あなたの隣人は「まとも」ですか? 矢樹純さん初単行本『マザー・マーダー』が刊行 特典として特別掌編「ろくでなしの消失」を期間限定で提供
2020年に日本推理作家協会賞・短編部門を受賞した作家・矢樹純さんの初の単行本『マザー・マーダー』が光文社より刊行されました。
最低5回は必ず唸らされる、企みと驚きに満ちた連作短編集
『マザー・マーダー』は発売以降、ダ・ヴィンチ、ミステリマガジン、リアルサウンドブック、東京新聞、東奥日報などの書評でも取り上げられ、物語の中に緻密に仕掛けられたトリックが話題になっています。
<あらすじ>
めくるめく、どんでん返し。全方位に仕掛けられた罠。あなたは何度でも騙される。息子を溺愛し、学校や近隣でトラブルを繰り返す母親。家から一歩も出ず、姿を見せない息子。最愛の息子は本当に存在しているのか――歪んだ母性が、やがて世間を震撼させるおぞましい事件を引き起こす。企みと驚きに満ちた傑作ミステリ。
『マザー・マーダー』購入特典について
『マザー・マーダー』では、期間限定の購入特典として、矢樹純さんの特別掌編「ろくでなしの消失」を提供します。『マザー・マーダー』購入の方は、以下の方法でご応募ください。
※特別掌編は、矢樹純さんが登録制のメルマガ〈やぎのおたより〉2022年2月18日配信号にて公開されたものです。
■応募方法:『マザー・マーダー』に関するクイズの回答及び必要事項を記入の上、以下の送付先までメールしてください。担当者より「ろくでなしの消失」が記載されているURLが送信されます。
■質問:『マザー・マーダー』第三話「崖っぷちの涙」に登場する「野崎」がコンビニで買った昼食は何でしょうか?
■必要事項:氏名・メールアドレス・回答
■送付先:info@appleseed.co.jp/担当:栂井(とがい)様・有海(ありうみ)様
■応募締め切り:2022年6月30日(木)
著者プロフィール
著者の矢樹純(やぎ・じゅん)さんは、1976(昭和51)年生まれ。青森県出身。小説家、漫画原作者。
実妹とコンビを組み、加藤山羊の合同ペンネームで、2002(平成14)年『ビッグコミックスピリッツ増刊号』にてデビューする。『あいの結婚相談所』『バカレイドッグス』などの原作を担う。
2012年「このミステリーがすごい!」大賞に応募した『Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件』で小説家としてデビュー。2019年に上梓した短編集『夫の骨』が注目を集め、2020(令和2)年に表題作で日本推理作家協会賞短編部門を受賞する。
他の小説作品に『がらくた少女と人喰い煙突』『妻は忘れない』がある。現在、『小説推理』にて「不知火判事の比類なき被告人質問」を連載中。
マザー・マーダー 矢樹純 (著) |
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