#木曜日は本曜日」プロジェクトはぴったりなんじゃないか、と感じています。”この本を買いたい”という気持ちで行くもよし、無数の本の中で素敵な1冊との出会いを探すもよし、このプロジェクトを通じて皆さんが「誰かに語りたくなる1冊」との出会いを楽しんでもらえることを願っています。

 

上白石萌音さんプロフィール

1998年1月27日生まれ、鹿児島県出身。
第7回「東宝シンデレラ」オーディションにて審査員特別賞を受賞し、デビュー。

主な出演作として、映画「舞妓はレディ」「君の名は。」、「ちはやふる」シリーズ、ドラマ「カムカムエヴリバディ」、「記憶捜査」シリーズ、舞台「千と千尋の神隠し」などがある。エッセイや翻訳も執筆するほか、2016年からは歌手としても活動しており、2023年1月には武道館ライブを行う。

 

東京都書店商業組合について

東京都書店商業組合は、東京都にある中小書店(街の本屋)が中心となって組織されています。明治20年に発足した「東京書籍商組合」が元となり、現在に至ります。当組合は、街の本屋が生き残っていくために、読書推進・増売運動・共同購買・取引条件改善等に取り組んでいます。

 
<小川書店 代表取締役 小川頼之さん(東京都書店商業組合 常務理事 「#木曜日は本曜日」プロジェクト 実行委員会 委員長) コメント

明治20年からの長い歴史を誇る東京都書店商業組合は、時代の移り変わりに対応しながら、これまでも様々な取り組みを通じて東京の街の本屋を盛り上げてまいりました。そんな中、近年では電子書籍の台頭・キャッシュレス決済の増加やコロナウイルス感染拡大などを受けて、街の本屋の形を見直す機会が増えてきたように思います。そこで、本屋の最大の魅力でもある“まだ見ぬ本との偶然の出会い”をより多くの方に体験していただきたいという思いで「#木曜日は本曜日」プロジェクトを開始するに至りました。週の前半頑張った自分にご褒美の1冊や、週の後半を楽しむための1冊を探しに、ぜひこの機会に「木曜日」に遊びに来ていただきたいと思っています。

 
【関連】
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