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人はなぜ戦いを繰り返すのか? 茂木誠さん『増補版 「戦争と平和」の世界史 日本人が学ぶべきリアリズム』が刊行

茂木誠さん著『増補版 「戦争と平和」の世界史 日本人が学ぶべきリアリズム』

茂木誠さん著『増補版 「戦争と平和」の世界史 日本人が学ぶべきリアリズム』

茂木誠さん著『増補版 「戦争と平和」の世界史 日本人が学ぶべきリアリズム』がTAC出版より刊行されました。

 

日本人の戦争観を塗り替える、戦争通史の金字塔

本書は、駿台予備学校やネット配信のN予備校で世界史講師を務め、現在では歴史系YouTuberとしても活躍する茂木誠さんによる最新著書です。

2019年7月刊行の『「戦争と平和」の世界史 日本人が学ぶべきリアリズム』を、今日のロシアによるウクライナ侵攻を踏まえ、加筆・アップデートしたものです。

 
なぜ「戦争」は起きるのか。日本人は「戦争」とどう向き合ってきたのか。「戦争」を抑止するにはどうすべきなのか。「戦い」を通じて「秩序」を作り上げてきた人類の歴史を解き明かし、その核心に迫ります。

 

本書の構成

増補版 はじめに

はじめに

第1章 人類はいつから戦ってきたのか?

第2章 古代国家と戦争

第3章 中世の戦争と兵農分離

第4章 大義に支配された宗教戦争の時代

第5章 ウェストファリア体制と「徳川の平和」

第6章 国民国家の成立と「戦争の民主化」

第7章 『万国公法』と植民地支配

第8章 ビスマルク体制と明治日本の国際デビュー

第9章 明治日本の戦争

第10章 第一次世界大戦と国際連盟体制

第11章 昭和の軍部はなぜ暴走したのか?

第12章 日米戦争 破局への道

第13章 アメリカ幕府のもとで

第14章 日本を、戦場にしないために

あとがき
増補版 あとがき

 

著者プロフィール

著者の茂木誠(もぎ・まこと)さんは、東京都出身。ノンフィクション作家、予備校講師、歴史系YouTuber。駿台予備学校、ネット配信のN予備校で世界史を担当する。

著書に『経済は世界史から学べ!』(ダイヤモンド社)、『世界史で学べ! 地政学』(祥伝社)、『世界史とつなげて学べ 超日本史』(KADOKAWA)、『米中激突の地政学』(WAC)、『テレビが伝えない国際ニュースの真相』(SB新書)、『世界の今を読み解く「政治思想マトリックス」』(PHP研究所)、『「保守」って何?』(祥伝社)、『教科書に書けない グローバリストの近現代史』(ビジネス社・共著)、『バトルマンガで歴史が超わかる本』(飛鳥新社)、『「リベラル」の正体』(WAC・共著)など。

 

増補版 「戦争と平和」の世界史 日本人が学ぶべきリアリズム
茂木 誠 (著)

人はなぜ血で血を洗う戦いを繰り返すのか?ロシアのウクライナ侵攻を踏まえ、加筆・アップデートした最新版
米、中、露、欧州、その他諸国、そして日本…多極化する世界の覇権争いの舞台裏も解く、私たち日本人の戦争観を塗り替える戦争通史の金字塔

「世界史」を通じて読み解く「戦争と平和」
“古人類学による戦争の起源”から”戦時国際法の限界”、“21世紀の東アジアの未来”までがわかりやすく学べる。
日本人は“戦争”とどう向き合ってきたのか? 
そもそも人類はいかにして“戦争”を回避しようとしてきたのか?
「戦い」を通じて「秩序」を作り上げてきた人類の歴史の核心に迫る。

戦争とは何か、平和とは何かを考えるきっかけが得られる!
カリスマ世界史講師だからこそ書けた、「令和以降の世界を本気で考える」ための必読書

そもそも人類は、いかにして戦争を回避しようとしてきたのか、歴史を振り返っておく必要があるのです。―本文より

 


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