本のページ

SINCE 1991

「十二国記」シリーズ刊行30周年!本とことばとグッズのお店「十二国記屋」を開催

「十二国記」シリーズ刊行30周年!本とことばとグッズのお店「十二国記屋」を開催

「十二国記」シリーズ刊行30周年!本とことばとグッズのお店「十二国記屋」を開催

累計1280万部を超える、小野不由美さんのベストセラー「十二国記」シリーズの刊行30周年を記念して、TOBICHI東京は主要登場人物らの巨大パネルとともに、「十二国記」の「ことば」を展示する「十二国記屋」を1月27日(木)~1月30日(日)に開催します。

 

「十二国記」のことばを展示

▲新作長編発売時に展開された広告なども展示予定

▲新作長編発売時に展開された広告なども展示予定

「十二国記」は1991年9月25日にエピソード・ゼロである『魔性の子』が刊行されてから累計1280万部を超えるベストセラーとなり、30年もの間、読みつがれています。

 
この物語に心惹かれる理由は、読む人によって様々でしょうが、苦難を乗り越えて人生を切り拓く登場人物たちの力強いことばの数々が大きな魅力であることは疑う余地がないでしょう。

「十二国記屋」では、主要登場人物らの巨大パネルとともに、彼らの「ことば」を展示します。泰麒、景王、珠晶、李斎……ぜひことばに浸りに来てください。

 
<祝!「十二国記」30周年「十二国記屋」~本とことばとグッズのお店~ 開催概要>

■期間2022年1月27日(木)~1月30日(日)11:00-19:00

■場所:TOBICHI(東京都千代田区神田錦町3-18 ほぼ日神田ビル1F)

★詳細:https://www.1101.com/tobichi/tokyo/exhibition/detail/?p=9109

 

はじめての方には、「十二国記のあるきかた」も用意! 何度も読んでいる方は語り合おう!

まだ読んでいない方は、どこからどう手をつけて良いか迷われるかもしれませんが、ご安心ください。本イベントでは「十二国記」をすべて用意しつつ、おしゃべりでお節介な案内役が常駐します。

 
「十二国記」ファンのほぼ日スタッフがつくった「十二国記のあるきかた」も用意しており、「物語の世界観を堪能するなら、この順番で」「まずは、ふたりの主要登場人物のストーリーを追う読み方があります」「一冊だけ読むなら、ぜひこれを!」といった案内をします。

 
すでに何度も読んでいらっしゃる方、物語について語り合う同好の士を求めていらっしゃる方も遊びに来て下さい。きっと仲間が見つかります。

 

記念グッズの先行販売、いままでのグッズもいろいろ用意

▲会場先行販売のICカードステッカー

▲会場先行販売のICカードステッカー

会場では、特別に3種類の新作グッズを先行販売されます。他にも大きなスペースで「十二国記」グッズを取りそろえています。

 
取り扱い予定商品

◎クリアファイル(先行販売)440円(税込)
景王の壮麗な絵柄に加えて、山田章博さんによるかわいい「ちびキャラ」がちりばめられた新柄7種です。

◎ICカードステッカー(先行販売)440円(税込)
久遠の庭、主要キャラクターが勢揃いしたもの、全巻表紙の装画がデザインされたものなど17種類のICカードステッカーです。

◎ちびキャラダイカットステッカー(先行販売)242円(税込)
シリーズ30周年記念に絵師の山田章博さんが描きおろした「ちびキャラ」のダイカットステッカーは14種あります。

 
他にも、発売されたばかりのアクリルスタンドキーホルダーの新作やてぬぐいの新柄、いままでのグッズなども並ぶ予定です。新しい年の始まりに、「十二国記」の人々に会いに来てください。

 

「十二国記」とは

1991年から読みつがれる小野不由美さんの代表作。私たちの住む世界と、地図上にない十二の国からなる異世界《十二国》とを舞台に繰り広げられる壮大な物語です。

懸命に生きる市井の民、政変に翻弄される王、理想に燃える官吏などが丹念に綴られ、その深淵な人間ドラマは私たちに「生きる意味」と「信じる強さ」を問いかけます。

 
2019年の10月~11月に18年ぶりに新作4冊が発売され大きな話題に。最初に読む方には『月の影 影の海』(上・下)2冊が、物語の世界観、その世界の仕組みなどが、よく説明されているためおススメです。

 

白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記 (新潮文庫)
小野 不由美 (著)

18年ぶりの書下ろし新作、ついに!
驍宗様(あなた)こそ泰麒(わたし)が玉座に据えた王。
だが――。戴国の怒濤を描く大巨編、開幕!

戴国(たいこく)に麒麟が還る。王は何処へ──。
乍(さく)驍宗(ぎょうそう)が登極から半年で消息を絶ち、泰麒(たいき)も姿を消した。王不在から六年の歳月、人々は極寒と貧しさを凌ぎ生きた。案じる将軍李斎(りさい)が慶国(けいこく)景王(けいおう)、雁国(えんこく)延王(えんおう)の助力を得て、泰麒を連れ戻すことが叶う。今、故国(くに)に戻った麒麟は無垢に願う、「王は、御無事」と。──白雉(はくち)は落ちていない。一縷の望みを携え、無窮の旅が始まる!

月の影 影の海 (上) 十二国記 1 (新潮文庫)
小野 不由美 (著), 山田 章博 (イラスト)

「お捜し申し上げました」──女子高生の陽子の許に、ケイキと名乗る男が現れ、跪く。そして海を潜り抜け、地図にない異界へと連れ去った。男とはぐれ一人彷徨(さまよ)う陽子は、出会う者に裏切られ、異形(いぎょう)の獣には襲われる。なぜ異邦(ここ)へ来たのか、戦わねばならないのか。怒濤(どとう)のごとく押し寄せる苦難を前に、故国へ帰還を誓う少女の「生」への執着が迸(ほとばし)る。シリーズ本編となる衝撃の第一作。

魔性の子 十二国記 0 (新潮文庫)
小野 不由美 (著), 山田 章博 (イラスト)

どこにも、僕のいる場所はない──教育実習のため母校に戻った広瀬は、高里という生徒が気に掛かる。周囲に馴染まぬ姿が過ぎし日の自分に重なった。彼を虐(いじ)めた者が不慮の事故に遭うため、「高里は祟(たた)る」と恐れられていたが、彼を取り巻く謎は、“神隠し”を体験したことに関わっているのか。広瀬が庇おうとするなか、更なる惨劇が……。心に潜む暗部が繙(ひもと)かれる、「十二国記」戦慄の序章。

 
【関連】
HOBONICHI の TOBICHI – ほぼ日刊イトイ新聞

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です