角川春樹事務所創立30周年記念企画!シリーズ「にほんの詩集」全12冊を4か月連続刊行 第1弾は谷川俊太郎さん、中島みゆきさん、長田弘さん
角川春樹事務所は同社の創立30周年記念企画として、シリーズ「にほんの詩集」全12冊を4月15日より4か月連続で刊行します。
谷川俊太郎さん、金子みすゞさん、中島みゆきさんをはじめ、共感しやすい詩集を厳選!
詩には、心を解き放ってくれる力があります。力強く、優しく、私たちを支え、すべてを愛おしみ、慈しむ気持ちで満たしてくれます。詩をもっと身近に感じてほしい――そんな想いで、新たな詩集シリーズが刊行されることとなりました。
当代一の詩人・谷川俊太郎さん、「祝婚歌」で知られる吉野弘さん、東日本大震災直後にCMで話題になった金子みすゞさん、魂のこもった歌詞で人々の心を揺さぶり続ける中島みゆきさんなど、全十二冊。
人気実力ともに定評のある装丁家・鈴木久美さんとイラストレーターの西淑さんによる美しい造本にて、子供のころ教科書で読んだ懐かしい一篇との再会、一生大切にしたい一篇との新たな出会いを提供します。
本シリーズは、角川春樹さんがプロデュース。幅広い世代に絶大な支持を集める中島みゆきさんをはじめ、共感しやすい詩歌を厳選。いま小中学校で使われている教科書、また、過去の教科書に掲載された詩を多数収録します。
第1弾!4月のラインナップ
◆『谷川俊太郎詩集』
昭和、平成、令和の三時代を通して第一線で活躍を続ける国民的詩人。言葉にならないものを言葉にして、詩のよろこびと感動を与えてくれる著者の、最新自選詩集。
収録作品:二十億光年の孤独/生きる/朝のリレー/さよならは仮のことば/生まれたよ ぼく ほか
◆『長田弘詩集』
ある日の食卓、妻との別れなど、誰の心の中にもある風景や人生を、平易な言葉で美しくすくい取る詩人。安らぎと深い思索を深めてくれる詩の数々。
収録作品:最初の質問/おおきな木/ひとはねこを理解できない/ブドー酒の日々/ふろふきの食べかた ほか
◆『中島みゆき詩集』
1975年のデビュー以来、時代に向き合い、愛すること、生きること、そして生きていくために必要なものについて問い続ける中島みゆきさん。魂から湧き出る歌詞は、人生の詩そのもの。
収録作品:時 代/わかれうた/空と君のあいだに/宙 船(そらふね)/糸/進化樹 ほか
上記3冊のケース入り版も同時発売されます。
5月以降のラインナップ
【5月刊行予定】
◆『吉野弘詩集』
ひとの営みや自然の移り変わりを、飾らない眼差しでとらえ、深く、やわらかく、誠実にうたいあげた。多くの人に愛される「祝婚歌」をはじめとした、選りすぐりの名詩。
収録作品:祝婚歌/I was born/夕焼け/奈々子に/香水 グッド・ラック/或る朝の ほか
◆『金子みすゞ詩集』
「私」という存在や金魚やすずめなどの小さな生き物、宇宙の成り立ちまで、詩の言葉に託し、大切な心のありかをのびやかに、ときにかなしくうたった詩の数々。
収録作品:小さなうたがい/見えないもの/土/私と小鳥と鈴と/こだまでしょうか ほか
◆『萩原朔太郎詩集』
人間の感情のすみずみにまで届く言葉で、人生や故郷を想う気持ちを鮮やかに歌い上げた詩人。時代を超えて立ち上がる、日本を代表する叙情詩人の名詩選集。
収録作品:殺人事件/青猫/風船乗りの夢/旅上/中学の校庭/漂泊者の歌 ほか
【6月刊行予定】
◆『中原中也詩集』
無頼な心をひっさげて、生き急ぐように夭折した詩人。生き方そのものが「詩(うた)」になり、その「詩(うた)」に殉じた詩人が遺した、激しさと繊細さを兼ね備えた魂の詩の数々。
収録作品:サーカス/汚れっちまった悲しみに……/含羞(はじらい)/六月の雨/春日狂想/別離 ほか
◆『石垣りん詩集』
家族、会社、そして社会に、ひるむことなく向き合い、自らを律して生きてきた著者。小さき者、弱き者らへの慈しみや孤独な心情を鮮やかに解き放った代表詩など。
収録作品:契/私の前にある鍋とお釜と燃える火と/シジミ/表札/定年/空をかついで ほか
◆『まど・みちお詩集』
自分が自分であることを喜び、この世に存在するあらゆるものとあらゆるいのちを慈しむ詩人。誰もが知る「ぞうさん」はじめ、自然や人間への賛美のうたの数々。
収録作品:リンゴ/ぞうさん/わらいたくて ねむたくて/ほこり/ふしぎな ポケット/せんねん まんねん ほか
【7月刊行予定】
◆『寺山修司詩集』
戦後の高度経済成長期、時代を駆け抜けていった才能。詩を中心に、短歌・俳句、歌謡曲から戯曲、未刊詩集まで。青春の痛みと優しさを包んだ寺山修司のエッセンス。
収録作品:故郷の母のことを思い出したら[時には母のない子のように]/五月の詩/空には本(抄)/田園に死す(抄)/山羊にひかれて/裏窓 ほか
◆『工藤直子詩集』
のはらで暮らす生き物たちの詩(うた)「のはらうた」で知られる。動植物の営みや季節の移ろい、そして心象風景を軽妙な筆致でうたいあげた言葉の数々。
収録作品:海の はじまり/ちびへび/こどものころに みた空は/てつがくのライオン/あいたくて/また あいたくて ほか
◆『宮沢賢治詩集』
東北の自然・風土、文学、宗教などから培われた独自の生命観をもとに、言葉とイメージを無限の宇宙まで広げ、解き放った繊細な言葉は、どれも不思議な輝きに満ちる。
収録作品:春と修羅/雲の信号/永訣の朝/青森挽歌(ばんか)/眼にて云う/[雨ニモマケズ] ほか
にほんの詩集 谷川俊太郎詩集 谷川 俊太郎 (著) 昭和、平成、令和の三時代を通して第一線で活躍を続ける国民的詩人・谷川俊太郎。 |
にほんの詩集 長田弘詩集 長田 弘 (著) ある日の食卓、妻との別れなど、誰の心の中にもある風景や人生を、平易な言葉で美しくすくい取る詩人・長田弘。 |
にほんの詩集 中島みゆき詩集 中島 みゆき (著) デビュー以来、時代に向き合い、愛すること、生きること、そして生きていくために必要なものについて問い続ける中島みゆき。 |
にほんの詩集3冊ケース入り(1)谷川俊太郎詩集・長田弘詩集・中島みゆき詩集 谷川俊太郎・長田弘・中島みゆき (著) |
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