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司馬遼太郎さん歴史小説 『竜馬がゆく』を鈴ノ木ユウさんがコミカライズ!

漫画『竜馬がゆく』司馬遼太郎/鈴ノ木ユウ(文藝春秋)

漫画『竜馬がゆく』司馬遼太郎/鈴ノ木ユウ(文藝春秋)

司馬遼太郎さんの歴史小説『竜馬がゆく』がコミカライズされ、4月28日発売の『週刊文春』5/5・12合併号(文藝春秋)より連載開始となりました。漫画化を手がけるのは、二度もテレビドラマ化された産科医療漫画『コウノドリ』の作者・鈴ノ木ユウさんです。

 

司馬遼太郎さんの傑作歴史小説『竜馬がゆく』が初の漫画化!

初の漫画化となる、坂本竜馬作品の原点『竜馬がゆく』。原作を読んだことがない若い世代の読者にも、古くからの司馬遼太郎ファンにも楽しめる作品です。

漫画『竜馬がゆく』司馬遼太郎/鈴ノ木ユウ(文藝春秋)

漫画『竜馬がゆく』司馬遼太郎/鈴ノ木ユウ(文藝春秋)

 
<鈴ノ木ユウさん コメント>

「漫画化するにあたり何度も小説を読み返しました。司馬先生が何を伝えたかったか、何を後世に残したかったのか、を常に考えながら描いていきますので応援よろしくお願いします」

 
なお、作者の鈴ノ木ユウさんは同日発売の『モーニング』22・23合併号(講談社)より『コウノドリ』の新シリーズ「新型コロナウイルス編」も同時連載します。 

 

著者プロフィール

 
■司馬遼太郎(しば・りょうたろう)さん

1923年生まれ。大阪府出身。産経新聞在職中の1960年に『梟の城』で第42回直木賞を受賞。1966年の『竜馬がゆく』『国盗り物語』での第14回菊池寛賞はじめ、多くの賞を受賞。

主な著書に『燃えよ剣』『坂の上の雲』『翔ぶが如く』『関ヶ原』『功名が辻』『菜の花の沖』など多数。1996年没。

 
■鈴ノ木ユウ(すずのき・ゆう)さん

1973年生まれ。山梨県出身。2007年「東京フォークマン/都会の月」で第52回ちばてつや賞に準入選。2010年に「エビチャーハン」で第57回ちばてつや賞に入選。

2011年「おれ達のメロディ」を『モーニング』(講談社)に短期集中連載。同誌に2013年から2020年にかけて連載した、産科医療を題材とする『コウノドリ』は第40回講談社漫画賞の一般部門を受賞。累計800万部超。綾野剛さん主演で二度テレビドラマ化された。

 

週刊文春 2022年5月5・12日合併号

<原作小説>

新装版 竜馬がゆく (1) (文春文庫)
司馬 遼太郎 (著)

幕末維新史上の奇蹟といわれる坂本竜馬。土佐の郷士の次男坊、しかも浪人の身でありながら、大動乱期に卓抜した仕事をなしえた。 竜馬の劇的な生涯を中心に、同じ時代をひたむきに生きた若者たちを描く、大歴史ロマン。全8巻。 たびたびドラマ化もされ、現在の竜馬像はこの本で形づくられたともいえる、累計2500万部の国民的ベストセラー。 (一)弱虫の末っ子だった竜馬が19歳で江戸へ。剣術修行に励むなか、2度目の来航を果たした黒船を目の当たりにし、その異様な大きさに仰天する。 (二)勤王・攘夷の勢力と、幕府の抗争が激化。武市半平太率いる土佐勤王党に属しながら、さらに大きな飛躍を求めて、竜馬は脱藩を決意する。 (三)浪人となった竜馬は、幕府の要職にある勝海舟と運命的な出会いをする。攘夷熱の高まるなか、開国して海外と交易しなければならないと、考えるようになる。 (四)勝の海軍構想実現に向け、資金調達に奔走する竜馬。長州の没落、薩摩の保守化、土佐の勤王政権も瓦解。そして竜馬は一隻の軍艦を手に入れる。

 


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