日本民俗学の原点となった柳田國男さん不朽の名著がヒグチユウコさんの装画で蘇る!『新装版 遠野物語』が写真や解説付きで刊行
大和書房は、柳田國男さんの名著に写真や解説を付け、ヒグチユウコさんの装画で新装した『新装版 遠野物語』を刊行しました。
100年以上の時を経て、日本民俗学を開眼させた不朽の名著がヒグチユウコさんの装画で蘇る!
「その昔、あの世とこの世は、行ったり来たりできるものだった。死んだお袋に再会したとき、いったい、何を言えば良いのか?遠野の物語には、そのヒントがいっぱい書かれている。」――スタジオジブリ 鈴木敏夫さん
山々に囲まれた隔絶の地、岩手県遠野は民族伝承の宝庫。天狗、河童、山人、神隠しなど幾多の怪異譚が、あなたを幻想世界へと誘う――。
完全再録した注釈と、遠野の原風景を切り取った口絵写真、民俗学の基本語を説く補注や詳密な検索に耐えられる索引に、柳田文学を追求した解説など、原書の格調をさらに高めた一冊です。
【目次より】
初版序文
再版覚書
遠野物語
遠野物語拾遺
後記―折口信夫
解説―谷川健一
補注-島 亨
著者プロフィール
著者の柳田國男(やなぎだ・くにお)さんは、1875年生まれ、兵庫出身。東京帝国大学卒業後、農商務省に勤務。貴族院書記官長などを経て朝日新聞に入社。
勤務の傍らに全国各地を訪れ、民俗調査を行った。その研究は柳田民俗学とも呼ばれて日本民俗学の祖とされている。1962年逝去。
新装版 遠野物語 柳田 國男 (著), 谷川 健一 (解説) ヒグチユウコ氏の素晴らしい装画で、 日本民俗学の原点となった不朽の名著が今蘇る! 完全再録した注釈と、 日本民俗学を開眼させた不朽の名著! |
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