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あさのあつこさんが人・社会の「差別」意識に切り込む『彼女が知らない隣人たち』が刊行 デビュー30周年記念!あさのさんと行く「『バッテリー』聖地巡礼ツアーin岡山」も開催

あさのあつこさん著『彼女が知らない隣人たち』

あさのあつこさん著『彼女が知らない隣人たち』

あさのあつこさんの最新刊『彼女が知らない隣人たち』がKADOKAWAより刊行されました。

また、6月にはあさのあつこさんの作家デビュー30周年記念イベントとして、「『バッテリー』聖地巡礼ツアーin岡山」が開催されます。

 

人の、社会の、「差別」意識に切り込む衝撃作『彼女が知らない隣人たち』

シリーズ累計1000万部突破の『バッテリー』ほか、『弥勒の月』『烈風ただなか』『薫風ただなか』……数多くの人気作を世に送り続ける作家・あさのあつこさんの最新刊は、社会に蔓延る「差別」に鋭く切り込む、家族の、人の、そして私たち自身の意識を問う感動作です。

 
<あらすじ>

これは、世界のどこかで起きているのではなく、あなたの、すぐ隣で起こっているのだ!

ある地方都市に暮らす咏子は、夫と息子と娘を持つ平凡な主婦だ。ある日、駅近の商業施設で爆発事件が発生。そして翌日には、市立図書館でも。いったいなぜ、この小さな町でこんなことが?

咏子は、しかし、今まで気にも留めなかった周囲の異変に、徐々に気がついていく。高校生の息子の言動、パート先の技能実習生に対する暴力、そして……。

 

作家デビュー30周年記念イベントも開催!

6月にはあさのあつこさん作家デビュー30周年記念イベントとして、「『バッテリー』聖地巡礼ツアーin岡山」が開催される予定です。

 
なんと著者と一緒に一泊二日の旅行ができるチャンスです(※定員40名〔予定〕/先着順)。

★詳細:https://travel.willer.co.jp/entertainment/asanoatsuko_22sp/

 

著者プロフィール

著者近影(著者提供)

著者近影(著者提供)

著者のあさのあつこさんは、岡山県出身。大学在学中より児童文学を書き始める。『ほたる館物語』で1991年作家デビュー。

『バッテリー』およびその続編で野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞。

『敗者たちの季節』、「かんかん橋」シリーズ、「弥勒」シリーズ、『明日へつながる5つの物語』、『もりもり森のネコロッケ』他、絵本から時代小説まで幅広いジャンルで活躍している。

 

彼女が知らない隣人たち
あさの あつこ (著)

それは「遠い火事」のようで、本当は「私の隣」で起きている

地方都市で暮らす三上咏子は、縫製工場でパートとして働きながら、高校生の翔琉と小学生の紗希、夫の丈史と平凡な毎日を送っていた。ある日の夕方、駅近くの商業施設から白い煙が上がるのを目撃。近くの塾に通う息子が気になり電話を掛けるが、「誰かが爆弾を仕掛けたテロだ」と興奮して語る様子に違和感を覚える。翌日、今度は市立図書館でも同様の事件が発生。いったいなぜこの町で、こんなことが? 咏子は今まで気にも留めなかった、周囲の異変に気がついていく……。

 
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