【第五回京都本大賞】原田まりるさん『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』が受賞
「第五回 みんなで選ぶ 京都本大賞」の結果が発表され、原田まりるさんの『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』が受賞作品に選ばれました。
また、10月5日には第五回京都ガイド本大賞も発表されており、 『京都パンガイド+大阪・神戸・滋賀』が大賞に、グレゴリ青山さんの『深ぼり京都さんぽ』がリピーター賞に選ばれています。
第五回京都本大賞について
「京都本大賞」は、過去1年間に発刊された京都府を舞台にした小説の中から、もっとも地元の人々に読んで欲しいと思う小説を決める賞です。
決定方法は書店員と一般の読者の方の投票で決定します。
今回は、以下の最終ノミネート3作品の中から、原田まりるさんの『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』が大賞に輝きました。
【最終ノミネート作品】
『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』 (原田まりるさん/ダイヤモンド社)
『罪の声』 (塩田武士さん/講談社)
『手のひらの京(みやこ)』(綿矢りささん/新潮社)
第五回京都ガイド本大賞も発表
京都の書店員がおすすめする京都のガイド本を決める「第五回京都ガイド本大賞(京都ガイド本大賞2017)」が、先日(10月5日)に発表されました。
ビギナーの方も活用できる「大賞」と、何度も京都に来ているファンの方におすすめの「リピーター賞」があります。
■大賞:『京都パンガイド+大阪・神戸・滋賀』(朝日新聞出版・刊)
■リピーター賞:『深ぼり京都さんぽ』(グレゴリ青山さん・著 集英社インターナショナル・刊)
17歳の女子高生・児嶋アリサはアルバイトの帰り道、「哲学の道」で哲学者・ニーチェと出会います。
哲学のことを何も知らないアリサでしたが、その日をさかいに不思議なことが起こり始めます。
ニーチェ、キルケゴール、サルトル、ショーペンハウアー、ハイデガー、ヤスパースなど、哲学の偉人達がぞくぞくと現代的風貌となって京都に現れ、アリサに、『哲学する』とは、何かを教えていく感動の物語。
【関連】
▼京都府書店商業組合
▼京都本大賞(@kyotobontaisho) | Twitter
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