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【第五回京都本大賞】投票受付を開始 候補は『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』など3作品

「第五回 みんなで選ぶ 京都本大賞」の投票受付が9月11日より開始されました。

 

「京都本大賞」について

「京都本大賞」は、過去1年間に発刊された京都府を舞台にした小説の中から、もっとも地元の人々に読んで欲しいと思う小説を決める賞です。

決定方法は書店員と一般の読者の方の投票で決定します。

なお、今回の最終ノミネート作品は次の3作品です。

●『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』 (原田まりるさん/ダイヤモンド社)
●『罪の声』 (塩田武士さん/講談社)
●『手のひらの京(みやこ)』(綿矢りささん/新潮社)

 

「第五回 みんなで選ぶ 京都本大賞」 投票方法

 
■投票方法(以下の2通り)

●書店店頭での投票
書店店頭にある専用の投票用紙にて投票してください。

●ホームページからの投票
「京都本大賞投票フォーム」(http://www.books.gr.jp/kyotobon2017/)にて、投票する京都本1冊にチェックを入れて、(感想があれば記入して)、「入力内容の確認」ボタンをクリック。内容を確認した上で、「投票」ボタンをクリックしてください。
以上で投票が完了いたします。

 
■大賞の決定方法について
ネット投票1つにつき1ポイント、店頭での投票1つにつき5ポイントとして、最もポイントの数の多かったものを大賞とします。

 

過去の受賞作品

第1回『珈琲店タレーランの事件簿 』(岡崎琢磨さん)
第2回『聖なる怠け者の冒険』(森見登美彦さん)
第3回『ぼくは明日、昨日のきみとデートする。』(七月隆文さん)
第4回『京都寺町三条のホームズ』(望月麻衣さん)

 

ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。
17歳の女子高生・児嶋アリサはアルバイトの帰り道、「哲学の道」で哲学者・ニーチェと出会います。
哲学のことを何も知らないアリサでしたが、その日をさかいに不思議なことが起こり始めます。

ニーチェ、キルケゴール、サルトル、ショーペンハウアー、ハイデガー、ヤスパースなど、哲学の偉人達がぞくぞくと現代的風貌となって京都に現れ、アリサに、『哲学する』とは、何かを教えていく感動の物語。

 
罪の声
「週刊文春」ミステリーベスト10 2016国内部門第1位!
第7回山田風太郎賞受賞作。
逃げ続けることが、人生だった。
家族に時効はない。今を生きる「子供たち」に昭和最大の未解決事件「グリ森」は影を落とす。
「これは、自分の声だ」京都でテーラーを営む曽根俊也は、ある日父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。ノートには英文に混じって製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字。テープを再生すると、自分の幼いころの声が聞こえてくる。それは、31年前に発生して未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われた録音テープの音声とまったく同じものだった――。
未解決事件の闇には、犯人も、その家族も存在する。圧倒的な取材と着想で描かれた全世代必読!

昭和最大の未解決事件―「ギンガ萬堂事件」の真相を追う新聞記者と「男」がたどり着いた果てとは――。
気鋭作家が挑んだ渾身の長編小説。

 
手のひらの京
なんて小さな都だろう。
私はここが好きだけど、いつか旅立つときが来る――。
奥沢家三姉妹の日常に彩られた、京都の春夏秋冬があざやかに息づく、綿矢版『細雪』

おっとりした長女・綾香は31歳、次第につのる結婚へのあせり。一方、子供の頃からモテて、恋愛に生きる次女・羽依は入社早々、職場で人気の上司と恋仲に。大学院で研究に没頭するリケジョの三女・凜は自ら人生を切り拓くべく、いずれ京都を出ようとひとり心に決めていた。生まれ育った土地、家族への尽きせぬ思い。かけがえのない日常に宿るしあわせ。人生に、恋に悩みながらもまっすぐ生きる三姉妹の成長と旅立ちの物語。

 
【関連】
京都府書店商業組合
京都本大賞(@kyotobontaisho) | Twitter
京都本大賞投票フォーム2017

京都本大賞に、『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』がノミネート! | ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。 | ダイヤモンド・オンライン

 


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